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白山信仰コミュの飯田の白山社奥社本殿で記念祭

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飯田市の風越山(1535・1メートル)山頂直下にある白山社奥社本殿(国重要文化財)の建立500年を祝う記念祭が13日、同市滝の沢の白山社里宮で開かれた。戦前まで行われていたという湯立て神事を約70年ぶりに復活させたほか、創作の和太鼓演奏などを披露して節目を祝った。

 奥社本殿は、室町時代後期の1509(永正6)年に建立したとされる。湯立て神事は、1940(昭和15)年の全面修復ごろに行われたのが最後といい、白山社宮司の近藤政彰さん(66)が復活に向け、お年寄りから神事の手順を聞くなどして1年ほどかけて準備してきた。

 さらに、氏子総代長の山下守弘さん(72)が、霊山に住むとされるてんぐと、同市出身の詩人で英文学者、日夏耿之介(1890〜1971年)の風越山山頂にある句碑「秋風や狗賓(ぐひん)の山に骨を埋む」にちなみ、てんぐをモチーフにした太鼓の創作を阿智村の舞台芸能師、加藤木朗さん(42)に依頼。村人の和太鼓を奪った鬼をてんぐが追い払い、一緒に演奏を楽しむという展開の「権現山狗賓太鼓」をこしらえた。

 この日は式典などの後、里宮境内に据えた釜で風越山のわき水を煮立て、近藤宮司や面を着けたてんぐが、気合のこもった「エイ」という声とともに素手で豪快に湯切りをした。加藤木さんらも市有形文化財の里宮拝殿を舞台に、権現山狗賓太鼓の勇壮な調べを初披露した。

 境内には地元住民らが詰め掛け、盛んにカメラのシャッターを切り、振る舞われたどぶろくや甘酒を味わった。山下さんは「神事が根付き、太鼓も伝統になるよう育てていきたい」と話していた。

(提供:信濃毎日新聞)

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_13871

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