ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ドクターヘリコミュの東日本大震災の教訓

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東日本大震災から早いもので3ヶ月がたちました。

そこで大規模災害対応での教訓を共有してみてはどうでしょうか?

例えば携帯電話が使えず、衛星電話があれば良かったとか、燃料が給油出来ず、しかも民間と自衛隊で使う燃料が微妙に違うなど。

用意しておけば良かったもの、取り決めが必要だったことなど、次の災害の教訓になるものを共有してみてはいかがでしょうか?

コメント(24)

今回ドクターヘリの拠点は、岩手県の花巻空港、宮城県の霞の目駐屯地、福島県は福島空港では無くて福島県立医大グランドの三箇所でした。それぞれの拠点でミッションの計画ができて確認、実行される流れが異なり、それが効率の差になって現れていたように思います。福島と宮城の状況は実際に自分も関わったので見えてるんですが、花巻の状況は群馬のN村先生に聞かないとわからないかとおもいます。
来週末に兵庫県の報告会があり、そこで花巻の話も多少聞けそうですが…
いずれにせよネックになるのは情報の流れで、大阪のヘリはフライトプランの通知をするのに、公衆電話を探したり、たまにつながる携帯を使ったり、豊岡のイリジウムを介してもらったりと、随分苦労しました。衛星電話を地上部隊のDMATに渡してしまったのが失敗でした…今はイリジウムがあります。
衛星電話があると被災地外や衛星電話同士はつながったんですが、被災地内の固定電話や携帯電話とはほとんど繋がらず…
持って行った医療無線の移動局もなかなか上手く使えませんでした。
いずれにせよ、北総のM本先生や群馬のN村先生と一緒に検証したいと思ってます。

燃料は、さすが大手、朝日さんと中日本さんの機動力が際立っていました。随分お世話になりました。
丁度昨年度の静岡県で開催された総合防災訓練がふた通りの運行管理を試みてたんですが、それに近いノリでした。

それから、今回ドクターヘリが、重症搬送のみならず、機動力を生かした孤立医療機関へのDMAT投入や、大量の患者避難にも応用されたのは特筆でした。
運行会社を越えたCSの活動も良かった。
フライトプランは事前に入れなきゃなんないんですかねー。
上がった後に近くの管制塔に入れてもらうってのはダメなんでしょうか?

燃料は自衛隊にもらえれば良いですけどね。
警察なんかはもらえる枠組みになってるって聞きましたけど。
携帯がつながらず、イリジウム衛星電話は、唯一の連絡手段だったと聞きました。
またヘリの無線も低高度では通じず、運航会社によってカンパニー無線の周波数が違うため、花巻に持ち込んだ某社の移動無線の周波数を使ったと聞きました。
地震などの時は、大規模災害持出し用に衛星携帯電話を用意しておくか、機体に衛星電話を標準装備して、あらかじめ電話番号を周知しておくと良いかも知れません。
また、エリアごとにあらかじめ大規模災害が起きたときの統括CSを定めるとか、統一した連絡手段が必要かなと勝手に思いました(その会社や病院が被災する可能性もありますが)。
また燃料に関しても、自衛隊はJP-4というドクヘリが普段使うJETA-1とは違う揮発性の高い燃料を使っていて、事前の確認なしにそれを給油して良いか悩むパイロットもいたようなので、問題無いなら無いで意志統一が必要と思いました。
クルーの衣食住も自分達で確保しなければならず、給油や離陸前のフライトプランの提出も含め、いかにそれらを地上で支援出来るかがミッションの成功につながるのかなと思いました。
なるほど、同じヘリ用燃料でもいろいろ違うんですね。
自衛隊のヘリはJP-4,5,8、JetA-1どれでも使えると聞いたことがあるものですから、なんでも使えるもんだと思ってました。

