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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの超人機メタルダー

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1987年(昭和62年)3月16日から1988年(昭和63年)1月17日にかけてテレビ朝日系で毎週月曜日19:00 - 19:30(24話まで)、毎週日曜日9:30 - 10:00(25話から)に全39話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組およびそれの主人公の名前。「メタルヒーローシリーズ」の第6弾とされる。

メタルダーのデザインからも分かるように、人造人間キカイダーのオマージュ作品。


概要

宇宙刑事三部作、及びそのフォーマットを踏襲した『ジャスピオン』『スピルバン』を経た後、マンネリ化を避けるためか、新たなヒーロー像を生み出すべく制作された。後の『カブタック』『ロボタック』でシリーズがコミカル路線へ転向する前に於いては、シリーズ中で『ジャンパーソン』と本作のみは、ロボットが主人公である。「自省回路」の内蔵により人の心を持ち、自分の存在理由も知らぬまま戦場へと赴き、武器を一切使わず体一つで戦い、しかも初陣の第1話で敵に敗北する……といったメタルダーの姿は、従来作品とはまったく異なるヒーロー像として描かれている。

敵組織であるネロス帝国も、多くの特撮番組では1回ごとに異なる敵怪人が1人ずつ登場するという定石を覆し、第1話にして数十人もの全軍団員が登場し、多くの視聴者を驚かせた。さらに軍団員の各自に様々な人間的ドラマが用意されており、個性豊かな彼らとメタルダーの交流が番組の重要な要素となっている。特筆すべきは第11話「勇者の追撃! 天空にそそり立つ巨人!!」で、この回はネロス軍団員のビッグウェインが主人公扱いであり、本来の番組の主人公であるメタルダーは、変身前の剣流星の姿では一切登場せず、変身した状態で、ビッグウェインとの戦闘シーンにのみ登場するという、前代未聞の仮面劇であった。 そればかりでなく、本作は前述のように主役であるメタルダーが一切の武器を持たず己の体のみで戦うロボットヒーローとして設定されただけに、そのメタルダー毎回のように繰り広げる空手を主体とした迫力の格闘技アクションにも力が入れられており、ネロス帝国の送り込む悪のロボットや強化プロテクターに身を固めた悪の武芸者との冴え渡る迫力の格闘技バトルの見せ場やその重厚なドラマは、まさにタツノコプロの格闘技アクションアニメの名作として名高い『紅三四郎』の特撮ヒーロー版というべきであろう。メタルダーの人間態である剣流星の風貌も、『紅三四郎』の主人公である紅三四郎に酷似しているのである。そればかりでなく、格闘技アクションで悪のロボットを叩きのめすアンドロイドという本作のコンセプトは、タツノコプロのSFアンドロイドヒーローアクションアニメの名作として名高い『新造人間キャシャーン』の特撮ヒーロー版だといえよう。『紅三四郎』と『新造人間キャシャーン』、本作はタツノコプロが生み出した2作の名作ヒーローアニメを特撮ヒーローでオマージュした作品といえよう。

こうして極めて意欲的に制作された本作ではあったものの、視聴者の大半を為す低年齢層には受け入れられず、次第に低年齢層をターゲットとした勧善懲悪のヒーロー活劇へと、路線変更を余儀なくされる。しかし路線変更後も視聴率は伸びず、結局3クール(39話)で打ち切りになった。一年間放送せずに終了したため、メタルヒーローシリーズでは最短の話数及び唯一の打ち切り作品となった。当初は1987年内の全37本で終了の予定だったが新番組の『世界忍者戦ジライヤ』の準備が間に合わず、年明けの2本は急遽制作されたものである(メインライターの高久進の都合がつかず、その2本は藤井邦夫が執筆した。当初の予定では、トップガンダーは最終決線の渦中に再起不能となって、無二の親友メタルダーの手で最後を迎えることを望み、メタルダーが介錯を取る形で自分の愛用した狙撃銃で生涯を終えた。そして、主人公メタルダーもまたスプリンガーと共に敵の基地もろとも爆死する。爆散した後の海原にメタルダーとスプリンガーの幻影が漂う中、砂浜にはトップガンダーとネロス帝国の軍団員の残骸が打ち上げられ、物語は終わるはずであった。しかし、前記の通りの事情の影響で、「精神的に疲弊しきっていて執筆する気力が無くなった」と、高久進はコメントしている)。なお終盤から最終回にかけては、本来のハードな路線に戻り、劇的な最終回で物語が締めくくられた。

