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2021年07月10日04:20

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大切さの行方

自然災害には、

避難という言葉がつきまとう。

故に、避難という言葉がある以上、

逃げられた人、逃げられなかった人が

いるということになる。

そして、それは同時に、

逃げることを助けられた人

逃げることを助けられなかった人もいる。


たとえ、どうしようも無い状況でも

残された人は、“あの時、ああしていれば“

と、後悔と自責の呪縛に襲われるという。

ここが自然災害の惨さでもある。


自分の愛する人が、普段、

一緒にいて住んでいたとして

たまたまその時、自分は家にいなかった。

そして、愛する人だけ流される

そんな状況に出会うということ。


昔、そんな状況を経験した

ある家族がテレビで言っていた。

“あの日の朝に帰りたい“と。

とても重い言葉だった。


家族を大切に、愛する人を大切に。

言うのは簡単だが、

どんなに大切にしていても

きっと後悔はするだろう。


そんな大切さの行方を探すと

行き着くところは、

家族を大切に、愛する人を大切に。

そんな風に思うのであれば、

一番大切にしなければならないのは

自分自身なのかもしれない。


亡くなった方々の

残された方々の無念が

少しでも早く和らぎますよう。


■最後の電話「ありがとう」=亡くなった木村さん―友人ら悲痛・熱海土石流
(時事通信社 - 07月09日 14:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6585331
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