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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの超電磁マシーン ボルテスV

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『超電磁マシーン ボルテスV』(ちょうでんじマシーン ボルテスファイブ)は、1977年(昭和52年)6月4日から1978年(昭和53年)3月25日までテレビ朝日系で毎週土曜日18:00 - 18:30に全40話が放送された、東映(本社)製作のロボットアニメ。アニメの実制作は日本サンライズ(現・サンライズ)が担当した。

長浜三部作(『超電磁ロボ コン・バトラーV』、本作、『闘将ダイモス』)の1つ。


ストーリー
角の有無が階級を運命付けるボアザン星。ラ・ゴールは皇帝の弟の長子として皇位継承の資格を持ちながら、角が生まれつきなかった為失脚。妻・ロザリアとも引き裂かれて労奴に落とされるが、反乱を起こし、星から脱出。地球に落ち延びて科学者・剛光代に救われる。
ラ・ゴールは光代と結婚して剛健太郎と名乗り、3児を儲け、浜口博士や岡・防衛長官と共にボルテスや基地ビッグファルコンの建設に着手。
一方、ボアザンでラ・ゴールとロザリアとの間に生まれていた皇子ハイネルは、“裏切り者の子”と後ろ指を指され、皇帝ズ・ザンバジルへの忠誠を証明し実の父を倒すべく地球攻撃を決定した。
かくてボルテスとボアザンの獣士との壮絶な死闘が始まる。


スタッフ
総監督:長浜忠夫
原作:八手三郎
キャラクターデザイン:聖悠紀
アニメーションキャラクター:佐々門信芳・金山明博
メカニックデザイン:メカマン、スタジオぬえ
音楽:筒井広志
製作協力:東北新社・日本サンライズ
製作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー

テーマ曲
オープニング:「ボルテスVのうた」(作詞:八手三郎、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:堀江美都子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会)
http://www.youtube.com/watch?v=3J7_xUrgQqY

ライブ版OP
http://www.youtube.com/watch?v=8L6x8Nv8Ywo

エンディング:「父をもとめて」(作詞:八手三郎、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:水木一郎、こおろぎ'73)



【キャラクター:キャスト】

ボルテスチーム
剛健一(ごう けんいち):白石ゆきなが
主人公でチームリーダー。正義感にあふれる熱血漢だが優等生タイプの生真面目な性格。剛三兄弟の長男であり、バイクにも乗っているが豹馬のような不良っぽさ、破天荒さは無い。父である剛健太郎がボアザン星人であるため、一時期ビッグファルコンの所員にすら彼らを敵視する者が出た。そのため深い苦悩を覚えるが、戦闘で傷ついた敵のボアザン星人たちの命も救おうとする優しさをもっている。企画段階から設定が数回変わったため15歳という設定年齢には見えない。射撃の達人だが、肝心のボルテスが当初の設定をスポンサーの要望によって変更され、剣がメインのロボットにされてしまった事から、後から弟の大次郎に剣術の特訓を受ける、という矛盾した展開も生まれてしまうことに。
峰一平(みね いっぺい):曽我部和行
キザな主人公のライバル役。キャラクター原案が聖悠紀ということもあり、バトルチームの十三よりも美形に描かれている。めぐみに気があるらしく31話ではちょっかいを出していた。家族でアメリカに渡ったが開拓に失敗、放浪中に父親が病気になり母親も失踪、後に父親が病死したため、母親をうらんでいた。そのため家族の絆の強い剛三兄弟を疎ましく思っていたこともある。後に母親が病気の父と自分を狼の群れから守るため自爆したことを知りわだかまりは解ける。全米ロデオ大会で3年連続優勝の実力を持ち、馬のアイフルをこよなく愛している。ムチの名手で設定年齢15歳。実は浜口博士の孫にあたる。
剛大次郎(ごう だいじろう):玄田哲章
巨漢の剛三兄弟の次男。格闘技全般をこなし、棒術には特に優れている。胡蝶返し(真剣白羽取り)を健一に教えたこともある。同じ母親から生まれた三兄弟で一緒に育っているが、西郷隆盛を尊敬するあまり1人だけ鹿児島弁で話す。設定年齢13歳。
剛日吉(ごう ひよし):小原乃梨子
小兵の剛三兄弟の三男。設定年齢8歳らしく泣き虫。両親が科学者であるという設定がもっとも反映されたキャラクターで機械いじりが趣味。模型船を作っていたが後にタコを模した万能サポートロボット「タッコちゃん」(CV:堀絢子)も製作する。水泳が得意で水中活動はお手の物であるらしい。水兵服を好んで着用していた。
岡めぐみ(おか -):上田みゆき
甲賀流十八代目の忍者であり岡防衛長官の娘。長官をお父様と呼ぶお嬢様系のキャラであり少しカールした長めのポニーテールはゴージャスな雰囲気をかもし出している。しかし前作のヒロイン南原ちずると比べ知名度・人気が低い。剛健一とのラブロマンス描写が少なかったことが原因とも言われるが、剛光代博士や浜口博士、ついには父の岡長官までが亡くなるというハードな展開では致し方ないと言える。サービスカットもあった(と言ってもパンチラ程度で、南原ちずるのようにシャワーシーンや水着姿は無かった)が設定年齢は13歳。
※ボルテスチームはコン・バトラーVの後番組として更に対象年齢を下げた企画として進んでいた。そのためボルテスチームは小中学生を主人公とする設定で進んだが(当初は野球少年少女の集まりであったらしい)、スポンサーの意向で主役ロボットがほぼ前作の焼き直しとなりメカの描写に重点を置くことが難しくなった。そのため主人公をめぐる人間ドラマに主軸が移ったのでキャラクター設定は大きく変更され対象年齢も引き上げられた。上記の設定年齢は初期設定の名残りであり、制作の際に念頭に置かれた年齢とは異なっている。