放送当初(1 - 24話)は毎週月曜日19:00 - 19:30の放送であったが、25話から藤子不二雄アニメ枠と枠を入れ替え、毎週日曜日9:30 - 10:00へ移動となった(テレビ朝日系列の場合)。2クール目からの視聴率が低迷したため、視聴率向上策だと思われるが、結局、視聴率が伸びることはなく、メタルヒーローシリーズでは唯一の打ち切り作品を作り出してしまうことにもなった。

ナレーターは、メタルヒーローシリーズでは『シャリバン』以来3作品ぶりとなる政宗一成が起用された。毎回の予告編での締めに言われる「こいつはすごいぜ!」の一言が印象的。政宗は、後にメタルヒーローシリーズでは「特警ウインスペクター」でもう1度ナレーションを務めることになる。



あらすじ

第二次世界大戦後、アメリカに渡っていたロボット工学の世界的権威、古賀竜一郎(こが りゅういちろう)博士が42年ぶりに日本に帰ってきた。彼は世界の影でうごめく巨大な悪「ネロス帝国」の存在に気付き、戦死した自分の息子の古賀竜夫(たつお)をモチーフにした人造人間「超人機」をよみがえらせる為に帰国したのだ。古賀博士の帰国を知ったネロス帝国の帝王ゴッドネロスは博士を抹殺すべく、配下の四大軍団に出撃を命令した。古賀博士は負傷するが何とか秘密基地シルバーカークスにたどり着き、そこで眠っていた超人機・剣流星を目覚めさせる。しかし博士はシルバーカークスを守り、何も知らない流星に敵の存在と人の死を教えるために自らネロスの凶刃に倒れる。それを見た流星は怒りの叫びを上げ、全エネルギーを開放。超人機メタルダーに瞬転する。メタルダーはそのパワーでネロスの軍団員たちを蹴散らすが、ヨロイ軍団長クールギンの刃に敗れる。傷つきながらも再び立ち上がるメタルダー。こうしてメタルダーとネロス帝国の壮絶な戦いが始まった……。



メタルダー

第二次世界大戦中、日本軍起死回生のために古賀竜一郎博士によって作られた人造人間。剣流星(つるぎ りゅうせい)という人間の姿に変身する。流星の姿は、戦争で命を落とした古賀博士の息子の古賀竜夫の姿をモチーフにしている。趣味はヴァイオリンを愛した竜夫と同様に音楽。超重力エネルギー「KOGA-X」の力を使って戦う。

兵器として作られたが「汝の敵をも愛せ」という古賀博士の博愛精神から、自省回路が内蔵されており、これにより人間と変わらない心を持つ。自省回路は赤い左半身に、戦闘マニュアルコンピュータは青い右半身に内蔵されている。ボディは特殊合金サイコメタル製。

戦闘回路と自省回路、どちらか一方を強化すると、二つの能力のバランスが崩れてしまうため、古賀博士は改造による強化が不可能に設計した。その代わり学習により精神力を鍛え、それによって自省回路の能力を強化することが出来るようにし、自省回路の能力が強化されると、それとバランスを取るために戦闘回路に精神波が送られ、今度は戦闘力が強化されるという、学習による性能アップを取り入れている。


