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「タイ語一語一会」コミュの<51>「有利である、優位に立つ、、、」

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{ได้เปรียบ}
<ダイ・プリヤッ(プ)>


☆ <前置き>

実は<プリヤッ(プ)>という単語自体、
非常に大切な意味を含んでいます、、、

<プリヤッ(プ)>一語で、

「比較する、例える、、、」

の意味を有します。

ちょうど、英語の<compare>のニュアンスです。

* 偶然ではありますが、英語の、、、

<compare with〜>
→「比較する、対照する、、、」

<compare to〜>
→「例える、なぞらえる、、、」

とオーバーラップしてきます。

さて、<プリヤッ(プ)>自体、
動詞でありますが、、、

その前に別の動詞を繋げることで、
また違ったニュアンスが広がってきます。


☆ <本題>

本日の主役を、
<ダイ・プリヤッ(プ)>としましたが、

<プリヤッ(プ)>の前に、、、

<ダイ>「得る、〜できる、、、」

というポジティブなプラス思考の言葉が連なり、
比較した結果上位に立つ、、、というニュアンスで、

<ダイ・プリヤッ(プ)>
→「有利である、優位に立つ、、、」

反対に、、、

<シア>「失う、無くす、、、」
というネガティブなマイナス思考の言葉が連なり、
比較した結果下位になる、、、というニュアンスで、

<シア・プリヤッ(プ)
→「不利である、劣勢になる、、、」

という言い回しができます。


☆ <発音>

<ダイ・プリヤッ(プ)>は、
<ダイ>と<プリヤッ(プ)>の2つの音節に分かれ、

<ダイ>は、上がって下がる逆V字形、、、
<プリヤッ(プ)>は、下がり気味で発音されます。

すなわち、、、

/\<ダイ>・\<プリヤッ(プ)>

ちなみに、
<シア>は、V字形の尻上がりの発音なので、

\/<シア>・\<プリヤッ(プ)>

のようなイントネーションになります。


☆ <使われ方>

<ダイ(シア)・プリヤッ(プ)>は、

2つ以上の対象になる事物を比較した際、
それに対して、「有利(不利)である、、、」
という言い回しで表現されます。

ちょっと長くなりますが、、、
2つほど例を挙げてみます、、、

(1)<ウエラー・レン・バスケッ(ト)ボー(ル)、
コン・スーン(グ)・ダイ・プリヤッ(プ)・クワー・コン・ティア!>

<ウエラー>「〜する時、」
<スーン(グ)>「背が高い」
<ティア>「背が高い」
<クワー>「(比較級で)〜より、、、」

→「バスケットボールを(プレー)する時、
背の高い人は背の低い人より有利である。」

反対に、<シア・プリヤッ(プ)>を用いれば、、、

<ウエラー・レン・バスケッ(ト)ボー(ル)、
コン・ティア・シア・プリヤッ(プ)・クワー・コン・スーン(グ)!>

「バスケットボールを(プレー)する時、
背の低い人は背の高い人より不利である。」

この要領です、、、

同じように、もう一つ、、、

(2)<ウエラー・タムガーン・ティー・ムアン(グ)タイ、
コン・ティー・プー(ツ)パーサー・タイ・(ダイ)・
ダイ・プリヤッ(プ)・クワー・
コン・ティー・プー(ツ)・パーサー・タイ・マイ・ダイ!>

「タイで働く(就職する)時、
タイ語を話す人は、タイ語を話せない人より有利である!」


反対に<シア・プリヤッ(プ)>を用いれば、、、

<ウエラー・タムガーン・ティー・ムアン(グ)タイ、
コン・ティー・プー(ツ)パーサー・タイ・マイ・ダイ・
シア・プリヤッ(プ)・クワー・
コン・ティー・プー(ツ)・パーサー・タイ・ダイ!>

「タイで働く(就職する)時、
タイ語を話せない人は、タイ語を話せる人より不利である!」


(1)、(2)の例文とも、、、

わかりやすい文章を心がけているため、
ちょっと口語的な内容とは離れ、
かなり硬い表現になっておりますが、、、

<ダイ・プリヤッ(プ)>
    &
<シア・プリヤッ(プ)>

のニュアンスはご理解頂けましたでしょうか?