剛光代(ごう みつよ)近藤高子
剛健太郎の妻にして剛三兄弟の母。剛健太郎のもたらしたボアザンの科学力と地球防衛軍の協力を得て電磁の要塞基地ビッグファルコンとボルテスVの建造に尽くす。年端もいかない自分の息子たちをメインパイロットにすえ、特訓を課した。しかし第2話でジャンギャル将軍の2面作戦に1機しかないボルテスVが苦戦した際に戦闘機に乗って特攻し命と引き換えに息子たちを救う。剛健太郎=ラ・ゴールであることを知っていた。
浜口博士(はまぐち -):加藤精三
ビッグファルコンの初期のリーダー的存在。岡長官、剛光代博士、左近寺博士らの恩師にあたる人物。白髪で白い髭をたくわえた初老の男性だが、唯一ボアザンからの侵略に対抗できるビッグファルコンとボルテスVの建造に携わっただけでなく各国の軍に協力を要請するなど政治力も発揮していた。また、ボルテスチームには厳しく接していて実戦さながらの訓練を課すが、一平のために愛馬アイフルを呼び寄せるなどメンタル面のサポートも忘れない。地球防衛にかける熱意にあふれており剛健太郎=ラ・ゴールがボアザン星人であることを知らなかったようで、その事実が発覚以降、剛三兄弟が戦えなくなるかも知れない、と苦悩していた。スカールークに囚われたときには兵士を素手で殴り倒し脱出、死の間際に剛三兄弟に剛健太郎が生きていることを伝えた。名前は脚本の田口章一と長浜監督から一字づつとったと言われる。
岡防衛長官(おか -)増岡弘
地球防衛軍の高官にして甲賀流十七代目の忍者。岡めぐみの父。中年にさしかかったその体型は年齢にふさわしい恰幅のよさだったが、全身タイツのような忍び装束を着たこともあった。浜口博士亡き後のビッグファルコンを取り仕切っていたがあくまで本職は防衛軍長官であるため、左近寺博士着任後は交代する。実は病魔に侵されており、31話で娘を救うために囮となって死亡する。
左近寺博士(さこんじ -):大木民夫
浜口博士の死後、ビッグファルコンに着任した司令官。16話から登場。スパルタ式特訓でボルテスチームをしごく。博士というより軍属のような雰囲気を持つ人物。岡長官、剛光代博士とは同窓。

