【新ドラマ・映画】コミュのドラマ『探偵学園Ｑ』～最終回～

～ストーリー～ (最終回)

　リュウが雨洞（小須田康人）ら4人を殺害した容疑で警察に追われる中、七海（山本太郎）からキュウらに、団が倒れて意識不明になったとの連絡が入った。団が重い病に冒されていることを明かしたキンタは、動揺するメンバーたちに、力を合わせて頑張ろうとカツを入れる。

その頃、警察の追跡を逃れて森の中に入り込んだリュウは、冥王星の首領で、祖父のキング・ハデスと顔を合わせていた。その昔、最も信じていた親友の団に裏切られ、見捨てられたことがあると明かすハデスは、ア然とするリュウに、今こそ冥王星の後継者になるよう告げる。そして、リュウを信じきれていないQクラスの生徒たちの心のすき間に入り込み、罠を仕掛けて抹殺すると宣言した。

リュウの無実を信じるキュウらは、メグ、数馬らを促して再捜査を始めた。桔梗（邑野みあ）の話によると、殺された4人はそれぞれベクトルの異なる憎しみを抱えていた。雨洞に女優になる夢を潰された美姫（松尾れい子）、夫・紅城（田中実）を奪った美姫に嫌悪感を抱いていた椿（山下裕子）、離婚を承諾しない椿に不満を募らせていた紅城、ホテル乗っ取りを企む紅城に激怒していた雨洞――。
しかし、これらの憎しみのベクトルも、殺人の発生順を考えると、つじつまが合わなくなり、結局、リュウが犯人の可能性が高くなる。

そんな中、リュウに呼び出しを受けたキュウらは、ホテルの大広間にやって来た。元気そうなリュウの顔を見て、思わず胸の内をぶちまけるメンバーたち。だが、ホッとするのもつかの間、キュウらは、遅れて現れた人物を紹介されて、驚愕した。その人物こそ、宿敵のキング・ハデスだったのだ。
キュウらに挨拶したハデスは、大広間の2つの入口の扉が同時に開閉するとトラップのスイッチが入ると告げ、リュウと共に同時に2つの扉から外に出てしまった。だが、困惑するキュウらに、リュウは、謎の言葉を残した。正しい扉を開ければ何事もないが、誤った扉を開けるとトラップが発動して部屋が炎上する、と言うのだ。残り時間は、3分間。
メグ、キンタ、数馬がパニック状態に陥る中、キュウは、床に落ちていたガラスの欠けらから、4人が殺された事件の謎を見破った。　だが、残り3分の時間は、刻々と過ぎていく・・・。

Qクラス対冥王星、最終決戦の行方は！？

“どんなことがあっても信じて”と最後まで仲間を信じ、謎を解き明かしながら悪の首領を追い詰めていく、衝撃の最終回です