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自主勉強会コミュの臨床医学各論: 腎・泌尿器疾患 用語編

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今調べながら纏めていているんで、随時アップしてきましゅ。

【赤血球円柱】
"円柱とは、腎臓の尿細管の中で蛋白質から作られる無色、半透明のゲルのことです。尿の沈殿物(試験管の底に遠心分離によって集められる物質、一般に沈渣といわれます)を顕微鏡で観察することによって検査します。通常、尿中に含まれる蛋白質の量はごくわずか(150ミリグラム/日未満)です。尿中の蛋白質のうちの2/3は血漿から由来するアルブミンと小グロブリンで、残りの1/3はタム-ホースフォースフル蛋白質(腎臓の尿細管から分泌される糖蛋白)です。円柱の基質はすべて、タム-ホースフォール蛋白質によって形成されると考えられています(基質が形成された後、他の蛋白質が加わることによって円柱は大きくなる)。タム-ホースフォール蛋白質は、一定の条件下で原線維の網を作り、この網が細胞の破片や粒状の物質を捕らえるからです。円柱の生成量は、pHが低下したり、尿細管の停滞(尿の濾過量の減少)や閉塞(細胞や細胞の破片の蓄積)が起きたりすると増加します。また、逆に円柱が崩壊を始めるのは、尿が希釈されたり、アルカリ性になったりしたときや、尿の酸性度を下げるような細菌が存在するときです。円柱のサイズや形は、形成される場所によって異なります。たとえば、尿細管が拡大されていたり、集合管に停滞が起きたりすると、円柱は大きくなります。また、結合組織が増殖して尿細管が圧迫されたり、崩壊が起きたりすると、円柱は小さくなります。
"

【メサンギウム細胞】
●"糸球体内の毛細血管と毛細血管の間のスペースをメサンギウムという。このスペースはメサンギウム細胞と?型コラーゲンで構成されている。メサンギウム細胞の機能は血管を締め付け、糸球体濾過量を調節することである。この細胞は輸入細動脈と繋がっており、同一の起源を持っていると思われる。
"
●"このメサンギウム細胞が増殖する腎疾患は通常“……腎炎”と呼ばれる。急性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎、ループス腎炎などである。
一方、メサンギウム細胞の増殖が軽度であり、メサンギウム基質や基底膜などの細胞外基質が増殖する腎疾患は通常“……腎症”と呼ばれ、IgA腎症、膜性腎症、糖尿病性腎症などが代表である。"

コメント(1)

【尿閉と無尿】
腎臓でつくられる尿量そのものが異常になる場合→多尿、乏尿、無尿
腎臓でつくられる尿量は正常で排出に問題がある場合→頻尿、尿閉

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