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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの青春とはなんだ

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東宝制作、テアトル・プロ共同制作によって日本テレビ系で放送された夏木陽介主演の学園ドラマ。東宝青春学園ドラマの先駆け的作品である。


内容
アメリカ帰りの野々村健介は、田舎町・森山町の森山高校の英語教師に就任し、ラグビーを通じて生徒たちと心の交流、人間教育を展開していく。また同時に町に蔓延する黒い影と戦っていくのだった。

当初は2クール26話の予定で放送されていたが、好評で1年間の放送になった。よって原作から離れたオリジナル・ストーリーになったため第27話からそれまでの「原作・石原慎太郎」から「原案・石原慎太郎」というクレジットとなった。

本作が始まる3ヶ月前に日活によって映画化。野々村健介役は石原裕次郎だった。のちに本作と同じ東宝によっても、劇場版として『これが青春だ!』(1966年)が制作された。これは『でっかい太陽』、『燃えろ!太陽』(1967年)とシリーズ化された。


放送データ
放送期間:1965年10月24日〜1966年11月13日
放送時間:毎週日曜日20:00〜20:56
放送回数:41回
モノクロ作品

主題歌・挿入歌
主題歌「若い明日」 歌:布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)
挿入歌「貴様と俺」 歌:布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)

主な出演者
野々村健介(英語):夏木陽介
永井明子(英語):藤山陽子
山角先生(生物):加東大介
中川先生(国漢):藤木悠
校長:十朱久雄
植田源蔵:宮口精二
植田源蔵の妻:賀原夏子
植田清造:土屋嘉男
山下町子:久保菜穂子
金高二郎:平田昭彦
勝又教頭:山茶花究
橘公夫:寺田農
寺田勇作:矢野間啓治
久保良吉:木村豊幸
手塚勝:柴田昌宏
高松保夫:杉本哲章
土井キャプテン:樋浦勉
林キャプテン:関戸純方
友田政弘:阿知波信介
大崎(ラグビー部):木下陽夫
杉山(ラグビー部):松浦忠
金子(ラグビー部):石黒高志
松井勝子:岡田可愛
山下順子:豊浦美子
樋口育子:土田早苗
小沢祐子:水沢有美
君江:北島マヤ
光子:松田八十栄
幸子:遠山智英子
菅井きん、名古屋章、白川由美、児玉清、佐野周二、葦原邦子、七尾伶子、藤岡琢也、三遊亭小金馬、二瓶正也、北あけみ、三井弘次、藤原釜足、ほか

スタッフ
原作・原案:石原慎太郎
監修:千葉泰樹
プロデューサー:岡田晋吉(日本テレビ)、中根敏雄、大木亀雄
音楽:いずみたく
脚本:井手俊郎、須崎勝弥、浅川清道、田波靖男、倉本聰、田中美樹
監督:松森健、児玉進、高瀬昌弘


オープニング
http://www.youtube.com/watch?v=bAfXDo5l6AQ

夏木陽介は最高でした。歴代のどんな先生役よりも、
体当たりで生徒とぶつかる教師役がハマってたと思います。
それなのに出演は一作だけで不思議だったのですが、
どうも体の具合が悪かったらしいですね。
その後も多少はドラマ出演もありますが、
この作品に匹敵するものは無いと思います。

提供は、鷲のマークの大正製薬。
ファイトー! 一発!! のリポビタンDのCMが有名ですね。
日テレ青春シリーズでは、ほぼ全て大正が提供しています。
この『青春とはなんだ』を始めとする元祖青春シリーズ全作。
『おれは男だ!』『おこれ!男だ』の森田健作二部作。
『飛び出せ!青春』『われら!青春』の復活路線。
『俺たちの旅』から長く続いた俺たちシリーズ全作。
再復活路線の『青春ド真ん中!』。
一社単独での提供こそ、第一作である本作品だけですが、
その後もずっと提供企業に名を連ね続けました。
あの、黄金の日テレ青春路線を創ったのがプロデューサーや作家、
役者だけと思っていると、ちょっと認識が浅いです。

第1クールの3ヶ月が連続ドラマになってて、この部分が良かったですね。
ま。今から見れば内容は幼稚というか、ステレオタイプというか、
とても現実離れしているんですけど、なにしろ夏木陽介の存在感が凄い。
あまりに凄すぎて、現実離れした展開に有無を言わさず
視聴者を引き込んでしまうだけの存在感が、彼にはありました。
2クール目からは原作を離れ、オリジナルの1話完結形式になり、
内容的には初期10回よりは劣ります。水増しですからね(苦笑)。
それでも最終回は良かった。
その後の青春ドラマの最終回は、どれも水っぽくてワタクシは嫌いです。
でも、この作品だけは、カラッとしてるんですよね。
そもそも先生と生徒の別れって、自分の経験を考えても
そんなに湿っぽいもんじゃないですから(笑)。
一生会えなくなるわけでもないしね。

岡田可愛は本当に可愛かった〜〜 (*^。^*)
あのころ一緒に仕事してた人間は、みんな惚れてたろうなぁ〜(笑)。
凸凹コンビの矢野間啓治、木村豊幸も忘れ難いですね。
山茶花究。若い人は知らないでしょう。読みはさざんか・きゅう。
ちょび髭の悪党教頭役がなんとも小憎らしかった。それも芸の力。
加藤大介。この作品後、テレビドラマの大御所的存在になりました。
夏木演じる野々村健介の良き応援者と言った感じ。
藤木悠。教頭にへらへら従うも、最後は少しだけ骨を見せる役。
平田昭彦。地場ヤクザを操る巨悪。知性ある演技が活きましたね。
藤山陽子。今はなかなか、ああいう知性と奥ゆかしさを兼ね備えた
女優さんがいませんねぇ。強いて言えば高田万由子が近いかな?
寺田農。不良の頭的存在。でも、実は一本筋の入った人間だった。
最終回はカラッと見られるけど、実質的最終回の第10話は泣いた(笑)。

このドラマで一番好きなシーンは、夏木演じる野々村先生が、
凸凹コンビに生徒を信じて下さいと言われ、少し間をおいて
「信じよう!」と力強く言うシーンです。
あの演技というか、説得力というか、他の役者では出ないでしょう。
正に名は体を表す。太陽の如く夏木陽介が輝いていたドラマでした。

OP曲もかなり好きですが、EDの『貴様と俺』は、
日テレ青春ドラマのテーマソングの様にもなりました。
はるか時を過ぎた『飛び出せ!青春』でも、よく歌われてましたね。
元の歌手は布施明。日本テレビのホイホイミュージックスクールで
勝ち抜いてデビューとなったのは有名ですね。ナベプロ全盛時。
この番組中でも、学園祭のシーンだったかな?
布施が出演して、この『貴様と俺』を歌ったのは笑いました(笑)。

森田建作がよく嘆いてますけどね。
もう、こういう類の絵空事の学園ドラマは出てこないでしょう。
こういう絵空事が、でも、ひょっとしてどこかの学校にあるのかも?
などという夢想を許された時代。
それがもう、あり得ないのですから。


現東京都知事が原作書きましたね(・∀・)

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