日常日記　２０２１年３月２９日　原さんを偲ぶ

２９日（月）晴れ
マルが起こしに来てベッドの上に乗ってきて目覚めてしまう、時計を見るとまだ９時前、マルにもう少し寝かせてと言って再度寝入ると、マルが絨毯の上で変なウンチしてぐったりしている夢を見る
アラームで起こされて１０時半過ぎに起きだして、トイレに降りて、マルに朝ご飯あげる
マルが全く普通の状態でご飯食べているのでホッとする
庭に出ると今日の陽射しがまたいくぶん強くなって完全に初夏な感触、コロ部屋の雨戸を開けて、新聞取ってきて読みながら、テレビ点けて「ノンストップ」笠原おかず道場見る
マルがやってきたので、マルのウンチを片付けてマルトイレを奇麗にして、手を洗ってマルにご飯の追加上げる
「きょうの料理」にしたらスウィーツだったので消して、お腹空いてきて我慢できそうも無く、朝ごはんの用意する
昨日の夕食と同じようなメニューのパン食、生ハムとクリームチーズを挟んだ胡桃ロールをトースターで焼き温めて、バゲット２切れも一緒に焼いて
キャベツ、生ハム、チーズと一緒に美味しくいただき、珈琲淹れてミニデニッシュのナッツも楽しむ
今日は月曜なので映画観に行こうと思っていたが、家でご飯食べてしまうともう行く気が失せてしまいます
ＰＣ立ち上げていじり始め、２７＆２８日日記をチェックして、本日の日記も書く、後は『騙し絵の牙』の感想書くだけ
３時頃シャワー浴びてくると、マルがもうお腹空いたというので早めの夕ご飯をあげる
『騙し絵の牙』の感想を書いていると、シネスイッチ吉澤嬢より、原正人さんの訃報の確認の電話をもらって驚く
新型コロナの流行さえ無ければこの１年半の間ももっと会えていたのに、それがかなり残念です
原さんと初めて実際に会ったのは１９９０年の夏ごろだったように思います
当時アスミックとシネマテンでやっていた後楽園シネドームから、シネマテンが降りるということで
新橋の駅前ビルにあったヘラルド・エースに助けてもらうべく、上司の椎名さんと伺ったのが最初でした
映画少年だった僕は中学生より、原さんの御高名を存じ上げておりました
何度目かの打合せが昼時で、原さんが「椎名君、何が食べたい？」と、椎名さんが「ビーフンがいいですね」、すると原さん「そんなもんでいいのか？」と軽く笑われて、みんなでビーフン東に食べに行きました
安藤さんも奥田さんも木幡さんも一緒だったのではないかな、と思います
この出会いが後のアスミックとエース ピクチャーズの合併に繋がっていくなんてぇことは予想だにしていませんでした
１９９８年にアスミック・エース エンタテインメント誕生、原さんが社長に就任されて僕のボスとなりました
最も密接に仕事をしたのは『雨あがる』と『阿弥陀堂だより』の小泉堯史監督二作品、そして僕がアスミックを去る直前に少しお手伝いした森田芳光監督作『武士の家計簿』でした
『雨あがる』をやっている時には会議、打合せ、電話でと何か話さない日は無かったように覚えています
まだ企画段階の１１月に「竹内君は黒澤の遺稿脚本を監督するのは誰がふさわしいと思う？」なんて新橋の徳間ホールのロビーで話したり（僕はその時「仲代達矢さんに監督をお願いする手もあるのではないでしょうか？」なんて返した記憶があります）、原さんからの突然の電話で「殿様なんだけどね、三船史郎はどうかな、竹内君どう思う」なんて電話で話したのを思い出します、返答は確か「ありですね、ありだと思います」のような第一声でした（殿様候補案ではSMAPの木村拓哉さんを僕から提案したりもしました）
２０１９年に三沢プロデューサーに誘われて、何度か原さんのご自宅に伺って色々映画の話が出来たのは大変良い思い出です
原さんが「あれ？　竹内君は『化石』の時はいたかなぁ？」、僕「『化石』って佐分利信と岸恵子主演のですか？　その頃僕はまだ中学生ですよ」、原さん「そんなことはないだろう。ああ、あれは再公開の時だな」
それが実際にお会いした最後となってしまったのがちょっと残念でした
僕がアスミック・エースを辞めた最後の年、辞めた直後もアスミック・エースの原さんの部屋で色々映画の話をしたのを思い出すけど、なんか他愛無い話の方が記憶に残っているような気がします
「もう古い話をする相手が少なくなっちゃってね、竹内君は古い話に付き合ってくれるから楽しいよ」
新型コロナが無ければもう少し古い映画の話をたくさん出来たのになぁ
原正人さんのご冥福を心からお祈り申し上げます
『騙し絵の牙』の感想を書き終えて、２７＆２８日分日記をＵＰ
時計を見ると３時４５分過ぎ、おっととテレビ点けて「相棒」セレクション見る
「Season16第２話検察捜査〜反撃」、金曜日とおんなじだけど、相棒は冠城亘、準レギュは仲間由紀恵、石坂浩二、大杉連、榎木孝明、ゲストは田辺誠一、中村俊也、中村ゆり、小島みなみ
杉下警部がベッドの下から風呂敷包みを引きずり出したところで、ああこのエピソード見たな、と思う
だけど、全般的にこの前後編に対する記憶は薄く、初見のように面白く見ました
そのままニュース見ながらＰＣいじる
６時頃三沢プロデューサーから、夕方にかけた電話の折り返しをいただいて原さんの訃報につき少し話す
お昼が早めのパン食だったので順調にお腹空いてきたので、７時過ぎに夕食の準備
本日は具沢山な肉野菜炒めを乗せた味噌ラーメン、ごはん、エビス缶ビール１本
「有吉ゼミ」激辛麺見ながら、美味しく飲み食べる
９時過ぎに夕食の片づけしながら珈琲淹れて、サカガミで買ったモンテールのワッフルを楽しみながら｛ＣＤＴＶライブライブ｝見る
１０時過ぎにテレビ消してちょっと読書、辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」上巻を一週間かけてやっと読了、６００頁弱もあるので流石に読みでがあった、明日から下巻読むけど今月中には読み終わりそうもないなぁ
１１時からはコロ部屋で「町中華で飲ろうぜ」見る、本日は渋谷ＳＰなので出て来た４軒、兆楽２軒、長崎飯店、大宝と全部行ったことある店でした、お気に入りは長崎飯店のちゃんぽんですね
ダイニングに戻って「霜降りミキＸＩＴ」見ながら、ＰＣいじったり、仕方なくマルを腕に乗せたりする
読書ノート書いて、ＰＣいじって遊びながら寝る準備、マルケアしつつ、３時頃ベッドに行く
が、今日はなかなか寝付けず、携帯をONにして見てはもう寝ようと消して、また少ししたらONにしてまた少し見て消してを繰り返す
FBでみんなが原さんの思い出を書いているのを読んだりして、また携帯を消して、トイレに二度も降りて
結局、朝の７時半頃に就寝