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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの私立探偵 濱マイク

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映画監督林海象による、同名の探偵を主人公とするハードボイルド探偵ドラマのシリーズである。主演は永瀬正敏。1993年から1996年にかけて映画3部作が製作・公開され、後にテレビドラマ化された。

タイトルはミッキー・スピレーンのハードボイルド探偵小説『マイク・ハマー』シリーズを捩ったもの。主人公のマイクは横浜黄金町に実在する映画館・横浜日劇の2階に事務所を構え、妹と共に暮らしているという設定である(なお、横浜日劇は2005年2月をもって閉館している)。


映画版

三部作として1993年から1996年までに3本が製作・劇場公開された。脚本・監督は全て林海象自身が手がけた。古き日本映画へのオマージュとして、1作目はモノクロで撮影され、2作目は1950年代のカラーの日本映画のようなシネマスコープサイズ・総天然色で撮影する予定だったが、製作当時は既に総天然色の技術適用が困難になっていたため、2・3作目は通常のカラーフィルムで撮影された(『総天然色の技術適用』が何を指しているのかは不明。日本映画におけるカラー映画は、ごく一部のコニカラー(染色による発色)以外は、通常のカラーフィルムによるものであるからだ)。

主演の永瀬正敏は林監督作「ジパング」に出演を望んだが叶わず、その後、林が監督を務めるということで「アジアンビート」シリーズに主役で迎えられた。しかし、プロデュース業に多忙となった林は監督予定だった、日本のエピソード「アイ・ラブ・ニッポン」を降板することとなった。濱マイクシリーズはその時の約束を実現する為に作られたものでもある。






主な出演者

濱マイク:永瀬正敏
横浜日劇の二階に事務所を構える私立探偵。
名前は母親(伝説のストリッパー・濱リリー。父親は不明)の洋物志向が強かった為付けられた。13歳の頃、2歳の妹・茜を連れ、母親の元を去った。養護施設に預けられた後、日劇支配人の福寿氏に引き取られるが、たびたび街で暴力沙汰を起こすようになる。日ノ出工業高校入学後、傷害事件で鑑別所に送られる。高校中退後、自衛隊に入隊するがすぐに脱退。
宍戸に黄金町に連れ戻され、エース探偵事務所で修行に励みながら探偵学校卒業、濱マイク探偵事務所を設立。本名で活動する稀な探偵。愛車はメトロポリタン。口癖は「困ったときはいつでも来なよ!」夢は自分の稼いだお金で妹を大学に通わせること。妹には頭が上がらないが、妹の幸せを何より願っている。
川崎にある「探偵事務所5」の探偵が持つ「5ナンバー」を持っているらしい。(横浜支部の一員)

濱茜:大嶺美香
物心ついた時には両親はなく、兄マイクとの二人兄妹。福寿氏の勧めで入学した山手のお嬢様学校に通う女子高生。性格は心優しく、しっかりもの。兄想いで近所付き合いもよく、いつも兄の世話をしている。
学校の成績は優秀で、横浜国立大学英文科に入学した。将来の夢は医者や弁護士など自立した職業に就くこと。

宍戸錠:♠宍戸錠
横浜・関内に「エース探偵事務所」を構える私立探偵。マイクの師匠。
元は伊勢佐木署の刑事で職務中に兄を打たれたことをきっかけに刑事を辞職。自ら培ってきた幅広い人脈と捜査能力を活かして探偵となる。頭脳明晰で情にも厚く男気がある。

星野光:南原清隆
白タク運転手兼情報屋。
身寄りがなく小さい頃からスリの技術を身につけ達者な口を生かしては人を騙して金を巻き上げ鑑別所送りとなる。マイクとは鑑別所時代に知り合う。 マイクが唯一の友達。「濱君、星野君」と呼び合う(マイクを苗字で呼ぶのを許されているのは星野だけ)。
友達をいいことに、いつもいいように使われる。野球が大好きで、大の横浜ベイスターズファン。夢は 本場の大リーグ観戦に行くこと。

