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自主勉強会コミュの血圧,血液量の調節のしくみは?

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血圧低下時の調節としては,2つの方法が考えられる。
1. 血管収縮
2. 血液量増加

調節の1つとしてレニンーアンギオテンシンーアルドステロン系がある。

<レニンーアンギオテンシンーアルドステロン系>
血圧,血液量の低下(脱水,Na+不足,出血などによる)
 ↓
【腎臓】
レニン分泌
 ↓
【血液中】
アンギオテンシンI 形成↑
 ↓
【肺,末梢血管】
アンギオテンシンI → アンギオテンシンII
(アンギオテンシン転換酵素の働きによる)
 ↓
【AT1受容体(細胞表面)】*
血管収縮
血圧↑
アルドステロン分泌↑
利尿作用
細胞増殖

【副腎皮質】
アルドステロン分泌↑
 ↓
【腎臓(集合管)】
Na+と水の再吸収↑
 ↓
血圧,血液量↑ により正常にもどる。

*拮抗的な受容体として次のものもある。
【AT2受容体(細胞表面)】
血管拡張
血圧下降
NO産生
細胞増殖抑制
アポトーシス促進

●アルドステロンって?
・鉱質コルチコイドのメイン。
・副腎皮質球状層で生成されるホルモン。
・レニンーアンギオテンシン,K,ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)により分泌促進。
・心房性ナトリウム利尿ペプチド,ドパミンにより抑制される。

●他に血圧上昇に働く物質は?
・バソプレシン(下垂体後葉ホルモン)
・ノルアドレナリン(神経伝達物質)
・セロトニン(神経伝達物質)
・カテコールアミン類
 ドパミン(神経伝達物質,腎臓のオータコイド(局所ホルモン))
 ノルアドレナリン(神経伝達物質,交感神経の伝達物質)
 アドレナリン(神経伝達物質,副腎髄質ホルモン)

●循環の反射はどのように起こる?
・中枢は延髄腹外側野。
・圧受容器(頚動脈洞と大動脈弓部の動脈壁内に分布)→延髄→心臓・血管(血圧↓)
・化学受容器(頚動脈小体,大動脈小体)→延髄→交感神経↑(血圧↑)

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