基本スペック

身長:190cm(剣流星時は186cm)
体重:250kg(剣流星時は重力制御により100kg)
走力:100mを1.5秒(剣流星時は11秒)
ジャンプ力:150m
パンチ力:厚さ100mmの鉄板をぶち抜く
キック力:厚さ200mmの鉄柱をへし折る
記憶力:空白だった42年間の歴史を、図書館で調べて数分で埋められる。サッカーのビデオを見ただけで、コーチとしての能力を身につけられる。
聴覚:マルチイヤーにより、1km先の1デシペルの音も聴ける他、電波も受信できる。通信ユニットも内蔵。さらに、音波や電波を発信するネオサイクルサウンドも内蔵されており、特殊音波でイルカ等の動物と会話できる。
視覚:エレクトロアイにより、1.5km離れた場所のゴルフボールも見分ける。X線、赤外線、紫外線、冷熱反応、生体反応等のセンサーも持つ。ズームアップセンサーにより、拡大分析も可能。クリアレンズにより、粒子の隙間から壁の向こう側を見られる。記録用のコンパクトディスクもセットされている。
嗅覚:自然界の匂いに対するセンサーは人間と同等。薬物、金属と金属が摩滅して発する匂い、火薬等の匂いには高感度のセンサーを持つ。
握力:メタルクラッシュにより、硬い鉱物も粉々に砕く。パワー増幅システムを作動させる事により、さらに強力なパワーを発揮することも可能。
指:内蔵された鉄の爪アイアンクローにより、険しい崖やビルもよじ登る。
足:裏に内蔵された真空吸着装置により、いかなる斜面も登れる。
メカ生体機能循環システム:背中に内蔵されており、人間に有害なガスを除去できる。生体維持装置に接続している。
赤・青・銀というカラーリングは、太平洋戦争当時の敵国(アメリカ、イギリス)国旗をモチーフとしたもの。

武装

メタルダーは従来のメタルヒーローと異なり、武器(例えば剣や銃など)を持たず、少数の例外を除いては機械である己の体のみを駆使して戦っていた。劇中でも、「争いを好まぬ僕に武器は無い」と自ら語っている。トップガンダー戦やネロスとの最終決戦でのみ、古賀竜夫の形見の短剣を武器として使用した。


必殺技
レーザーアーム
腕にエネルギーを集め、手刀を超高速で振動させて敵を一刀両断する。左右どちらの腕でも使用可能。メタルダーの必殺技では最も使用頻度が高い。
※シリーズ初期では、小指先から肘にかけて弓形の光刃が形成されていたが、第7話から表現が変更され、肘から先の腕部全体が光に包まれるようになった。
Gキック
超重力エネルギーを全開にして放つ飛び蹴り。100トンの岩も砕く威力。繋ぎ技として使う事が多い。
メタルボンバー
空中でスピンしながら敵に突進し、両手パンチをくらわす。21話でジャムネを倒したのが初使用。タグスロン戦では、これの一種と思われるスクリューボンバーを決め技として使用した。
メタルトルネード
メタルボンバーのキック版。19話でチューボを倒したのが初使用。
プラズマパンチ
敵を真上に放り投げ、自らもジャンプして落下してくる敵に強烈なパンチを叩き込む。20話でダーバーボを倒した。
分身の術
13話で初使用。流星が忍者の研究をした結果、編み出した技。4人に分身する。
メタルソード(本編未使用)
腕の超重力エネルギーを全開して、腕刀で敵の胴体を水平に真っ二つにする。
ヘッドクラッシュ(本編未使用)
頭部にレーザーシールドを作り、頭突きをくらわす。
※エンディング映像には、メタルダーがジャースの攻撃をバリヤーで防ぐシーンが存在するが、劇中でバリヤーは使用していない。


メカニック
シルバーカークス
富士風穴の奥深く、旧日本軍大本営跡の地下に隠されたメタルダーの基地。
第二次世界大戦中に作られたメタルダーは戦後43年間この中にいた。サイドファントム、メタルチャージャーを格納しており、出動時には普段は地下に存在している同基地が地上に出現する。スプリンガーが待機しメタルダーへ指示をしたり、メタルダーが負傷したときは治療も行うことが可能である。第16話でネロス帝国に発見されかけたため、第17話で基地内のメカの一部を移動したが、第37話において機甲軍団の攻撃により破壊された。
サイドファントム
メタルダー専用のサイドカー。飛行能力を備え、自動操縦装置を内蔵する。更に、本体とサイド部分が分離して別個に走行できる。
全長:2450mm
全幅:1497mm
全高:882mm
重量:240kg
地上最高速度:時速900km
空中最高速度:マッハ3
メタルチャージャー
メタルダー専用の車。マツダファミリア(6代目)に似ている。車体側面の装甲が翼に変化し、飛行能力を発揮する。
全長:2450mm
全幅:3044mm
全高:2060mm
車両重量:1200kg
地上最高速度:時速700km
空中最高速度:マッハ2.5
ナンバー:品川59 56-51

