完全に後手パターンか

菅さん自らが深く関わって愛着があるのはわかりますが、どうも優先順位ややり方が腑に落ちません。
政権幹部にとって、なにわともあれ最重要課題は来年のオリンピックです。
無観客であろうが、日本人だけの観戦であろうが、様々な制約がつこうが、開催が全てです。開催できないときは、コロナ対策を誤ったという烙印を押されて、退陣に繋がります。
本来ならここから逆算しての対策、今不景気になろうが、不満がたまろうが、五輪開催でハッピーに持っていく、これがＡプランのシナリオだと思います。

でもこれだけ小出しが続いていくと、国民の行動が制御できません。
行動変容という言葉が最近良く出てきますが、政府がある程度コントロールできてこその対策です。
まあそれ以前に、GoToの制度設計があまりにおそまつすぎました。
関わっている宿から言うと、ほぼ毎日のように事務局から来るメールを読むだけでも面倒です。リフォレには全く関係のない内容ばかりですが、一応目は通します。
民間企業なら、新しい制度が始まると、順次修正作業が行われ、より良きものに変化していきます。またうまくいかないときの撤退まで考えて行われる場合がほとんどです。
でもGoToはすべてが場当たり的。税金の無駄遣いが顕著で、私達の大切な税金がほんと必要なところに有効に使われているという感じがしません。

いっぱいいっぱいで生活している方々は、旅行に出ることも、食事に出歩くこともできないでしょうから、GoTo、関係ないわが本音でしょう。一旦白紙に戻して考え直せばいかがかと思いますが、かつての日本軍のように「撤退」という二文字は存在しないのでしょうね。


明日からリフォレは5日間臨時休業で、山田に行ってきます。
感染者の少ないエリアへの旅なので、それほど心配はしていませんが、防備体制は抜かりなくやっていきます。