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2021年06月11日22:59

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消耗され続け、消費され続ける「才能」

私事てすが、今ちょうど先日買った「消えた漫画家」を読んでいる途中。

はて、週刊連載は これまで何人の漫画家を葬って来たんだろうか?

こんなに過酷な状況を半世紀以上も、才能の消耗と消費を繰り返し続けている国は、日本以外には無いんだろうな。

・・・等と思いを馳せながら、今まさに手塚治虫漫画全集を収集している最終コーナーの真っ最中。

BOOKOFF等を回っていると「鬼滅の刃」の全巻揃いが値崩れを起こし始めている。

なんとも壮絶な、週刊連載と資本主義の現実。

手塚治虫、水木しげる、石森章太郎、藤子不二雄の後に続く漫画家が出てこない筈だわ。




「呪術廻戦」休載で人気漫画家ら“休めなかった”エピソードが話題に
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6551045

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人気漫画「呪術廻戦」の休載発表を受け、ネット上では人気漫画家たちが休むに休めなかった過去を明かし、話題となっている。


「呪術廻戦」の公式ツイッターは10日、作者の芥見下々(あくたみげげ)氏が体調不良を訴えたため、21日発売予定の週刊少年ジャンプ29号(集英社)から当面、同作の掲載を見合わせることを発表。また、芥見はかねて編集部側からまとまった休載の打診があったことも明かし、ネット上には多くのファンばかりでなく、漫画家たちからもねぎらいの言葉やエールなどがあがっている。


「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの作品で知られる漫画家の赤松健氏はツイッターで「ジャンプは、マガジンやサンデーのように水着グラビア表紙が無い分漫画家の仕事が多い。またマガジンはかなり昔から定期休載制があったが、ジャンプでは『休むのは許されない』みたいな雰囲気があって、今回のように編集部の方から『まとまった休載』を提案した、というのは素晴らしいことだ」とした。


また、複数の漫画家たちが“休めなかったエピソード”も明かしている。「重版出来!」の作者、松田奈緒子さんは「自分の初連載の時、あまりにしんどくて『1回休載させてください、そうでないとひどいものを描いてしまいます。』と担当さんにお願いしたら『1回休んでいいものを描くより2回目続けて駄作を描いてください。』って言われた思い出。なんという世界にいるのだろう…と思ったけど、幸運にもその2カ月後に雑誌リニューアルで1回休めて命拾いした」と振り返るとともに、「今はしっかり年一はお休みいただいてます。そしてその編集さんは今は漫画雑誌にはおられないのでみなさん安心してな。休んで」とつづった。


「究極!!変態仮面」の作者、あんど慶周氏は、「時代の流れか。『今週原稿落としたら600万部×190円=11億4000万円を君保証できるか?』て担当に言われた事あったな」と回想。「花さか天使テンテンくん」の作者、小栗かずまた氏は「呪術廻戦が暫く休載との事。ファンとしては残念ですが、しっかり休んでほしいです」とした上で、「週刊で高いクオリティの漫画を描くというのはやはり無理がある。僕は初めて休みを貰えたのは連載3年目でした。途中病みそうでした。昔の漫画家さんは凄いけど、短命な方も多いです。健康あってこその創作だと思います」とつづった。
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