暴魂トップガンダー
漆黒のボディを持つ片目の戦闘ロボット。己の信念に従い行動する孤高のガンマンであり、クールな性格でありながら、闘いにおいては卑怯な真似を許さず、常に一対一の正々堂々としたフェアプレイを信条としている。相手が武器を持たない場合、一度自分のライフルを置いてから、それを先に取った方が勝ち、というルールで勝負を行う。メタルダーの最大のライバルであり、かけがえのない親友でもある。主武器である大型のライフルが最大の特徴である。また、35話では左拳を赤く光らせてのパンチ技を見せている。

もともとはネロス帝国の4軍団のひとつ、戦闘ロボット軍団に所属していた、冷酷な殺し屋である。 初登場は第五話。孤高のスナイパーとして、ネロス帝国の掟に背きメタルダーと一対一の真剣勝負に挑み、敗れはしたものの、作中屈指の好勝負を展開する。そして、掟に背いた罪により処刑されそうになるも、メタルダーとの再戦のため処刑寸前に脱出。追っ手によって傷つくも、宿敵メタルダーによって命を救われ、帝国との決別を決意、メタルダーと再戦を誓い去っていく。 その後、第十六話にて再び登場し、メタルダーと共闘。そして第十七話にてメタルダーと共に帝国と闘う事を決意するのだった。

敵でありながら、卑怯な事を許さない性格、帝国への反逆そしてメタルダーとの友情、感動的なその最期などから非常に人気は高く、特撮ヒーロー作品の名ライバルのひとりとして彼の名を挙げる声も多い。ちなみにゴルゴ13の人格(但し、33話の冒頭シーンにおける自分が背負った業に割り切れない、寂寥感溢れる心情が垣間見られるような繊細な内面も見られるようになった)をモデルにして作られており、「孤高のスナイパー」としての性格もそこから来ているのであろう。

トップガンダーのデザインは、メタルダーがキカイダーのオマージュであるように、ハカイダーのオマージュではないか、とも言われている。(ちなみにハカイダーの声を演じた飯塚昭三も今作の兵士の声で出演している)トップガンダーのデザインを担当した森木靖泰によれば、当初は左腕が義手製のヨロイ軍団員の設定であった(他にも、バルスキーやドランガーも凱聖という設定では無かったなど当初の予定とは大分ズレが生じたようである)。


ネロス帝国
新宿の超高層ビル群をも見下ろす巨大なビル(ハイテクビル)を本社とする世界的な大企業「桐原コンツェルン」を表の顔とする世紀末の悪の組織。株価の市場操作や兵器の密売によって多額の利益を得て、世界を支配しようとしている。帝王ゴッドネロスを頂点として、ヨロイ、戦闘ロボット、モンスター、機甲の4軍団を持つ。地下に築かれた巨大闘技場ゴーストバンクを基地としており、そこから世界中に軍団員を送り込んでいる。