中山八平:麿赤児
伊勢佐木署捜査四課勤務。その前は少年課でその頃からマイクを目の敵にしている。
小心者だが虚栄心が強く超権威主義者。検挙率を上げるためなら手段を選ばず、容疑者を片っ端からしょっ引いてくることで悪名高い。通称「免罪のハチ」。署内でも嫌われている。

岩崎:梶原善
マイクの幼馴染で同じ中学を卒業した悪友の一人。立ち飲み屋「岩崎屋酒店」のドラ息子。気が短くケンカっ早く、マイクとは昔から喧嘩ばかりしてきたが仲はいい。

北村:阿南健治
マイクの友人の中では唯一まじめなタイプ。気が弱く優しくて働き者。「北村精肉店」の二代目。押しの弱い性質で、マイクたちの誘いをいつも断れないでいる。

近藤:近藤芳正
日劇斜め向かいにあるアジア雑貨「神風」のオーナー。口は達者で銭勘定ばかりしているが腕っ節はそれほどでもない。中学の同級生・雅子と結婚。

雅子:宮地雅子
マイク、岩崎、北村、近藤らとは中学時代からの付き合いで、昔からマイクにあこがれていたが、現在は近藤の妻。男に惚れっぽく、何かとマイク達の世話を焼いている。男勝りの性格で気は強い。

比留間あさ:千石規子
横浜日劇オープン以来ずっと日劇に勤めるモギリのベテラン。映画については知らないことはない。 濱マイク探偵事務所依頼に来た客にでも必ず映画のチケット代を払わせている。 「映画を見る余裕もなくっちゃぁ、人間おしまいだわ。」が口癖。

福寿祁久雄:福寿祁久雄
マイクと茜の育ての親。横浜日劇のオーナー。日劇二階席の一部を仕切り、事務所としてマイクに貸している。 ジャズと映画と横浜をこよなく愛する粋な男である。



作品リスト

「我が人生最悪の時」
1993年公開・他の出演者:南果歩、佐野史郎、塚本晋也、修健、楊海平、侯徳健 他
「遥かな時代の階段を」
1994年公開・他の出演者:佐野史郎、塚本晋也、鰐淵晴子、岡田英次、杉本哲太、白川和子、坂本スミ子 他
「罠 THE TRAP」
1996年公開・他の出演者:夏川結衣、山口智子、杉本哲太、黒沢あすか、杉本彩、喜多嶋舞、利重剛、小日向文世、佐野史郎 他


余談

「罠」は1995年公開の予定であったが、当時世間を騒がせたオウム真理教の事件の影響で(作品の中で薬物を使った連続殺人事件が描かれている)、翌年に公開が延期された。
「我が人生最悪の時」のタイトルは映画「我等の生涯の最良の年」から「罠 THE TRAP」は「黒い罠」からインスピレーションされている。
濱マイクが永瀬正敏を調査するという企画本「THE NAGASEFILE 永瀬正敏の真相」(角川書店)が出版された。


漫画版

1996年から1998年にかけて「ビジネスジャンプ」に連載。原作・林海象 、作画・井上紀良による完全オリジナルストーリー。
タイトルは「私立探偵 濱マイクシリーズ」 全2巻。(集英社ヤングジャンプコミックス)


作品リスト

「裁くのは俺だ!」
「赤い靴」
「キャッチボール」


テレビドラマ版

2002年7月1日から9月16日まで12回にわたってテレビドラマ化された。マイク以外の設定が一新され、一種のパラレルワールドとなっている(但し、星野役の南原など映画版のキャラクターがゲスト出演することがあった。また、作品設定上で映画版における福寿支配人やモギリ嬢・あさにも触れられている)。

制作はよみうりテレビ、日本テレビ系列にて放映。月曜日の夜10時からの1時間枠だった。初回は視聴率が14%台だったが、平均視聴率は6.5%(裏番組にSMAP×SMAP(フジテレビ系)があるため、元々この枠のドラマは苦戦している状態にあった。また各回とも難解なストーリーで何が描きたいのかよく分からない回も多く、一般視聴者のウケがあまりよくなかったのも事実である。しかしそうした作風を好む一部の視聴者からは評価が高かった)。