ボアザン星人
プリンス・ハイネル(剛兄弟の異母兄):市川治
ボアザン皇帝の血筋にあたるラ・ゴールの息子。ハイネルは父を知らず、ラ・ゴールは息子の存在を知らない。皇帝ザンバジルは妾腹である自分の地位が正統であるハイネルに脅かされることを恐れ、ボアザン帝国地球征服軍司令官というボアザンにしてみれば辺境の危険な任務につかせてしまう。幼い頃から「裏切り者の子」としてことあるごとに迫害を受けていたハイネルはザンバジルの企みを知らずに、この戦いによって自身のボアザン帝国への忠誠心を証明しようと意気揚々とこの任務を受け地球にやってくる。しかしボルテスの反撃に苦戦、その失敗を理由に皇帝派のド・ズールやド・ベルガンからもその地位や命までも脅かされる。物語終盤でベルガンが伝えた皇帝の勅命により司令官を解任させられ地球に1人取り残されるが、ジャンギャルの犠牲とカザリーンの手引きによってボアザン星に帰還する。すべてをあきらめ二人で生きていこうと語るカザリーンに対し貴族としての責務を果たすために王城、黄金城へと向かう。労奴の反抗により逃げ出す貴族たちを叱責、なんとか態勢を立て直そうとするが混乱した貴族は逆にハイネルを撃ってしまう。カザリーンが身を挺してかばってハイネルの命を救うが、ハイネルは貴族として死してもボアザン星を守ろうと心に決めていた。角のあるものは貴族であるというボアザンの格式にのっとった貴族の誇りを持つ人物。地球人に愛が存在することを下等扱いしていたが、ハイネル自身が母の形見を大事に持っていたことから、ボアザン星人にも愛の感情は存在するようである。ボルテスがボアザン星に入りこみザンバジルを討とうとした際にはカザリーンの愛にも気づいていた。最終決戦でボアザンの古い言い伝えにある守護神ゴードルの炎に身を投じ、ゴードルを駆ってボルテスと一騎打ちをする。ゴードルとボルテスが相打ちで倒れた後にも生身で剛健一と戦い続けた。しかしその時に持っていた形見の短剣からラ・ゴールの息子であることが判明、父と弟を敵として戦い続けてきた悲劇を知る。最後にはザンバジルの爆弾を形見の短剣で払い落とし爆風から健一をかばって炎の中に消える。
勇者ライディーンのプリンス=シャーキン、超電磁ロボ コン・バトラーVの大将軍ガルーダ、闘将ダイモスのリヒテルにならぶ美形悪役とされる。
皇帝ズ・ザンバジル:寺島幹夫
ボアザン皇帝。先の皇帝が崩御した際にもっとも優位な皇位継承権を持つラ・ゴールに角がないことを暴露し皇帝の座に就く。その後軍事拡大路線を展開し、ボアザン帝国の拡大に努めた。ラ・ゴールは労奴に落ちたが、彼の息子ハイネルには角があったため、ザンバジル退位後はその座を脅かされる可能性があった。そのためハイネルを地球征服軍司令官に任命しあわよくば戦死してくれることを望んでいた。ド・ズールやド・ベルガンはそのために遣わされた皇帝側の部下であり機会をうかがって暗殺することすら想定の範囲内であった。黄金城に住み労奴階級を搾取して豪華な生活を営んでいた。ボアザン星には一定の確率で角の無い者が生まれるためそれらを労奴としていたが(角の無い労奴同士の子供に角があっても、闘奴や末端の兵士にしかなれない)、更なる繁栄のために労働力を求めて他星を侵略していたようである。ラ・ゴールだけではなくボアザン星内ではこうした身分階級や他星への侵略を良しとしない和平派が多く存在していてボアザン貴族社会は揺るぎ始めていた。
ルイ・ジャンギャル:飯塚昭三
ハイネルの側近の1人。貴族にしては珍しい粗暴な大男。ハイネルに忠誠を誓う武人であるが、「虫けら」である地球人相手ならば卑怯な手段も構わないと考えていたようであり、人質をとったり、音声変換でラ・ゴールを装ったりもした。37話でベルガンに兵士をすべて引き上げさせられてしまい、単独でボルテスにいどみ自ら命を絶った。
リー・カザリーン:小原乃梨子
ハイネルの側近の1人。貴族らしい物腰の美女。科学者として随行し新兵器や獣士の開発を担当している。ハイネルが幼い頃よりそばにいて、ハイネルを愛している。司令官を解任されたハイネルを連れてボアザン星に帰還するも黄金城での決戦の混乱の中ハイネルをかばって死亡する。あまり作中で触れられなかった設定では、生まれてすぐ母を亡くしたハイネルの乳母がカザリーンの母であり、兄妹同然に育ったらしい。未放映シナリオでは角の無いマリーンという妹がいて、カザリーン出征後労奴におとされ、後に地球に逃亡。健一と淡いロマンスを繰り広げる、という話もあった。
ド・ズール:増岡弘
皇帝派であるがそれを隠してハイネルに随行。小柄の狡猾な老人である。角は額に一本で髪が無いので鬼のようにも見える。策を弄してラ・ゴールを捕らえたり、ハイネルを暗殺しようした。22話で粛清される。
ド・ベルガン:内海賢二
マキシンガル合金をもたらしたボアザンの将軍。同じ合金製の鎧で身を包み、面当てもあてているためあまり素顔を見せない。37話で皇帝の勅命としてハイネルを解任、すべての戦力を引き上げた。その後追撃をしてきたボルテスと戦い戦死。
グルル将軍:塩見竜介
皇帝派の将軍。ベルガンとともに皇帝の勅命を伝えハイネルを解任した。その後ボアザン星上空での戦闘で戦死。
ダンゲ将軍:勝田久
和平派の将軍。ラ・ゴールの意志に共鳴して自ら角を切り落とし貴族の地位を捨てる。その後反皇帝派を率いて地下活動を行ない反抗の機会をうかがっていた。ラ・ゴール=剛健太郎をかばった人物。
ドイル将軍:加藤精三
和平派の将軍。最終話でボアザン星の労奴たちに反乱を呼びかけた。
ラ・ゴール=剛健太郎(ごう けんたろう):二瓶秀雄・若き日のラ・ゴール:水島裕
角のある者は貴族で、角の無い者は労奴というボアザン星に生まれた。本当の名前はラ・ゴール。父はボアザン皇帝の弟という家柄であり、皇位継承権が約束されていたが角を持たずに生まれてしまう。両親は偽の角をつけて彼を貴族として育てるものの、ボアザンの貴族制度に疑問を持ちながら育つ。若くして科学大臣に登用され政治に影響力を持てるようになった彼は結婚、妻ロザリアとともに平等な社会をつくるべく努力を始める。しかし皇帝が崩御してしまい皇太子は病弱で皇帝になれないという事態になり急遽皇帝の弟の嫡子ラ・ゴールと皇帝の妾腹であるズ・ザンバジルとが皇帝の候補となった。ザンバジルは皇位を狙って、偶然知ったラ・ゴールの角の秘密を暴露、ラ・ゴール追放に成功する。ラ・ゴールは労奴に堕とされ、ロザリアは無理やり離縁させられ地方に送られた。その地で身ごもっていた子どもを産むとロザリアはそのまま亡くなってしまう。ロザリアの運命を知らないまま反乱を起こしたラ・ゴールだったが反乱は失敗、命からがら逃げ出した先、地球でボルテスVを建造しボアザンの侵略に備えた。その中で協力を惜しまなかった剛光代と結ばれ剛三兄弟をもうける。しかしボアザンの圧政を放置できないラ・ゴールは地球を離れボアザン星とその植民惑星の各地で労奴解放のための地下活動を行なった。同時にボルテスの苦境を知り超電磁加重砲やボルテスの改造指令書を届けるなど地球への支援も忘れなかった。ボアザン陥落後は指導者的な立場にいると思われる。
ロザリア:横沢啓子
ラ・ゴールの最初の妻。ボアザン星人でありラ・ゴールの角が無いことを知っても変わらず夫を愛した。しかし皇位継承をめぐってラ・ゴールが追放されたために離縁させられ、地方(おそらく実家)に送られてしまう。妊娠の事実をラ・ゴールに知らせられないままハイネルを生みまもなく死亡。ハイネルの身の証のためにラ・ゴールの短剣を与えた。
ナレーター:槇木大輔