帝王ゴッドネロス
表の顔は桐原コンツェルンの代表で、慈善事業家としても名声を得ている桐原剛造。しかし秘書達に命じて「夜の闇」で包まれると、裏の顔である醜い老人の顔をした世界的な死の商人・ネロス帝国の支配者へと変貌する。第二次大戦時は日本陸軍が派遣した技術少尉・村木國夫として古賀の助手として働いていた。戦後に連合軍の捕虜を生体実験にした罪でシンガポールで処刑されかかるも、関係者を買収して失踪。アメリカで犯罪シンジケートの一員となり、整形手術で桐原となる。そして、助手時代に得た知識を悪用してネロス帝国を築き上げた。性格は冷酷非情。裏切り者や弱者には一切の情けをかけず、邪魔者は全て抹殺する。最大の敵メタルダーには最強の刺客を送りつづけ、倒した後にその頭部を杯にして酒を飲むという織田信長のような事を考えていたが、組織壊滅の際、最後の策まで破られメタルダーに「戦闘ロボット軍団の凱聖にしてやる」と言ったが、逆に彼の怒りを買いその命を絶たれる。


ネロス帝国軍4軍団
軍団は軍団長である凱聖(がいせい)をトップとする階級制がしかれており、以下、豪将(ごうしょう)、暴魂(ぼうこん)、雄闘(ゆうとう)、爆闘士(ばくとうし)、激闘士(げきとうし)、烈闘士(れっとうし)、強闘士(きょうとうし)、中闘士(ちゅうとうし)、最下層の軽闘士(けいとうし)と続く。階級の数は大相撲の番付と同じで、激闘士以下は地震の強さを示す名称(放送当時)に由来しているのがポイント(激闘士→激震 = 震度7、烈闘士→烈震 = 震度6等)。


ヨロイ軍団
改造手術で強化されたサイボーグ及び強化服を着た人間からなる軍団。後にチューボ、ウォッガー、ガラドー、ジャムネは二代目が登場。軍団長であるクールギンはメタルダーとの対決に勝利した経験をもつ唯一の軍団員であり、その正体は桐原=ネロスの影武者であった。

凱聖:クールギン(1 - 37話、38話に登場したクールギンはネロス本人であった)
豪将:タグスキー(7 - 26話)、タグスロン(7 - 25話)
暴魂:チューボ(1、4、19、33話)、ヒドーマン(1 - 13話)
雄闘:バーロック(1 - 8話)、ウォッガー(1 - 14、27話)
爆闘士:ロビンケン(1 - 23話)、ガラドー(1 - 24、33話)
激闘士:ベンK(1 - 3、13話)、ジャムネ(1 - 22、33話)
烈闘士:
強闘士:
中闘士:ムキムキマン(1 - 8話)、フーフーチュウ(1 - 8話)
軽闘士:影、マドンナ(軽闘士見習い)
その他:アームリー(7話)(元雄闘:ゴッドネロスに対する反逆の罪によりストーリー外で、タグスキー、タグスロンにより抹殺)

戦闘ロボット軍団
桐原が古賀博士の助手時代に得た知識で作り上げた、完全自動兵士ともいえるロボットの軍団。メタルダーの異母兄弟的存在。軍団長のバルスキー以下、意外にも人間味にあふれるメンバーが多かった。クロスランダーは爆闘士から暴魂に昇格、ゴブリットとデデモスは強闘士から軽闘士に降格している。また、ラプソディは階級の無い音楽ロボットから烈闘士に昇格している。

凱聖:バルスキー(1 - 38話)
豪将:ガルドス(1 - 30話)
暴魂::トップガンダー(5、6、16 - 37話)、クロスランダー(16 - 33話)
雄闘:ジャース
爆闘士:ゴチャック
激闘士:ゲバローズ
烈闘士:ザーゲン、ラプソディ
強闘士:ローテール
中闘士:
軽闘士:デデモス、ゴブリット、ブルキッド
その他:ロブル(元爆闘士:裏切りの罪によりストーリー外で、タグスキー、タグスロンにより抹殺)、ビッグウェイン(元豪将:戦いに空しさを感じて引退し、修理ロボットになった)、メタルダー(帝王が凱聖にしてやると言ったが……)

モンスター軍団
ミュータントや合成生物からなる軍団。卑怯な闘い方を好み、あまつさえ美徳としている。軍団長のゲルドリングは何故か関西弁を喋る。兵器として改造された為、成長が早く寿命も短いようだ。