それぞれのエピソード毎に異なる監督が担当(なお、林は原作としてのみ関わるが、映画版の副監督がエピソード監督に携わるなどしている)、当時新進気鋭といわれた演出家が多数登場している(この中には既に名声を得つつあった者、その後ヒット作に恵まれ評価が上がった者も少なくない)。また、全話とも異例のVTRではなく映画ばりにフィルムによる撮影が行われ、タイトルバックにおけるタイトルロゴの色も毎回変更されていた。

出演者の豪華さでも話題になり、当時テレビドラマから遠ざかっていた永瀬が主演したのはもちろん、当時の夫人であった小泉今日子が共演したことも取り上げられた。



主な出演者

濱マイク:永瀬正敏
両親は行方知れず。超ヘビースモーカー。(hi-liteがお気に入り)愛車は60'sのTOYOTA-クラウン。(以前乗っていたメトロポリタンは借金の方に取られてしまった。)
ヌード・ライターをコレクションしている。足元は、いつもラバーソウル。しかも貰い物。 日劇の2Fにあった事務所は滞納した家賃の為、日劇の屋上(支配人の福寿が「もう1つ娯楽を!」と立ち上げようとしていた、ビアガーデンの跡地)に追いやられてしまった。
『大の女好き』『昔は狂犬病と言われ続けた厄介者』『かなりの、友人想い』『目先の金より、ついつい情に流され仕事をする為、いつも金欠』『妹・茜にはとことん弱い。しかも迷惑かけどおし』『横浜を心から愛している』『常に本名で仕事をしている(探偵としてはタブーな事)』『少しだけ裏の世界と繋がっている』『生きていく上でかなり不器用』『外見だけで判断すると…ただの不良探偵』 夢は、茜が幸せになる事である。

濱茜:中島美嘉
マイク唯一の年の離れた妹。バイトしながら自分の夢の為に、今は予備校に通っている。
マイクの事を無性に好きなのに、ついつい口を付いて出てくる言葉は、反抗的な言葉ばかり。生活力あるたくましいタイプ。しっかり者。マイクの仲間達、皆に愛されている。今まで1度も接した事の無い“両親”についての想いが影を落としている。ほとんどマイクは帰ってこないが2人のアパートの家賃が溜まっているのを気に掛けている毎日。女にだらしない、いつも金欠、そんなマイクを軽蔑すらしているが、やはりマイクの事を心から心配し、誰よりも愛している。

みるく:市川実和子
ある日ゴミ置き場の側に座っていたみるくに、マイクが「…どうした?」と声を掛けた際、マイクの後を着いて来てしまい、毎日探偵事務所に顔を出すようになる。そしていつの間にか皆と溶け込んでしまった。
出会いの日、それまで無表情だった彼女が、マイクが「飲むか?」と差し出した牛乳に唯一反応したときから「みるく」というあだ名がついた。実際牛乳好き。マイクは毎日顔を見せるみるくに、仕方なく探偵事務所の掃除をさせてバイト代を払っている。

忠志:松岡俊介
マイクが少年鑑別所にいた当時、同じ鑑別所にいた男。孤児。それが原因で子供時代からいじめに合っていた。鑑別所でもいじめは続いており、それを助けていたマイクを慕い、黄金町にやってきた。
マイクの口利きで古着屋に勤め、雇われ店長をしている。性格はいたって温厚だが、堅物だけの男ではない。理想の女性は「女子プロ全般」。マイクは忠志の古着屋でいつも洋服を調達している。

