無言歌は続く

　今宵一枚目の音楽は　マーラー:交響曲第9番 ニ長調

　ブルーノ・ワルター(指揮)コロンビア交響楽団
　今ネットでは1万円するそうだ　買った時は五千六百円　昔は高かったな

　今宵二枚目の音楽は　同上　二枚組二枚目

　今宵三枚目の音楽は　クアトロ・エメス　
　ALL Of Me がお好みだ
　

　朝は曇天　結構蒸し暑い　きゅうりの手入れ　ズッキーニ2本受粉　随分食べたね　のち草刈り　刈り払い機で　裏の小さな小山部分の草刈り　のち外山　そとやま　と読む　敷地の外にある山のこと　山といっても小さい　竹林のこと　毎朝8時から仕事して10時半に終了　スイカを食べる　う、まし　

　昼は久しぶりに冷やしる　きゅうりがそこそこあるので冷や汁を作る　ゴマを炒って　すり鉢に当てて　ネギに茗荷にふた種類のシソの葉を刻んで入れて　味噌と醤油適宜いてれみんな擦る　きゅうりも入れてちょっと加水して出来上がり　うどんを茹でる　15分茹で　140グラムが250グラムくらい　シコシコしてうまし　冷麦もおいしいが　うどんもうまし　自家製ヨーグルト　桃とバナナ入り　蜂屋さんが作った桃　結構うまし　肥料がたらんかな　

　12時過ぎ　土砂降り　昔の写真を見つける　母の若い頃　ご近所のお婆さんが　あなたのお母さんはそれは美人で　嫁に来た当時は大騒ぎだったと言っていたのも思い出す　そして耳の治療に赤坂見附にある外科まで連れていってくれたようで　当時一才のわたしを赤坂見附まで連れていて治療させてくれたんだと　親のありがたさを実感　良き母と良き父である　父は鬼籍に入って二十数年　時が経つのは早いものだ　

　午後は晴れたが畑には入れず　色々と調べ物　35度の焼酎が必要だといふことでチャットお買い物　それに生こんぶ　生ワカメでした　きゅうりとワカメの酢の物を作るため　1000円預かったが全然足りなかった　郵便局など所用を済ませてさあお茶だ

　暴れん坊将軍　今日のも面白かったな　男と女が幸せになるのはいいことだ　

　夕飯は昨日の残り　エギちり　エビチリの残りを食べる　小さなフライパンで作った半分　普段はだし巻き卵を作るときに使うフライパン　それに半分残っているのはさらに半分ずつ　酢の物　ご飯味噌汁　今宵もこれだけだ


　　池田成彬の言葉

　家庭はやはり親父中心でして　母というものは親父に対しては絶対的に従順なる妻でした
　なんでも親父の言う通りという方針ですから　親父が家庭の中心　自然わたしも親父の教化を受けてきたものと思っております　嘘をつくな　悪いことをするな　そういう点についてはずいぶんやかましい親父でして　一例を言いますと　わたしは子供の時に新聞を読んでおった　そうするとその時に米が高くなって一升20銭で売っておった　ところが或る店では19銭で売るというので　感心な奴だと新聞で誉めておった　わたしが「それは一つの広告じゃないか」と言ったものです　すると親父は　「そういうふうに物を観るものじゃない
　その人は本当に　20銭では気の毒だ　19銭で売るという奇特な人だ　お前みたいに悪く解釈して　広告のために安く売っておるなどと言うのは怪しからん」と言ってひどく叱られたものです　その言葉は後まで心に残っております　


　　我等の知識は比較を好み　比較によって判断の性格を保障す
　
　　国木田独歩