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パタル・キキアン Patal Kikianコミュのアグン山の噴火

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1963年3月、それはブサキ寺院で行われる100年に一度の大祭「エカ・ダサ・ルードラ」の真っ只中に起こりました。
噴煙は上空10,000mに達し、火砕流は山腹の村を焼き払い、直後に降った大雨によって発生した大規模な泥流は、川沿いの村を飲み込みながら海まで達しました。

さらに、影響はバリ島にとどまらず、大気中を漂うチリが太陽の光を遮った事により、噴火後2年にわたり、熱帯地域の平均気温が0.5度も低くなったそうです。

死者2000人、家を失った人100,000人、バリ島の農地1/3が灰に埋まり、多くの農民が近隣の島への移住を余儀なくされました。

「パタル・キキアン」のあるシドゥムンにも無数の岩石や火山灰が降り注ぎ、溶岩はシュピースのアトリエのあるイッサー村まで押し寄せたようです。(※)


――この大災害の後、バリ島は政治的にも大混乱の時代に突入し、復興までに長い年月を要することとなってしまいます。


噴火によって中断され、そのままになっていたブサキ寺院の「エカ・ダサ・ルードラ大祭」が、仕切り直しをして開催されたのは、16年後の1979年のことでした。

この年、魔と聖を併せ持つアグン山を一望できる丘の上に「パタル・キキアン」が建て始められました。

(※)1963年当時、ヴァルター・シュピースのアトリエに滞在していた、イギリスの旅行作家アンナ・マシューズが著書「The Night of Purnama」の中でアグン山の噴火について書いてます。お暇な時に…^^

It was at the point that I Gusti Lanang Putuh,
head of our village, achieved the stroke which
calmed everyone. Down towards the lava flowing
in the river-bed he walked at a firm pace.
Behind him came the village priest, and I Gusti
Lanang Kebon, our carpenter, carrying the
ceremonial kris in his right hand.
Various other elders accompanied them, one of
them carrying a small black chicken. The gong,
drum and cymbals brought up the rear, with a
group of women who brought hastily made but
fairly elaborate offerings.
Twenty yards from the lava, in spite of strong
opposition from those who thought it should
have been beheaded nearer, Kebon made the
blood-sacrifice of the black chicken.
The priest prayed. The elders seized the body
and bore it right down to the flaming lip of
the lava and cast it in. One by one, showing
no signs of nervousness, the women walked down
and laid their offerings before the lava.
And the lava stopped. It stopped just there,
beside the offerings.
Early in the morning of the 19th, for the first
time there was enough clear sky to see the
mountain. The sight was incredible. Agung had
changed its shape. The rim of the crater had
collapsed and lost in height as much as five
hundred feet.



コメント(3)

へぇ〜噴火したんですね。。。知らなかったです!
しかも大祭の最中ってとこがアグン山らしいですね。。。
パタルキキアンもそんな昔からあるなんて。。。もうすぐ祝30周年!?
写真はアグン山の火口です^^。
5月に登った時に、恐る恐る覗き込んで撮りました!
今のところ、噴火の兆候はないみたいですね^^。

建て始めたのは1979年らしいのですが、
何時、完成したかは不明です。
なにせバリ島。何年かかったやら…^^;
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜!

そんな大きな噴火があったなんて初めて知りました。
すごい火口ですね。

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