丈治:村上淳
マイクの幼馴染み。自動車修理工場の跡取り息子。マイクより少し年下。昔のマイクの凶暴時代をいちばん知っている男。みんなが敬遠し、白い目で見ていたマイクをかばい続けていた親友。マイクの心の痛みや良さを、彼は十分知っている。
メトロポリタン時代から、マイク車のメンテナンスはいつも彼が担当。腕はずば抜けて良い。メンテナンスに関しては絶対妥協を見せない。しかし、いつもマイクからは「つけといて」のひと言で金を取れないでいる。 現在の“クラウン”も丈治が大切にしていたものを「こいつは良い!面構えがスッゲェイイ!」とマイクはタダ同然で持っていってしまったのである。マイクと悪さをする、心優しい悪友ナンバー1でもある。

誠:阿部サダヲ
コンビニエンスストアの店長。マイクとは幼馴染。いつもサヨコの喫茶店で油を売っている。いじめられがちなおかまキャラ。歌謡曲が大好き。マイクとは幼馴染。

比留間ひる:井川遥
祖母(初代もぎり嬢・比留間あさ)の体調不良から、仕事を受け継ぐ。病気で寝たきりの祖母の為、一生懸命働いている。心優しい女性。いつも分厚いめがねをしていて、あまり言葉を発しない。

サヨコ:松田美由紀
1970年代の歌謡曲が鳴り響く「喫茶マツモト」の女オーナー。マイクとは幼馴染。 いつも奇抜なファッションで“超ネアカ”キャラ。ちょくちょくマイクに冗談でお色気攻撃を仕掛けてくる。
マイクの親友でもあった夫に先立たれて1人で喫茶店を切り盛りしている。ココのカフェオレは天下一品! マイクのお気に入り。

ミント:酒井若菜
黄金町のキャバクラ嬢。マイク親衛隊的な1人。度々探偵事務所に現れてはマイクにちょっかいを出す。同じ職場のノリコとは無二の親友。天真爛漫に見えて、実は…決して表には見せないが、深い悩みを抱えていたりもする。

ノリコ:川村亜紀
黄金町のキャバクラ嬢。ミントと共に度々探偵事務所に現れてはマイクにちょっかいを出す。マイクにはやはり男関係で世話になったことがある。同じ職場のミントとは深い絆の様なもので結ばれている。

サキ:小泉今日子
マイクの1番の情報提供者。裏社会にかなり詳しい。普段はパチンコ屋の裏景品交換所で働いている。素性は不明。

ノブ:中村達也(BLANKEY JET CITY)
ライブハウスのオーナー。マイクの先輩で、ある意味マイクも一目おいている。陰のある男。以前はかなり悪だった模様。窮地に陥ったマイクを何度も救っている。マイクの心の痛みを重々判っている人物。自分の気に入ったバンドは人気が有る無し関係なくLIVEさせている。裏事情にも詳しく、たまにマイクにもアドバイスしたりする。

山本金融:山本政志
理不尽な取立てで生きている男。マイクの天敵。野毛に事務所を構えている。

YOU(次回予告のみ)
ペネロペ・クルスとして次回予告を行なう(途中で正体を自ら告白することもあった)。撮影に使った小道具をプレゼントしている。



主題歌

『くちばしにチェリー』 EGO-WRAPPIN'

私立探偵 濱マイク op
http://www.youtube.com/watch?v=5sS_jzTf18Q

私立探偵 濱マイク CM
http://www.youtube.com/watch?v=nrTmD1pCWzE

私立探偵濱マイク 第5話「花」 鳥肌実出演シーン
http://www.youtube.com/watch?v=K0sk17rmZhU


スタッフ

EP:堀口良則(YTV)
プロデューサ:仙頭武則(サンダーボルト)、岡野彰(ロケットパンチ)ほか 
制作:よみうりテレビ、PUG POINT JAPAN
製作:私立探偵濱マイク プロジェクト