勿論、長ったらしい前後の言葉を取っ払って、
ただ、、、その状況に即して、、、

<ダイ(シア)・プリヤッ(プ)!>

とそのフレーズ一言で、
このニュアンスを表現できます。


* <プリヤッ(プ)>には、
もう一つ重要な言い回しとして、、、

<アウ>「要る、欲しい、、、」とリンクして、

自分の方をより優位に立たせるように導く、、、
というニュアンスから、、、

<アウ・プリヤッ(プ)>

→ 「利用する、、、」

というフレーズもありますので、
併せてご参照下さい!

(以前もご紹介しましたが、、、
<アウ>は変幻自在に、
いろいろな言い回しを演出します!)


>>>次回は、、、
<52><サンヤー>
「約束(する)!」をご紹介する予定です!

コメント(11)

タイフリーク様
確かにタイで仕事するには、タイ語、それに英語話せれば
プリアップですよね。東南アジアでは中国語分かれば、
よりプリアップ、南米では、パサー・サッペーンですか!!

次回は約束するですか??ちょっと私に取っては頭が痛い
言葉です。。。たまに?ピット・サンヤ〜、ピット・サンヤ〜と言われて、皿が飛んできます!?(汗)
>>会長、、、

目がチカチカして、
ちょっと焦りました、、、

皿が飛んできます、、、というところを、

血が飛んできます、、、と読んだものですから、

一体全体、どんな仲のいい?!ご夫婦なのかと???

どちらにしましても、まあヤバイですね!
<プリヤッ(プ)>どうゆう訳か私にとって覚えずらい単語です。
頭の中に発音は残るのですが、どうゆう意味だっけ?ってすぐ忘れてしまうのです。
でもタイフリ−クさんの説明で納得出来たのでもう忘れません。・・・多分(~~)www
アッサニー様
ピット・サンヤ〜=約束が違う! ということでしょうか?
私の場合皿は飛んできませんが、無言攻撃が・・・・

タイフリーク様
皿が飛んでくれば血も飛ぶかも知れませんね(^_^;)

ところで、タイフリーク教授に質問させて頂きたい事があります。例文について、私の思い違いかも知れないのですが、
シア・プリヤッ(プ)・クワー・
のように、よりマイナスであることを表現するときにはクワーは使わないと教わったように記憶しているのですが、このような表現は普通に使われるのでしょうか?
もしかすると、否定の”マイ”をつけた表現にはクワーを使わない、という意味だったのかも知れません。
より不利であるは自然ですが、より有利でない、という言い回しは不自然ですものね。
そもそも、そういう制限は全くないのかも知れませんが、気になってしまって、質問せずにはいられなくなってしまいました。
どうぞ、私のモヤモヤを吹き払って下さいませ。
タイフリーク様
皿ならはまだ良いのですが??、以前、どこかで書きましたが、
ホテルの前で、スティルス自転車?戦闘機に乗ってきて
待ち伏せされて、スカットミサイルにも優るとも劣らない、
拳骨ミサイルが飛んできたことあります!?(大汗)

ロソ様
意味合いとしては、また約束破った〜〜〜という感じでしょうか!?(汗)

ところで、詳細な説明は、タイフリークさんがしてくれると思いますが、グワーは、否定のマイとは一緒に使わないような気がします。あまりそのような例文聞いたことありません。
そのためシア・プリアップ・グワーでもおかしくないと思います。
>>Yako様、、、