無線は旅客機のように短波帯とかが使えればいいですね、結構届きますから。そしてCSとかと通話できればフライトプランもいけるのに。
こんにちは。

あの、本当にJP-4を入れて良いか悩むドクターヘリのパイロットはいたのでしょうか。そんな人いないと思うのですが。

それはそうとイリジウムは必需品でしたね。持っていなかったけど・・・。
> さんだーさん

現場に行かれたパイロットの方のブログで「民間のヘリが使ったのは聞いたことがない」とのことでしたので。

http://blogs.yahoo.co.jp/bell214b1989/64236021.html

結論から言えば給油して問題ないようですが、私も整備士ではないので正直、詳しくはわからないんです。
燃料について、確かにJP−4をいれても問題無いことは誰でも知っていることなんですが、ユーロコプターが民間機の機体の仕様に記載していないため誰も使用しませんでした。朝日と中日本がかなりのドラム缶輸送を行って場外においてくれましたので、ドラム缶単位で融通してもらって対処しました。また、域外搬送をしたわけで、その度ごとに給油していました。給油の待ち時間は、優先してもらえたりもらえなかったり、バラバラでした。
フライトプランは、事後入力の許可をもらっていましたし、特筆的なのは、車両燈火によるグランド離着陸が許可されました。福島県立医大のグランドに救急車を並べて、日没後に何機もドクヘリが降りて来るシーンは圧巻でした…

自衛隊のEC135はJP-4で飛んでるんだから、ユーロコプターが明文化してくれれば使わせてもらえそうですけどね…少なくとも浜松基地はそういう方向に話が進んでいました。
>ミソコプターさん
ブログの方がブログで言っているのは税金の話であって、揮発性の高いJP4を給油しても大丈夫なのだろうか等と悩んでいるわけではありません。間違った情報でも広がると皆信じてしまいます。結構そういった間違った情報が多いものでつい口を挟んでしまいました。気にしないで下さい。
なお、ブログの方は山形空港で隣のスポットに降りてきて、久し振りに少しお話をしました。懐かしかったです。

教訓とは関係ないですが、以前はよく宮城県の散布をしていて、海沿いの農村地帯の集落は視覚的に覚えているので、まだ海水も引いていない震災後の集落が無くなった風景を上から見た時は、本当にショックでした。
>サンダーさん
JP-4使われました?

僕の曖昧な記憶では、霞の目で消防防災系は自衛隊に入れてもらってたようなことを言ってた様な…
>ゆでさん

霞の目には着陸しませんでした。
利府の運動公園や、会社の用意した場外でre-fuelしました。
それと私もベースは福島医大でした!
> さんだーさん

確かにブログの主な部分は航空燃料税のことについてですが、
後段で自衛隊からの給油についてこう書かれています。

以下『ドクターヘリパイロット(元)奮闘記』の
大災害時のヘリコプターの燃料(1)、、、、
http://blogs.yahoo.co.jp/bell214b1989/64236021.html
より引用します。

「給油を遠慮した理由はもうひとつあって、民間のヘリはジェットA1という灯油系の燃料で軍が使うのはJP4というケロシンの燃料で、マニュアル上はどちらを使ってもよいこととなっていて問題はないのですが今まで民間ヘリが使ったということは聞いたことがありません。」

とあるので「なるほど自衛隊からの給油を遠慮する理由にJETA-1,JP4の違いがあるものなのか」と素人ながら思った次第でありました。
しかし自衛隊は同じエンジンでもJP4なを使っているので、確かに現場で悩むような事ではないものなのですね。

色々な人に聞くと給油して混ざっても問題なく、精算も自衛隊への納入業者を介する、いわゆる「現物返し」が可能のようですね。
燃料の入札金額から翌年度(?)に支払う方法もあると聞いたことがありますが、実際にその方法で精算したというのは聞きませんし、
結果的に航空燃料税を払わないことになるのかもしれませんが、公的機関からの依頼で、しかも人命救助が目的ならドクヘリの燃料全て非課税でも良いような気は個人的にはします・・・

自衛隊員しかいない南の島で給油してもらったことがありますが、聞いたら現物返しとのことでした。
業界とは無関係の素人なので恐縮ですが、
Jet A-1=灯油系=ケロシン系ではないでしょうか?
JP4はワイドカット系かと思います。

4月にイタリアに展開したスウェーデン空軍のJAS39戦闘機の燃料は、メーカー指定がJetA1だったため、JP5しか基地に無かったことで数日足止めされたというニュースもありました。結局メーカーから問題なしとの回答を得てJP5を給油したとのこと。