作品リスト

1「31→1の寓話」
監督:緒方明/脚本:青木研次/ゲスト:菅野美穂、香川照之、泉谷しげる、樋口可南子 他
愛する金魚がご臨終。埋葬場所を探していたマイクは、ビルの谷間でミイラ化した男の死体を発見。死亡者は2000年に日付が変わった直後にビルから飛び降りた銀行員・所沢だった。数日後、マイクの元に狭山という男から「僕を探してください。」という奇妙な手紙と現金50万円が宅配便で届けられる。期限は4日。 マイクは宅配便の配達票の住所を頼りに古びた団地に赴く。 そこでは15人の女性達が畑を作り、自給自足の生活をしていた。 リーダー格のアツコに、ビルから飛び降りた銀行員・所沢の妻、さつきを紹介されるが居場所はわからない。 やがてマイクは狭山と所沢がかつて同じ銀行で働いていたことを突き止めるが…。

2「歌姫」
監督・脚本:前田良輔/ゲスト:UA、伊武雅刀、財津一郎 他
かつて歌手として活躍していたキャバクラの掃除係・ナオミ。 酔っ払いに絡まれているところをマイクに助けられる。数日後、ナオミがマイクの探偵事務所にやって来て「私が歌えなくなった理由を探して欲しい」と依頼する。手がかりとなる男の写真を渡されそれを元に調査を始めるマイクだが、ナオミの不可解な行動がマイクの調査を翻弄する。やがてナオミの過去と共に依頼の真意が浮かび上がってくるが…。

3「どこまでも遠くへ」
監督:萩生田宏治/脚本:川崎慎三、井土紀州/ゲスト:岡あゆみ、武田真治、ピエール瀧、岸田今日子 他
横浜日劇の受付嬢、ヒルがマイク宛ての荷物を持ってくる。箱を開くと中には何も無く「中身を探してください」というメッセージのみがあった。その後も不可解なメッセージの箱がマイクの元に届けられる。マイクは送り主が誰だかを見抜くが…。

4「サクラサクヒ」
監督・脚本:行定勲/脚本:益子昌一/ゲスト:ジェニー・チャン、石橋蓮司、南果歩、岸部一徳 他
マイクの愛車、クラウンのメンテナンスを担う修理工、丈治はある日荒れ放題のゴミ捨て場を片付けている1人の中国人女性メイホアと出会う。メイホアは1人の男を探し出し、母が書いた手紙を渡すために中国から来たのだという。丈治は彼女にマイクを紹介する。マイクはその男を探し当てたが…。

5「花」
監督:須永秀明/脚本:宮城善彦/ゲスト:窪塚洋介、南部虎弾、ナンバーガール、南原清隆、hitomi 他
キャバクラ嬢のミントとノリコが黄金町商店街の福引で大阪旅行を引き当てる。マイクは近頃周囲から身に覚えの無い事を言われ不信を抱いていた。「元気補充」を合言葉にマイクとミント、ノリコは大阪&神戸ツアーに出かける。ところがそんな頃、黄金町ではとんでもない事件が起きていた。

6「名前のない森」
監督・脚本:青山真治/ゲスト:鈴木京香、大塚寧々、原田芳雄 他
マイクの元に珍しく羽振りの良い仕事が訪れる。由緒正しい家柄の御曹司に見初められながら「自分を探しに行く」と家出し、あるセミナーに参加しに行った娘を連れ戻してほしいという。金欠の厳しい状況のマイクは、その依頼を受け、セミナーの受講生として潜入する。そこでマイクは、美しい女性教師に出会うが…。

7「私生活」
監督・脚本:岩松了/ゲスト:石橋けい、片桐はいり、小林薫 他
マイクは須藤という男から妻・美沙の浮気調査の依頼をされる。調査の結果、美沙に不審な点はなく、男の影すら全く見当たらない。マイクは調査を依頼した須藤本人に不審を抱き始め尾行する。そこでマイクの見たものは…。

8「時よとまれ、君は美しい」
監督:石井聰亙/脚本:薩川昭夫/ゲスト:渡瀬美遊、EITA、永澤俊矢 他
世間では「本当の自分」が分かるというコンピューターソフトが流行っている。マイクの周りでも「本当の俺は医者になるべきだった」と忠志が言い始めたり、街には「本当の自分」に目覚めた人たちがあふれ出す。 そんな折、マイクは車の前に飛び出してきた全裸の女性を助ける。彼女は謎の組織から追われていて、その騒ぎに巻き込まれてしまうが…。

