素直な心がない場合には
いろいろなムダや非能率が多くなって
生産性というものが低下するようになる
『素直な心になるために』
松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
生産性というものは
なにも会社や社会に対して
いっているのではなく
個々人すべてのレベルで
いっていることだと思います
自己中心的な人は
自分の立場や利害の
損失ばかりにとらわれます
私は
なんども申し上げている通り
人は独りでは
活きていけないと思っています
誰もが持ちつ持たれつ
間接的であったとしても
みな誰かのお世話になって
生活しているわけです
それを
自分の立場や利害の損失ばかりに
とらわれたら
いったいどうなるでしょう
協調性もなく
相手に対する思いやりも薄くなります
そして
どうでもよいことに時間をかけたり
変にこだわり
すぎたりしてしまいがちです
自ら進んでおこなわない
態度も好ましくありません
他人任せにするわりには
まわりのことが
いろいろ氣になったり
するタイプもいます
そのような人は
本当にいらぬところに心を労し
無駄な時間や費用をかけ
余分に頭を使います
このような人たちで
世の中があふれたら
いったいどうなって
しまうのでしょうか!?
生産性が低下するということは
政治 経済 教育
家庭 学校 会社
などなど
あらゆる分野において
社会全体において
いえることでもあるのです
素直な心を養い
その心を使うということは
お互いに調和する心を持ち
譲りあい思いやるということを
実行することでもあるのです
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