ボルテスV
ボアザン星人の地球侵略とその尖兵である巨大戦闘メカ・獣士に対抗するため、剛健太郎博士が開発(妻の剛光代と浜口博士も開発に協力)したスーパーロボット。ボルト・クルーザー、ボルト・ボンバー、ボルト・パンザー、ボルト・フリゲート、ボルト・ランダーの5機が合体して全長58.0m、重量600.0tの巨大ロボットとなる。動力源は超電磁エネルギー。メインパイロットは剛博士の長男、剛健一。 前作コン・バトラーVがアニメの合体を玩具で表現する際に非常に苦労したことから、デザインは玩具会社からの持ち込みであり、コン・バトラーの完全なる焼き直しであった。合体システム、機体の分割、各機体の役割なども変化が少なく、ほぼ四角柱を連結しただけの単純な形状や俗に「烏天狗」と評される顔のデザインはスーパーロボットとしての魅力に乏しいと言える。とは言え初めて斬撃武器を持ったスーパーロボットはゲッターロボのゲッター1(ゲッタートマホーク)、剣を持った最初はグレートマジンガーのマジンガーブレードであるが、ロボットアニメにおける決めの必殺技として剣で斬るパターンを創出したのがボルテスVの「天空剣Vの字斬り」である。剣そのものは西洋式の両刃の剣であったものの、その巨大さから両手で振るわれる事から事実上剣道の様な殺陣が描かれることとなり、これまでも時代劇において人気を博してきた様な必殺剣技が毎週振るわれる、そのインパクトは絶大で、その後暫くの間、スーパーロボットの必殺技といえば「○○剣××斬り」がお約束となるほどの影響を残した。現在もスーパー戦隊の巨大ロボットに(多少変形、若しくはその存在感が薄くなってはいるものの)その影響は残っている。