9「ミスター・ニッポン〜21世紀の男」
監督・脚本:中島哲也/ゲスト:勝村政信、派谷恵美、光浦靖子、林家ペー、林家パー子、松方弘樹 他
マイクは女子高生のカオルからスギサキという男を捜して欲しいと依頼を受ける。スギサキは元中学教師で、かつて校内でイジメに遭っていたカオルを救ってくれたという。ところがマイクが捜しあてたスギサキは貧弱そのもので、唯一の輝かしい経歴が“ミスターニッポン”での優勝だという普通?の男だった。ところがそんなスギサキを狙う者たちがいてマイクはその騒ぎに巻き込まれてしまう。

10「1分間700円」
監督:竹内スグル/脚本:やまだないと/ゲスト:浅野忠信、松村邦洋、モロ師岡、柄本明 他
マイクが鑑別所時代に世話になった神父が訪ねてきた。20年前に、ある少年が懺悔しに教会へやって来たが、救いの手を差し伸べてあげられなかったことが悔やまれてならないので、その少年を探し出して欲しいと依頼をされる。少年と自分の過去を重ね合わせるマイクはさっそく、その男ユキオの捜索を開始するが…。

11「女と男、男と女」
監督・監督:アレックス・コックス/ゲスト:田口トモロヲ、金山一彦、塚本晋也、東京スカパラダイスオーケストラ 他
浮気調査を依頼してきた男が、調査内容を見てマイクを逆恨みする。悪いことは続くものでマイクの事務所が何故か暴力団の襲撃を受ける。マイクは、理由も分からないまま窮地に立たされる。そこへマイクのかつての友人で殺し屋カラスが現れ、マイクは危機を脱するのだが…。

12「ビターズエンド」
監督・脚本:利重剛/ゲスト:SION、濱田マリ、尾藤イサオ 他
一等賞のメロンを巡り、黄金町町内会の卓球大会が白熱している最中、卓球場に銃を持った男が乱入してきた。場内が大パニックする中、男ともつれ込んだマイクは相手が少年院時代の親友“B”であることに気付く。“B”は卓球場の経営者から依頼を受けた銃の裏取引の相手だった。



余談

放映が始まった7月1日の夜7時30分に放送されたアニメ『名探偵コナン』の「中華街・雨のデジャビュ(デジタル製作最初の作品)」に濱マイクが登場している。声はドラマと同じく永瀬正敏が演じた。
放送が始まった7月1日にテレビ東京にて「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ」が放送された。
DVD版はディレクターズヴァージョンとして、再編集されたオリジナルバージョンである。主題歌の削除、未公開シーンの追加、音楽の入換え等が行なわれている。星野のシーン(第5話)はカットされている。
最初に撮影が始まったのは第6話。この時点ではまだ設定が全て決まっていなかった為、レギュラー出演者は山本社長のみ、撮影も山梨で行なわれている。
「名前のない森」は2002年2月ベルリン国際映画祭に出品された。





『私立探偵濱マイク』は全12話でしたが、実は黒沢清監督による真の最終回があり、最終回放映当日の深夜二時に放映されていました。それがこの最終回でして、濱マイクを演じる永瀬正敏がなんと哀川翔に代わってしまうというスゴイ展開でした。見ている人も相当少ないと思うのでぜひビデオ化して欲しいものです。
※注:このサイトのネタです
 松本人志がラジオで『私立探偵濱マイク』について語っていたそうです。「つうか、作りから何までかっこつけすぎで、鼻につく。『はいはい、かっこいいです、好きなだけ頑張ってって感じ』この鼻につくってのが、ポイントで、人間、鼻につくつかないぎりぎりの所じゃないと反感を持つんやな。俺も気を付けないといかんと思ったわ」とのこと。自分的には『濱マイク』ってそんなにオシャレ作品なのか?って思うんですが、一般的にはオシャレ作品の部類に入るんでしょうね。『PARTY7』とかもその辺りに?

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