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Harvard Medical School BostonコミュのJaRAN お知らせレター 2月20日号

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JaRAN お知らせレター 2月20日号

いかがお過ごしでしょうか?
ボストンの冬らしい陽気が続いております。
・・・と思いきや、明日と明後日は比較的、暖かいそうです。
http://weather.boston.com/

■医学系のJournalであるNew England Journal of Medicineを少し紹介します。
http://content.nejm.org/

1812年より創刊が開始された学術雑誌でMassachusetts Medical Societyが管理しております。
その名の通り、ボストン近郊と繋がりの深いJournalです。
医学に通じている方ならご存知の方も多いように、世界でもトップクラスのJournalです。JaRANが趣旨に掲げるよう、
ボストン近郊は様々な領域のプロフェッショナルが集まっています。そのためか、このJournalでは非常に学際性に
富んだ研究者が医学の展望を議論する機会が設けられています(Perspectives)。
そして、このPerspectivesのシリーズは、学術雑誌の世界に先駆けてAudio Archivesを設けました。
http://content.nejm.org/misc/audiointerviews.shtml
答えの無い医療倫理や最先端の医療技術、医療と社会との関係に関する見解を簡易に知ることができます。
特に、内容としてJaRANの趣旨に沿ったトピックを以下に挙げてみました。

・Climate Change and Human Health
http://content.nejm.org/cgi/content/full/353/14/1433/DC1
・Brazil’s success in fighting HIV.
http://content.nejm.org/cgi/content/full/354/19/1977/DC1
・ Bit Player or Powerhouse? China and Stem-Cell Research
http://content.nejm.org/cgi/content/full/355/12/1191/DC1

こういったシリーズは、興味深いですね。
ウェブ上の機能は最大限利用して、私たちの知識・見解も幅広いものにしていけたらと思います。

■JaRANでは、生命科学研究の指揮をとるPrincipal Investigator(PI)を
パネリストとして迎え、PIという立場に至る経緯・経験を享受させていただく機会を企画しています。

詳細は別途、メーリングリストに配信される予定です。
日時は2007年3月31の土曜日の午後3時半〜となります。
カレンダーにぜひ目立つ印を。
・パネリスト
市瀬史, M.D., Associate Professor
Harvard Med School, Dept. Anesthesia Critical Care, MGH
内田直滋, Ph.D., Assistant Professor
Harvard Univ, Dept. Mol Cellular Biology
荻野周史, M.D., Ph.D., Assistant professor
Harvard Med School, Dept. Med Oncology, Dana Farber Cancer Institute
Dept. Pathology, Brigham Women's Hospital
金木正夫, M.D., Ph.D., Assistant professor
Harvard Med School, Dept. Anaesthesia, MGH
Hensch Takao, Ph.D., Professor,
Harvard Univ, Dept Mol Cellular Biology
Harvard Med School、 Dept. Neurology (Children's Hospital) Center for Brain Science

■ 去る2月9日金曜日にJaRAN分科会エネルギー環境ネットワークのジャーナルクラブ第2回が行われました。
"Sayonara Sushi"という記事と、それの元となった生態系の多様性と漁業資源に関する論文(Worm et al., Science, 2006)
について、分野を異にする9名の参加者が活発な議論を交わしました。
次回(第3回)は今週の金曜日(23日)に開催されます。
テーマは中国の環境問題です。以下に案内を掲載いたしました。

日時:2月23日 午後6時
場所:Harvard University Herbaria、一階のConference Room
(地図: http://www.people.fas.harvard.edu/~ise/journal_club/huhmap.pdf

テーマ:中国の燃える野望

日の出の勢いで経済発展を遂げている中国ですが、その発展にはエネルギー供給の問題がつきまといます。
無計画な工業化は大気汚染などの環境問題を招くばかりか、温暖化も引き起こし世界の気候をカオスに投げ込む!とまで
言われてしまっています。中国で起こっていること、日本や世界とのかかわりについて、考えてみませんか?

今回はニュースとレビューなので、比較的ストレートなペーパーです。
みなさんがお持ちの情報や素朴な疑問など持ち寄っていただいて、
いろいろ話し合いましょう。

P Aldhous, Energy: China's Burning Ambition, Nature 435, 1152-1154 (30 June 2005)
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7046/full/4351152a.html
J Liu, J Diamond, China's environment in a globalizing world., Nature 435, 1179-1186 (30 June 2005)
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7046/full/4351179a.html

過去の文献や資料は以下に保存することとしました。
http://www.jaranboston.org/reg/reg.html
account:jaranboston
password: jaran
参加をご希望の方は伊勢武史(iserec@hotmail.com)までご連絡ください。

■今週の研究者紹介は研究者交流会幹事を務める大森義裕さんと金平直人さんです。

大森義裕
所属:ハーバードメディカルスクール/マサチューセッツ眼科耳鼻科病院
(Mass Eye & Ear Infirmary)
マサチューセッツ眼科耳鼻科病院でポスドクをしております大森義裕と申します。私の研究テーマは、
ゼブラフィッシュという熱帯魚を使って、眼や耳の遺伝病の発症する仕組みを解明していくことです。
病院で魚の研究をしているというのは、不思議に思われる方も多いと思いますが、魚の眼や耳のつくりは
人間とかなり似ていて、関係している遺伝子もほとんど同じなのです。具体的には、熱帯魚を何万匹も飼い、
眼に奇形を持つ魚(ミュータント)を探してきて遺伝子を突き止めるという手法を用いています。病気の発症
する仕組みを解明することで、将来的には診断や治療に役立てればと思っております。
ご興味のある方は、研究者交流会の懇親会ででも、声をかけてください!
参考文献:Current Biology 16, 945-957 (2006)

JaRANの皆様こんにちは。金平直人です。MIT Sloan School(経営学)/Harvard
Kennedy School(行政学)両校の学生とMIT Media Laboratory(コンピュータサ
イエンス)での研究をしています。日本ではMcKinsey & Company(休職中)、欧
州でUNDP(一時勤務)、というややこしい所属です。もともと計算機・分散シス
テムを扱うエンジニアでしたが興味が社会科学寄りに移ってきて、現在のテーマ
は「社会/組織に持続可能な変革/イノベーションをもたらすための、人材育成/
組織学習を支える政策的/組織的/技術的な仕組みづくり」とでも言ったらよいで
しょうか。世の中を良くする力は煎じ詰めれば、志を持つ個人が分野を超えて協
力しながら存分に活躍できること。それが起きるために自分に何ができるのか、
まだまだ暗中模索です。とはいえ仕事の半分は人と話すこと、と勝手に思い込ん
で、飲み歩きに精を出す毎日です。http://www.mit.edu/~konpe




それでは・・・気温の変化が激しいようですが
妙なウィルス・風邪などと縁などありませんように。

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