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2007年11月14日00:02

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木津川

京都府の笠置(かさぎ)と言えば、京阪奈に住まう者にとっては、身近な憩いの場として知られています。木津川での釣り、河川敷のキャンプ場、或いは東海自然歩道の要所として、行楽シーズンには多くの人で賑わいます。私も何度か訪れた事があり、お気に入りの場所でもあるのですが、未だここで釣りをした事は無かったのでした。
そこで調べて見ると、ここは川バスのポイントとしても、かなり有名らしいですね。川に生息するバス・・・フライで狙うには最高ではないかと思った次第です。それともう一つ、この大川と呼ばれる本流域にて、ウエットフライにも挑戦してみたい。この時期、バスの他に何が釣れるのだろうかと、興味津々ではあります。さて、結果は如何に!

・20cm前後のバス、12匹:小さな支流の合流地点に群れて泳いでいる所を、ダウン・ストリーム気味にウエットを投げ入れ、ゴー&ストップのリトリーブにて反応を窺いました。ほぼサイトフィッシングが可能で、時にはフッキングまでの一部始終を目撃する事となり、これが実に面白かったのでした。

・ギル、十数匹:少し上流部の淀みになった所では、バスと共にギルが群れを成していました。ここでもウエットをストリーマー的なアプローチで使っては見たものの、釣れるのはギルばかりで、早々にドライに切り替えて応対していました。程々の所で止めて置けば、ギルも案外面白いものです。

・24cmのハス:ウエット本来のアプローチを心掛けた事が、功を奏したのかも知れません。何だかバスのファイトとは異なっているし、遠目にも魚体の煌めき具合が違っていたので、もしやと思っていたのですが、やっぱりハスでした。実は、今回の釣行で一番釣りたかった、本命魚だったりします。

・67cmのコイ:目の前を悠然と泳いでいたので、取り敢えずはそのままウエットを投げて見ました。本当はエッグヤーン(もしくはパンフライ)の方が効果的なんでしょうけど、フライを替える暇は無さそうです。しかしやっぱり悉く無視されて、下流に向かって泳ぎ去る寸前に、最後の望みを託してのキャスティング。うまい具合に、進行方向の少し先に落ちました。丁度そこを通り掛った所で、半信半疑のままに空アワセすると・・・掛かっちゃいました。まさかウエットで釣れるとは思わなかったよあせあせそれからはお決まりのバトルが展開されて、10分ほどで漸く引き上げる事が出来ました。スレ掛かりしていなかったのが、何よりも嬉しかったです。

・5cm位のオイカワ、3匹:イブニングライズを狙うも、そのライズの主は、ちっちゃなオイカワばかりの様でした。ユスリカに対するライズですから、当然ミッジングとなる訳ですが、#20のCDCダンでも大き過ぎる様で、なかなかフッキングには至りませんでした。本当はハス狙いだったんですけどね。

それにしても、予想以上にバスやギルが繁殖していて、正直、怖い位でした。漁協によって、定期的に駆除されているとの事ですが、広域ではありますし、オイカワなどの小魚は豊富に居てるので、これでは歯止めが利かないだろうなと思いました。正しく、日本の淡水域を席巻している訳ですね。明らかに・・・私は駆除側に与する事になりそうです。

追伸

その後、二度ほど笠置に通いましたが、流石に晩秋ともなれば、バスの状況は厳しい様に思えました。そこでサイトフィッシングに拘って、主にニゴイを狙っていたのですが、まだ少し狙い方に工夫が必要みたいです。オイカワ(とカワムツ)であれば、未だトップでも面白い様に釣れるんですけどね。
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