凱聖:ゲルドリング
豪将:ブライディ
暴魂:バンコーラ
雄闘:ガマドーン
爆闘士:ダムネン
激闘士:ザケムボー
烈闘士:
強闘士:
中闘士:
軽闘士:ヘドグロス
その他:ウィズダム、ヘドグロスジュニア、ドグギャラン、ゾルグ(元暴魂:二重スパイの罪によりストーリー外で、タグスキー、タグスロンにより抹殺)

機甲軍団
完全自動兵器ともいえる戦闘兵器をモチーフ(カッコ内はモチーフとなった兵器)とし、重装甲を持ったロボットからなる軍団。他の軍団と異なり、暴魂以下の軍団員は量産され、号数で区別されている。作品中において最後まで1号で通した暴魂以下の軍団員はブルチェックのみで、アグミス・ダーバーボ・バーベリィは2体、ストローブは3体以上確認できた。また、頭部兵器ユニットの脱着が可能であった(作品中で確認はできないが、ドランガー・メガドロンも玩具では脱着が再現されていた)。戦闘ロボット軍団員のジャースも機甲軍団と同様の規格(量産、兵器モチーフなど)であることから、元々は機甲軍団員であった可能性もある。

凱聖:ドランガー(戦艦)
豪将:メガドロン(自走高射砲)
暴魂:アグミス(潜水艦)、ダーバーボ(ミサイル)
雄闘:バーベリィ(戦闘ヘリ)
爆闘士:
激闘士:ストローブ(戦闘機)
烈闘士:ブルチェック(戦車)
強闘士:
中闘士:
軽闘士:
その他:グルーゾー(元烈闘士:モチーフは機雷。敵前逃亡の罪によりストーリー外で、タグスキー、タグスロンにより抹殺)

その他軍団員
劇中、名称不明の軍団員も数多く登場している。

ヨロイ軍団員1(8話):アームリーと同型の軍団員。ヘドグロスと賭け事をしていた。
ヨロイ軍団員2(11話):アームリーと同型。ビックウェインの過去の戦闘シーンに登場。武器は青龍刀。
ヨロイ軍団員3(32話):赤いヨロイに身をつつんだ軍団員。
軽闘士見習い・時田(25、26話):ゴーストバンクからの脱走者。
戦闘ロボット軍団員1(5話):雄闘時代のトップガンダーのライバル。
戦闘ロボット軍団員2(11話):ロブルと同型の戦闘ロボット。
ロボット人間(18話):ザーゲンと協力してメタルダーを罠にかけた。
軽闘士(23話):頭部が大砲になっている軽闘士。運動会に登場。
夢(31話):少女の姿をした自爆ロボット。
監視ロボット(31話):夢を監視していたロボット人間。
にせトップガンダー(33話):トップガンダーと同型だが性能ははるかに劣る。
モンスター軍団員1(1話・他):植物型モンスター。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のツターラを改造したもの。
モンスター軍団員2 :パブリシティー・スチルでゴーストバンク内に姿を確認できる。
モンスター軍団員3(10話):ゾルグによく似たモンスター、地下通路にいた。
モンスター軍団員4(11話):ビックウェインの過去の戦闘シーンに登場。
ゴリゴンA・B・C(27話):ゴリゴン計画で生み出されたモンスター。ウォッガー2世の追撃を受ける。
ネコモンスター(29話):ノラネコがモンスター化した失敗作。
強闘士バクリカー:当初、登場予定だった軍団員。魚のモンスターだといわれている、劇中には登場せず(放映当時の書籍では、モンスター軍団員1をバクリカーとして掲載しているものもある)。
軍団員1:ロボット型軍団員。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のバイカーを改造したもの。
軍団員2:着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のカーミラーを改造したもの。
軍団員3:着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のディスクマンを改造したもの。
軍団員4:機甲軍団所属と思われる。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のワルサーを改造したもの。

