【新ドラマ・映画】コミュの☆ドラマ『３３分探偵』～第5話～

～ストーリー・第5話(お見合い殺人でもたす)～

　鞍馬六郎（堂本剛）とリカコ（水川あさみ）は、見合いをする大田原警部（高橋克実）にアドバイスを頼まれフレンチレストランにやってきた。

　レストランのオーナー・中田修二（大高洋夫）の妻・めぐみ（阿南敦子）が、いつまでも独身の親友・前島慶子（堀内敬子）を心配して見合いを一方的に計画。修二の大学時代の友人である大田原に話が回ってきたのだ。意外にも好感触の見合いになったが慶子がトイレで席を外した直後、バルコニーでめぐみが殺害される。背中から血を流しうつ伏せで死んでいるめぐみの脇にはナイフを片手に呆然とへたりこんでいる慶子の姿が。大田原が慶子の逮捕を躊躇していると、六郎が事件を33分もたせることを宣言する。
　
めぐみの幸せが妬ましく、また次々と男性を紹介してくることにも苛立っていたと慶子が自供する中、六郎は事件発生直前に店内で大ゲンカしていた夫婦に容疑をかける。しかし、夫婦ゲンカの末に妻を殺そうとした夫が仲裁に入っためぐみをあやまって殺してしまったという六郎の推理は、完全なアリバイの前に瞬時に崩れ去る。一同が聞き込みに走り回っている頃、こっそりと電話をしていた修二は電話相手に「友人が殺したことになってる」と告げていた…