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ヴェーダの神々コミュのヴェーダの神話

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せっかくなのでトピックつくってみます。
ヴェーダの神話、神さまについてのエピソードなどをちょこちょこ挙げていくかんじになればなーと。
みなさんもぜひご存知の神話やエピソードを書き込んでくださいな!
あるいはリクエストなどございましたら。正直わたしも自信ありませんが。


さて、まず最初はやっぱりインドラ。

ヴェーダにおいて一番重要な英雄神ですね。リグ・ヴェーダの讃歌のうち1/4を占める彼の、雷を操り悪竜を退治する軍神としての姿は、ヴェーダを持ち込んだインド・アーリア人の理想の男性像であったとも考えられます。
インドラの特徴は、ヴェーダ時代の神さまとしては特殊といえるほどにしっかりと擬人化が進んでること。その性格から可哀想な生い立ちまで、ここまで鮮明におはなしが残ってる神さまは彼だけです。

不遇の青年時代を経て、三界の王として君臨するも、その後のバラモン教の衰退とともに最高神としての地位を失ったインドラさん。今回はその出生について。

インドラの父は天神ディアウス、母は地神プリティヴィーです。天と地の子どもなのですね。ちなみに炎神アグニはインドラの弟。
インドラは非常に長い間、プリティヴィーの胎内にいたのですが、生まれるや否や、天地揺るがすほどの力を発し、その力に慄いたプリティヴィーはインドラを棄ててしまいます(辻直四郎氏訳の『リグ・ヴェーダ讃歌』ではプリティヴィーはインドラを他の神々の嫉妬から護るため棄てたという解釈をされています)。
捨て子にされたインドラは、成長し、悪竜ヴリトラが干ばつで人々を苦しめていることを知ると、トヴァシュトリ神(ものづくりの神さま、たしかインドラの叔父)の家で、ソーマ酒と最強の武器ヴァジュラをふんだくってヴリトラを退治します。
このとき、インドラは百頭の牛に匹敵するソーマ酒を飲んだっつうことで、トヴァシュトリはびっくりしたっていうかマジギレしたんじゃないんでしょうか。人んちの酒を・・・

このヴリトラ退治で名を上げたインドラは、その後、自分を棄てた父母を殺してしまいます。
ちなみに、上述の『リグ・ヴェーダ讃歌』では、この父母殺しの罪によって、インドラは他の神々の同情を失って犬の内臓を食べてまで生き延びなければならないほど困窮した、とあるのですが、では彼はいつ三界の王になったのかなあ?
個人的にはディアウス殺害とヴリトラ殺しによって天の水の運行の権利を持ったインドラがヴァルナを駆逐して三界の王におさまったと思っていたのですが・・・どういう順序だったんだろう。

ちなみに、ヴィシュヌやヴァーユとはそこそこ親交があったようです。ヒンドゥー時代までくだりますと、シヴァとはどうも仲悪そうなイメージですが・・・。そういえばヴィシュヌの化身のはずのクリシュナはインドラをいじめてたような・・・。

コメント(3)

>gajalakshmiさん

どうも〜、ありがとうございます。
ヒンドゥー時代の情けないながらも人間味あふれる没落したインドラにも惹かれつつ、
やっぱりヴェーダ時代の堂々とした神々の王たるインドラがいちばん好きです 笑

しかし、リグ・ヴェーダ讃歌の中でもお猿さんに心奪われて奥さんの怒りを買ったりと、やっぱりちょっと情けないかも・・・

※ちなみに、シヴァとインドラの不仲はわたしの勝手な思い込みかもしれません。シヴァは、ソーマからではなく、苦行による力の増大を重要視しているようなので、ソーマによって力を維持してきたインドラに反目してるようなイメージがありまして・・・。
あとサティーちゃんが焼死したときにも、インドラを半殺しにしたりしてますし・・・(暴走の結果とはいえ)
ルドラもインドラも、マルト神群を従える空界の神ですから、本質的には似ているはずなんですけどね。

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