メカニック
ゴーストバンク
帝国の秘密基地。4軍団はここに集う。普段は桐原コンツェルンの本社ビルの地中に存在し、自由に移動することが可能。
ミラージュハシャ
ヨロイ軍団専用のサイドカー。
サーキュラダー
戦闘ロボット軍団専用のバイク。
キャプトロン
モンスター軍団専用のバイク。
ドライガン
各軍団に配備されている戦闘用ジープ。出撃する際には、それぞれの軍団旗をこれに掲げる。
ダークガンキャリー
各軍団に配備されている戦闘用ワゴン車。主に兵員の移送に利用する。
デスターX1
自走ロボット砲。死の商人に売る為に試作された。


キャスト及び声の出演
剣流星(つるぎ りゅうせい、メタルダー人間態)、古賀竜夫(演:妹尾洸)
メタルダー(声:飯田道郎)
仰木舞(演:青田浩子)
北八荒(演:河合宏)
スプリンガー(声:林家源平)
古賀竜一郎博士(演:上原謙)
仰木信吾(演:有川博)
桐原剛三(ゴッドネロス人間態)(演:藤堂新二)
ゴッドネロス(声:渡部猛)
暴魂トップガンダー(声:森篤夫)
ヨロイ軍団長 凱聖クールギン(声:森篤夫)
戦闘ロボット軍団長 凱聖バルスキー(声:桑原たけし)
モンスター軍団長 凱聖ゲルドリング(声:依田英助)
機甲軍団長 凱聖ドランガー(声:飯塚昭三)
美人秘書K(演:美津井祐子)
美人秘書S(演:山本恵美子)
ヨロイ軍団豪将タグスキー(声:依田英助)
ヨロイ軍団豪将タグスロン(声:岸野一彦)
ヨロイ軍団暴魂チューボ(声:依田英助)
ヨロイ軍団暴魂ヒドーマン(声:依田英助)
ヨロイ軍団雄闘バーロック(声:桑原たけし)
ヨロイ軍団雄闘ウォッガー(声:飯塚昭三)
ヨロイ軍団雄闘ウォッガーII(声:依田英助)
ヨロイ軍団爆闘士ガラドー(声:桑原たけし)
ヨロイ軍団爆闘士ロビンケン(声:江原正士)
ヨロイ軍団激闘士ジャムネ(声:渡部猛)
ヨロイ軍団激闘士ベンK(声:西尾徳)
ヨロイ軍団中闘士ムキムキマン(演:元祖ムキムキマン)
ヨロイ軍団中闘士フーフーチュウ(演:花嵐)
戦闘ロボット軍団豪将ガルドス(声:渡部猛)
戦闘ロボット軍団暴魂クロスランダー(声:岸野一彦)
戦闘ロボット軍団雄闘ジャース(声:依田英助)
戦闘ロボット軍団爆闘士ゴチャック(声:飯塚昭三)
戦闘ロボット軍団烈闘士ザーゲン(声:飯塚昭三)
戦闘ロボット軍団烈闘士ラプソディ(声:丸山詠二)
戦闘ロボット軍団強闘士ローテール(声:高坂真琴)
戦闘ロボット軍団軽闘士ブルキッド(声:森篤夫)
戦闘ロボット軍団元豪将ビックウェイン(声:大宮悌二)
モンスター軍団豪将ブライディ(声:渡部猛)
モンスター軍団暴魂バンコーラ(声:岸野一彦)
モンスター軍団雄闘ガマドーン(声:西尾徳)
モンスター軍団軽闘士ヘドグロス(声:龍田直樹)⇒(声:西川幾雄)
機甲軍団豪将メガドロン(声:依田英助)
機甲軍団暴魂アグミス1号(声:飯塚昭三)
機甲軍団雄闘バーベリィ(声:森篤夫)
機甲軍団激闘士ストローブ(声:桑原たけし)
機甲軍団烈闘士ブルチェック(声:飯塚昭三)
ナレーター(政宗一成)
※モンスター軍団軽闘士ヘドグロスの吹き替えは、西川幾雄が担当したと「ぷろだくしょんバオバブ」関係者が証明。 ※機甲軍団暴魂ダーバーボの吹き替えは主に桑原たけしが担当していた。  ※各ストーリーにおいて、台詞が一言のみの場合は第8話を例にすると〔ヨロイ軍団爆闘士ガラドーは飯塚昭三、モンスター軍団暴魂バンコーラは依田英助〕の他に第6話は〔戦闘ロボット軍団激闘士ゲバローズは飯田道郎〕といった具合に、状況に応じて担当していた。



