大丈夫かPIST6 Championship

　PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)

　何のことかと思ったら、１０月から始まる「２５０競輪」の正式名称らしい。たまたまnetkeirinのサイトで今日発表されたことを知ったが、夜のＮＨＫニュースで報じられた様子もなく、世間的な認知度はゼロに等しいと思われる。

　それより驚いたのが、この競輪にはＪＫＡが表で関与していない様子であること。この話自体はnetkeirinのＨＰには出ていても、競輪ＨＰには出ていない。ＪＫＡはこの競輪にどこまで関与しているのだろうか。
　車券も競輪ＨＰでは購入できず、TIPSTARなるサイトからのみ購入できるらしい。この時点で私はこの競輪にあまり興味が沸かなくなっている。そもそも、この競輪は私のような養分人間を相手にしておらず、新規顧客を開拓するつもりだから、それでよいのだろうが、肝心の収益は上がるのだろうか。入場チケットも、私が知っている５０円や１００円ではなく、２０００円〜５０００円という強気の設定をしている。もう、博打ではなく、自転車エンターテイメントという位置づけということである。
　東スポのネット記事には「公営競技として年間最低でも１７００万円を千葉市に繰入金として貢献する予定」とあるが、そのショボイ金額に涙が出そうだ。景気のいい競艇界が見たら笑ってしまうだろう。

　まだ分からないことも多いが、果たしてビジネスモデルとして成り立つのだろうか。ラインがなく、個人の闘いになると、ガールズケイリンと同じで「何を信じて買えばいいのか」となってしまいそうだ。

（netkeirinによる開催概要）
◆開催名　　PIST6 Championship(ピストシックスチャンピオンシップ)
◆開幕日　　2021年10月2日(土)
◆会場　　　千葉JPFドーム
◆施行者　　千葉市
◆包括委託　株式会社JPF
◆運営委託　株式会社PIST6
◆車券販売　TIPSTAR(ティップスター)