少しでも、お役に立てば、
嬉しいです。


>>ロソ殿、、、

確かに、
<クワー>「〜より、〜以上に、、」

などと、辞書を見れば、
そのように記載されているかもしれませんが、

プラス、マイナスに関わりなく問題なく使えますよ、、、

要は、その指しているベクトルが、
上を向いているか下を向いているかの違いだけです、、、

例えば、、、

<ケー(プ)・クワー〜>「〜より狭い」
<ティア・クワー〜>「〜より低い」
<ノイ・クワー〜>「〜より少ない」

などなど、、、

他には、もっと違ったネガティブな形容詞を用いて、、、

<ヂャイダム・クワー〜>「〜より不親切な」
<キーニヨウ・クワー〜>「〜よりケチな」
<ナークリアッ(ト)・クワー>「〜より醜い、不細工な」

なども通常でよく使います。

例えば、、、

<クンA、ンガン・ドゥアン・ノイ・クワー・クンB!>
→「Aさんは、給料はBさんより少ないです。」

<クンA・キーニヨウ・クワー・クンB!>
→「Aさんは、Bさんよりケチです!」

などです。

一方、<マイ>を使った否定的比較級につきましては、

ロソ殿がご指摘のように、、、
あるいは教科書的タイ語などで、
その言い回しは一般的ではない、、、
と教わった可能性を想像します、、、

確かに、あまり、聞きなれませんが、、、
実際は、いろいろな形や表現を変えてよく使われています。

例えば、

<クンA・マイ・スワイ・クワー・クンB>
→「Aさんは、Bさんより美しくない」
→「Aさんは、Bさんほど美しくない」

は、実際、わからないことはないですが、
確かに、あまり、一般的な言い回しであるとは云えません、、、

それよりも、

<クンA・マイ・スーン(グ)・クワー・ニー!>

などと、、、

手などでこのぐらいと高さを提示し、
「せいぜいこのぐらい、、、」
「少なくともこれ以上は高くない、、、」

というニュアンスで、、、

「Aさん(の背)は、せいぜいこのぐらい、、、」

と云った言い回しですと、、、

<マイ>と<クワー>が結びついた表現は、
無数に存在します、、、

これは、いつも自分が肝に銘じて、
何度かこの場でもご紹介しておりますが、、、

言葉の使い方には、絶対正しいとか絶対間違い、、、
というのは、なかなか想定しにくく、
言葉は生き物で、常に流動的ですので、
以前は正しくなかったものが、
それが一般的になってくると、
自然に正しいニュアンスとして受け入れられる場合もあります。

結論としましては、、、

<クワー>は、
別にマイナスに作用することでも文句なし使えます。

ただ、一方で<マイ>と<クワー>の語法につきましては、
少々注意を要し、
ただそれが一般的でなく、耳に不自然に聞こえるかもしれませんが、
使えないということもない、、、
という形で認識して頂けましたらと存じます!


>>SiB様、、、

初めまして、、、
6年バンコクにお住まいで、、、
今はカナダのバンクーバーですか、、、

地球上で、全く真反対のところに、
いらっしゃるんですね、、、

SiB様は、アーティストのようでいらっしゃいますが、
また、タイが懐かしくなりましたら、
お気軽にこのコミュでも覗いて下さい、、、

書き込み等、大歓迎ですよ!!!
アッサニー様、タイフリーク様
ありがとうございます。
これでモヤモヤがまたひとつ晴れてゆきます。

考えてみれば、こういうことに限らず私のタイ語はかなり珍妙な言い回しがちりばめられていると思いますので、あまり細かいことに拘っても仕方ないですね。
相手の表情を見て、伝わり具合を確認しながらいろいろとトライして行くしかないです。
電話では難しいですが・・・
>>会長、、、

失礼しました、、、
事前に、フォロー頂いていたんですね!
またまたタッチの差で知りませんでした。
いつもながら、どうもありがとうございます!


>>ロソ殿、、、

実際、あまり細かいことにこだわっておりますと、
長続きしませんですよね、、、

もう一つのワスの持論ですが、、、

<語学の勉強は、続けた者勝ちです、、、>

今は、何となくアヤフヤなことが、
時期が来れば、、、

<あ〜そうなんだ、、、>

と氷解することが多々あります。

それが、途中で、、、
<もう、や〜めた!>
だとすべてそれで終わっちゃいます!

お互い、同じ道程を歩んで行く者同士、、、
のんびりといきましょう!

ワスもいつもロソ殿に刺激と気概を、
強く頂いております!!
語学の勉強には終わりが無いと思います。
私は、”Practice makes perfect.”
 習うより慣れよ!!だと思いますが。
>>会長、、、

さすが、粋なステキな言い回しをされますね!

「Practice makes perfect.」

<習うより慣れよ!!>

本当にその通りだと同感致します!

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