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先日発表された第１３５回芥川賞に「生きてるだけで、愛。」がノミネートされた作家・本谷有希子（２７）が注目を集めている。惜しくも賞は逃したが、とにかくマルチな才能を発揮しているのだ。
“本業”は００年に旗揚げした「劇団、本谷有希子」の主宰。ここで演出家、劇作家として現在も活躍している。
「０３年に第７回公演『石川県伍参市』が岸田國士賞候補になり、０５年に小説化した第１回公演の演目『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は三島由紀夫賞候補に選ばれました」（文芸ライター）
経歴からはお堅いイメージの本谷だが、くだけた面もある。実は今春まで１年間、「オールナイトニッポン」でパーソナリティーを担当し、“下ネタ”を連発して人気者だった。「週刊プレイボーイ」などにもコラムを連載。ＮＨＫの番組にも出演した。
「まだ正式決定ではないけど、『腑抜けども――』が近々映画化され、佐藤江梨子や永瀬正敏、永作博美などの売れっ子俳優がズラリと出演するといわれています。そうなれば、本谷の知名度は一気にアップするでしょう」（前出・文芸ライター）
さらに、本谷は「萌え系」に続く「文化系女子」（教室の隅でひとりで本などを読んでいる女の子のイメージの意味）の代表格として、オタク層にも注目されている。
硬軟自在の異色のマルチタレントの登場である。
【2006年7月18日掲載】
先日発表された第１３５回芥川賞に「生きてるだけで、愛。」がノミネートされた作家・本谷有希子（２７）が注目を集めている。惜しくも賞は逃したが、とにかくマルチな才能を発揮しているのだ。
“本業”は００年に旗揚げした「劇団、本谷有希子」の主宰。ここで演出家、劇作家として現在も活躍している。
「０３年に第７回公演『石川県伍参市』が岸田國士賞候補になり、０５年に小説化した第１回公演の演目『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は三島由紀夫賞候補に選ばれました」（文芸ライター）
経歴からはお堅いイメージの本谷だが、くだけた面もある。実は今春まで１年間、「オールナイトニッポン」でパーソナリティーを担当し、“下ネタ”を連発して人気者だった。「週刊プレイボーイ」などにもコラムを連載。ＮＨＫの番組にも出演した。
「まだ正式決定ではないけど、『腑抜けども――』が近々映画化され、佐藤江梨子や永瀬正敏、永作博美などの売れっ子俳優がズラリと出演するといわれています。そうなれば、本谷の知名度は一気にアップするでしょう」（前出・文芸ライター）
さらに、本谷は「萌え系」に続く「文化系女子」（教室の隅でひとりで本などを読んでいる女の子のイメージの意味）の代表格として、オタク層にも注目されている。
硬軟自在の異色のマルチタレントの登場である。
【2006年7月18日掲載】
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