スタッフ

原作:八手三郎
脚本:高久進、山崎晴哉、掛札昌裕、藤井邦夫、上原正三、扇澤延男、中原朗、柳川茂
音楽:横山菁児
キャラクターデザイン:村上克司、雨宮慶太、森木靖泰、寺田克也、篠原保
撮影: 瀬尾脩、小泉貴一、工藤矩雄
アクション監督:西本良治郎
特撮監督:矢島信男
プロデューサー:碓氷夕焼、小関明、宇都宮恭三(テレビ朝日)、吉川進、折田至、日笠淳(東映)
監督:小笠原猛、冨田義治、折田至、伊藤寿浩、小西通雄、三ツ村鐵治
助監督:伊藤寿浩、石田秀範、三ツ村鐵治、砂川浩二、道木広志
製作:テレビ朝日、東映、旭通信社〔現:ADK〕


音楽

主題歌
オープニング:「君の青春は輝いているか」(歌:佐々木功/作詞:ジェームス三木/作曲:三木たかし/編曲:田中公平)
エンディング:「タイムリミット」(歌:水木一郎、こおろぎ'73/作詞:ジェームス三木/作曲:三木たかし/編曲:田中公平)
オープニングは、ジェームス三木の作詞と三木たかし(この2人は「ダブル三木」と呼ばれた)の作曲により、メタルヒーローシリーズでも異彩を放つ曲調となった。一方エンディングは、オープニングに比べれば正統派の特撮ヒーローの主題歌である。ただ、どちらにも共通して言えるのは、歌詞に「メタルダー」という主役のヒーローの名が出てこないことである(メタルヒーローのエンディングではしばしばこのケースが見られるが、オープニングではこのメタルダーとブルースワットくらいである)。

また、エンディング映像の一シーンは、最終回の展開を予見したものではないかともいわれている。


映画
劇場版「超人機メタルダー」(東映系、1987年7月18日封切)


1987 - Chô Jinki Metalder (超人機メタルダー) OP
http://www.youtube.com/watch?v=AkJVz9J_Ms8

超人機メタルダーED
http://www.youtube.com/watch?v=vVaox1CSPjY

マルダイ メタルダーソーセージ(CM)
http://www.youtube.com/watch?v=bAagSMeeIyg

(特撮 CM) 超人機メタルダー 時間変更のお知らせ
http://www.youtube.com/watch?v=-YaH1i_hKck


その他

一時期、剣流星は妹尾洸自身ではなく、メタルダーの声を担当した飯田道郎が声の吹き替えを行なっていた。そのことについて近年のインタビューで妹尾は「自分も理由を知らされておらず、インタビューでよく聞かれるので困っている」とコメントしている。ファンの間では、妹尾の声質が掛け声などに不向きでヒーロー的でないからではなかったためメタルダーの声は妹尾ではなかったのではないか,また妹尾自身が認めているように、新人の彼がまだまだ演技面で未熟だったからではないかといった憶測もある。ヒーローの声が演じてる役者ではないというのは仮面ライダー電王にも同様である。

なお34話で桐原のかつての姿である日本陸軍技術少佐・村木國夫の写真が出てくるが、この村木に扮しているのは飯田である。

(´・д・`)どちらかと言うとキカイダーの方がデザイン良かったと思うんだけどね

コメント(2)

やたら敵が出てくることや番組全体の暗い雰囲気、あるいは予告の最後に言う「こいつはすごいぜ!」など今までの特撮ヒーローにはないとてもインパクトのあった番組で好きでした。途中から時間帯が代わり、見ることなく終わってしまいましたが、最後もメタルダーらしい終わり方だったんですね。
(・∀・)私見たことないんですw
でも最終回はちょっと気になりますね〜

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