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2024年04月05日10:32

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"心を操る"って善いこと?

朝、パソコンを立ち上げたら、知人友人のブログを一通りチェックするのが日課になっている。安否確認というか・・・元気にしているかなと、近況を知ることができるから。それと、せっかく書いてUPしてくれているのだから、"ちゃんと見ている者がいるよ"と伝えたいための"プチッ"とアクセスである。

その他に、Amazonの日替わりセールもチェックする。最近は、もっぱら自己啓発っぽいものとか、ハウツー系、ビジネス本などになっているが、以前は、時々、小説なんかもセールされていたので、一応、今でもチェックしている。

とね、今日は『超トーク力 心を操る話し方の科学』という本が、セールされていた・・・・ん〜・・・

意外に、タイトルは内容をちゃんと表していなかったりするし、作者の意図より編集(売る担当)の意図が優先されることも多いみたいなので、本編を最後まで読まずに、著者やその著作を批判してはいけないのだけど・・・このタイトルを考えた人には、ちょっとお聞きしたい・・・"心を操る"ってどういうことですか? 私は、勝手に、"相手を、こちらの思い通りに操れる話し方を伝授します"って意味じゃないかと思っちゃったのだけど、それは誤解ですか?

実際の世の中で、心理的駆け引きが存在しない人間関係は珍しいと思う。相手を支配しようとか、陥れようとか、そんなことまでは考えてなくても、自分を優位にするために、無意識にいろいろやっているというのは、ごくごく自然で当たり前なことだと思う。けど、それには、程度ってものがあると思うし・・・なにより、本来は、あまり好ましくないことなんじゃないかと、わたしは思うんですよね・・・

随分前に、電車内の吊広告で、広告代理店だったかが、羊の群れの写真をどんと載せて、"大衆の心理を、思い通りに操ってみせますよ"的なキャッチコピーをつけていたのに、吐き気がしたと話したことがあるのだけど・・・今回の、この本のタイトルは、そういうことではないですよね・・・ねっ・・・

先にも言ったように、実際、我々は、自分の心にも他者の心にも何かしらの働きかけをせずにはいられないと思う。それが、関わるということだと思うから。だから、その関わり方を、お互いにとってより良いものにするために、知識を得たり、テクニックを学んだりということは、決して悪いことじゃないと思う。だから、そういうことを目的にした本なら、わたしが文句を言うのはお門違いだと思う。

けど・・・広告代理店の羊の群れの広告もだし、真意が上手く読み取れない本のタイトルもそうなんだけど・・・まるで、自分の思い通りに人を操れることがイイことだと、自慢できることだと言っているかのように受け取れる表現は・・・・・好きじゃない・・・・ほんとうに好きじゃないと思うのであります・・・そして、それをハッキリと"わたしは好きじゃないです"と公表したいと思ってしまうのであります。

せっかくモノされた御本に、イチャモンをつけるみたいで申し訳ないのだけど・・・きっと、わたしごときが、少し呟いたくらいでは、売れ行きに何の影響もないだろうと言い訳しつつ・・・どうしても"心を操る"には、とても強い嫌悪を感じてしまって・・・申し訳ないですが、言わずにいられないのでした・・・・すみません。
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