新井恵理那のプロ意識

新井恵理那アナ「自分の甘さに怒りと失望」愛鳥インコ死去に号泣と自責の念
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　毎朝私が目を覚ましてすることはテレビをつけること。私の人生において、朝のテレビ番組は「ズームイン!!朝！（日本テレビ）」か「やじうまワイド（テレビ朝日）」で、ズームインが終わり、「ＺＩＰ！」なるわけの分からない番組になってからは、ずっとテレビ朝日となっている。ということで、今は「グッド！モーニング」を見ている。
　そして、土曜日の夜はＴＢＳの「新・情報７daysニュースキャスター」を見ている。これも１９９１年から始まった「ブロードキャスター」からの視聴で、ビートたけしに代わった時に見なくなった時期があったが、２００９年に起きた酒井法子の薬物騒動を生中継したのをきっかけに視聴習慣が復活した（実際、この騒動から視聴率が良くなったはずだ）。

　この番組の共通項は、「新井恵理那」である。グッド！モーニングでは、昨秋からレギュラーになり、情報７daysではお天気キャスターを長く務めている。ウィキペディアを見ると、アナウンサー試験に全滅し、フリーキャスターとしてここまでのし上がってきたことが分かる。この２番組以外にも多くのレギュラー番組を持ち、現在はかなりの地位にいる印象である。
　そんな新井恵理那が飼っていたブルーボタンインコの「ラピス」が死んだことがニュースになっている。金属中毒になったことを把握できないまま衰弱してしまったようで、普段からラピスをYoutubeで紹介していることもあり、その死への経緯を３０分以上にわたる動画で説明した。
　ペットも飼わない私のような立場では「かわいそうに」という感想しか書くことはできないが、私が感じるのはそのプロ意識である。いくらラピスを動画で紹介していたとはいえ、３０分以上も素の状態で涙を流しながらその死について説明する姿はまさに「プロ」である。ちょっと意味合いは違うが、著名人は病気などで衰えた姿を見せたがらない中、あえて入院している姿を晒すアントニオ猪木に通ずるところがあるとも思う。

　とはいえ、あの動画を見ると、「明日からのグッド！モーニングは大丈夫なのかな」と思ってしまうのも事実。Youtubeのコメント欄に「明日（１３日）から夏休み」ということが書かれていたので、もしかするとそのあたりも含めた動画の公表だったのかもしれない。夏休みであればその傷を癒やすには十分な時間となるだろうか。

　･･･といったことを書いていると、松阪記念決勝戦で１→８→４を特券（１０００円）で持っていた私の涙なんて、どうでもよい話になるが、３着の守澤太志との差が「微差」だったのを見ると、新井恵理那と比較してはいけないが、やはり涙が出てしまう。

　養分人間の哀れな寝言である。