また、ボルテスVではロボットの設定や演出に工夫が凝らされている。第1話では声紋登録が行なわれておりボルテスチーム以外では合体できないとされた。またコン・バトラーと違って3機のコクピットが装甲に隠れるのでパイロットの安全性は高い反面、脱出が難しいとされる。10話では超電磁エネルギーの秘密が敵に解析され、超電磁合体破壊装置を装備した獣士が登場し合体不能の危機に陥るが浜口博士開発のウルトラマグコンを追加装備し事なきを得た(この際に超電磁エネルギーはクラウンコイルへの磁粒子の誘導により発生すると設定されている)。16話では損傷したボルト・フリゲートを分離しクルーザー、ボンバー、パンザーだけの上半身とランダーとで戦うという離れ業も披露している。 天空剣の刀身が巨大な獣士を切り裂くことができるのはなぜか、とボアザン側が研究した結果、刀身の強度だけではなく刀身を包む超電磁フィールドが分子構造を分解していることが判明しマキシンガル合金装備の鎧獣士が登場、天空剣がまったく通用しなくなる事態に陥った。この事態を打開するために行方不明の剛博士が遣わせた鷹型メカがマキシンガル合金を劣化させる超電磁加重砲をもたらし、ボルテスの後期の必殺技、天空剣・超電磁ボールVの字斬りが完成したのである。尚超電磁ボール自体はマキシンガル合金を劣化させるものでしかなく、あくまでも天空剣による斬撃、Vの字斬りが必殺技として使い続けられた。(スーパーロボット大戦シリーズでは超電磁ボールも含めて必殺技となっている)