マニュアルで指定されている以外の燃料には世の東西や軍民問わずそうなのかな、と思ったりした次第です。
 ブログのパイロットさんと一緒にいたのと、以前から燃料の話なんかをする機会があったのですが…H学園のパイロットさんは「入れられるけど…入れにくいなぁ…」という立ち位置で共通していらっしゃいました。
 (この春、ご勇退された超ベテランパイロットさんでした)
>サンダーさん
13日夕方から15日にかけて福島県立医大のCS室とDMAT本部をうろうろしていました(地上支援係(?)ということで)お顔を拝見したかもしれませんね(^ ^)
私は霞目飛行場で防災ヘリさんや消防さんに普通にJPー4を給油してました。
エンジンマニュアルに記載されてるとは思いますが、JETA-1とJP−4の互換性なら問題ないはずぜす。
私は霞目飛行場で防災ヘリさんや消防さんに普通にJPー4を給油してました。
エンジンマニュアルに記載されてるとは思いますが、JETA-1とJP−4の互換性なら問題ないはずぜす。
自衛隊もBK117とEC135を両方持ってるって聞きましたし、JP4もJP5も持ってるって聞いたことありますよ。ただ基地によってJP4だったりJP5だったりと違うみたいですね。

と言うことはBKもECもJP4、5、8、JETA−1全部いけるから結局は問題ないですね。

新潟空港で自衛隊のヘリが出光だったかのタンクローリー(たぶんJETA−1)から直接給油してるのを送迎デッキから見たことあります。何年も前だから今は違うのかもしれませんがね。
<ゆでさん
同じ頃私も福島医大にいましたので会っていたのでしょうね。もしかしたら一言位は会話していたかもしれませんね。
またDMAT発動したらどこかで・・・、いやいやDMATは発動しない方がいいですね。

燃料については結論を言うと、通常の外気温度の中で通常の高度で飛行する分には問題なし。サボテンダーさんがおっしゃるように究極AVGASを混ぜてもOKで、機種によっては条件付で使用可と飛行規程(航空機の取扱説明書みたいなもの)に記述されている。
ということで、パイロットはJP-4を問題なく使用できる事は知っているけどすぐ近くにJET-A1があればそちらを給油する。なぜなら面倒だから。それだけです。ミソコプターさん、お騒がせしてごめんなさいね。
イリジウムも他の衛星電話も、要は被災地外の回線なので、被災地内の固定電話や携帯電話との回線が繋がらなかったのでしょう。したがって、衛星電話同士やイリジウムを含む衛星電話と被災地外のCSの固定電話との回線はかなり安定していました。
加えていうと被災地内からの発信には公衆電話が安定していました。福島県立医大の公衆電話がプランのクローズの時間の連絡に随分役に立ちました。
個人的な反省。
12日と13日、霞の目で本気で運行管理をすれば良かったと悔やまれます。
航空無線の移動局も持ってたし、目の前に衛星電話も二つあった。
SCUの統括はMCA無線で県の本部や各災害拠点病院としっかり連絡できてたし、何より自衛隊の発電機のおかげでコンセントがあって、なんとe-mobileのインターネットがしっかりとつながって、Googleマップで座標は取り放題だった…
各社の地元CSへだって衛星電話でしっかりと連絡できた…

地上支援をするつもりで現地に入ったのに。

13の夕方にようやく上記の事実に気づいて、もっったいないことをした、と悔やまれます。

次があるとしたら、どういう運行管理システムを構築したら効率がいいのか、よく吟味して、今年度の9月の総合防災訓練で検証するべきなんでしょうね…
23の「ゆで」さんのコメントにでてきました、
「MCA無線」ですが、これは今回の災害通信においては、
衛生電話、イリジウム、携帯電話に比べ画期的に通信できていたようです。

災害発生時、九州の、とある病院のDMAT隊は通常の近距離通話エリアから
全国エリアに急遽切り替え、東北地方に入ったそうです。

その結果、東北の無線エリア内にいながら、なんら問題なく、
東北の災害現場と九州の病院と普通に会話できたそうです。

通信確保のバックアップという点では「デジタルMCA無線」は
有効だと思います。

ログインすると、残り3件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ドクターヘリ 更新情報

ドクターヘリのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。