主な武装・必殺技
コン・バトラーV同様、多数の武装と必殺技を持つ。

ガトリングミサイル
手首から射出する5連装のミサイル。
ボルテスバズーカ
手首を折り曲げグリップとして用いる、腕部そのものに格納されている巨大バズーカ。親指がトリガーとなる。主に右腕から発射したが、左腕にも装備されている。
チェーンナックル
手首から鎖付き分銅を撃ち出し敵をからめとる。鎖を切り離し、手に持って使用する事も可能。
ボルトレーザー・ボルテスビーム・超電磁ビーム・超電磁ウェーブ
胸部、天空剣の柄となるM字装甲板の上に装備されている電磁ビーム砲。同じレンズ状砲口から射出されるが名称と光線の色などが異なる。
ウルトラスパーク
全身から超電磁エネルギーを放射し、敵を弾き飛ばす。
グランドファイヤー
胴体部に存在するベルトのバックル状の部分が開いて放射される超高熱火炎。噴射の圧力で獣士を吹き飛ばしたり、火球として発射する事も可能。
グランドミサイル
グランドファイヤー発射口から発射されるミサイル。それほど強力ではない。
超電磁ゴマ
最も使用頻度の高い武器。胸部に複数が収納されており、腹部から撃ちだされる巨大ゴマ。芯がドリル、縁からカッターが飛び出し、獣士を切り裂く。超電磁ストリングで操る。
超電磁ストリング
腹部にベルト状に格納されている超電磁ゴマを操作するためのツール。単独でもムチのように使用できる。複数形で呼ぶ場合もある。
天空剣
ボルテス最強の武器。通常時は胸部にM字型(逆W字型)の装甲板として格納されている。使用時には下部よりグリップが伸び、上部から両刃の剣先が伸びる。先述の通り超電磁フィールドにより分子結合を破壊することで敵の装甲を切り裂く無敵の剣であった。マキシンガル合金が超電磁フィールドに耐える構造であったため、その合金で覆われた鎧獣士には通用しなかった。14話では娘を人質にとられた工作員により装甲板を接合されてしまったこともあった。
天空剣・唐竹割り
天空剣の剣技の一つ。7話で使用。上段から敵を縦に真っ二つに切り裂く。
天空剣・一文字斬り
天空剣の剣技の一つ。8話で使用。中段から敵を横に真っ二つに切り裂く。
天空剣・Vの字斬り
ボルテスの必殺剣技。天空剣により敵をVの字に切り裂く。空中に飛び上がったボルテスが獣士を袈裟がけに斬り、その後両刃を活かして角度を変え剣を引き抜きつつ更に斬り裂く。その際超電磁フィールドのエネルギーが残留し、切断面がVの字に輝く。メインパイロットの剛健一は決して剣の達人ではないので、これらの剣技は、少なくとも当初はボルテスにプログラムされている技であると思われる(ただし、後に特訓によって“胡蝶返し”の技を会得するなど、剣技はともかく体術は相当のレベルである。また最終局面ではハイネルと剣で互角の戦いを見せたことから、健一自身も大次郎との剣術の特訓、そして数多の実戦によって腕を上げている事が伺える。)。
天空剣・二段斬り
Vの字斬りを二回叩き込む。名称は二段だが実際には三回斬っている。
天空剣・超電磁ボールVの字斬り
マキシンガル合金によりVの字斬りが通用しない鎧獣士に対抗するための技。超電磁加重砲により生み出された超電磁ボールをマキシンガル合金にぶつけ材質を劣化させるもの。なお、「超電磁ボールVの字斬り」という名称は、スーパーロボット大戦の為の便宜上のもので、劇中では超電磁ボールとVの字斬りは別個に用いられた(コン・バトラーの超電磁タツマキから超電磁スピンにつなぐ連続技と同じ)。超電磁ボール(超電磁加重砲)のみでは敵を破壊できない。24話では鷹メカの加重砲を使用するもののビッグファルコン全部のエネルギー量に相当するほどの膨大なエネルギーの調達に苦慮し、25話では雷を天空剣に集めるものボルテスはエネルギーに耐えられず自爆してしまう。26話では鷹メカからもたらされた指令書にもとづき改造が行なわれるが一発の超電磁ボールで全エネルギーを放出してしまいエネルギー制御の不完全さを露呈する。最終的に鷹メカと合体することでエネルギー制御を完璧なものとし、実用可能となった。別にVの字斬りである必要はないが、Vの字斬り以外の剣技は使われなかった。


コメント(1)


( ̄▽ ̄ )第一話合体&攻撃シーン

(´・ω・`) ボルテスってコンバトラーよりださいかもw

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