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2020年11月14日23:50

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「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」ダイバーたちが本人出演

タイの洞窟に閉じ込められた少年達のニュースは、
日本の新聞やテレビでも放映され、多くの人が目にしていると思う。

「THE CAVE サッカー少年救出までの18日間」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=5048059

http://www.cave18.jp/

2018年、タイ・チェンライのサッカーチームのコーチと
少年たち12人は、練習後、気軽に洞窟探検に出かける。

そこに突然の豪雨で全員が4キロ奥に閉じ込められてしまう。
水深が深くて、水没した洞窟部分が何か所かあるため出られない。

洞窟前の自転車に気付いたタムルアン森林公園管理人の知らせで
騒ぎが始まる。最初はタイ警察が、そしてタイ軍の水難救助隊が出る。

少年たちの生存が誰一人欠けずに確認されたのは9日後だった。
しかし、浸水した洞窟、潜水の経験のない少年たちの救助をどうする?

様々な検討がされる中、ターボジェットの排水装置を持って、
駆けつけたエンジニアを受け付けない硬直化にイライラさせられる。
もし雨が降ったら、地下水量の増加で助からないのに…。

やがてこのニュースを聞きつけた世界中のケープダイバーたちが、
協力を申し出てくる。その中でタイ人ダイバーが酸素不足で死亡する。

このダイバーたちは、技術の確かな本人が出演している。
ジム・ウォーニー、タン・シャオロン、エリック・ブラウン等、
だからまるでドキュメンタリーのように潜水にリアリティがある。

アイルランドに住むジムは、心配する妻を置いて駆けつける。
英米軍もダイバーたちも純粋に少年たちを助けたいとの思いだ。

ポンプで汲み上げた水を流すと、下の田んぼや畑がダメになる。
村人たちはそれを受け入れ、救出を祈り、協力する。
洞窟の前は雑駁なようでいて、ただならない緊張感が底に流れる。

そういった沢山の人々の文字通り懸命の救出作業が、
少年たち全員を救ったのは、すでにニュースで知っている。

それでも、どうやってこの困難な状況を乗り越えたのか?
リアルに描かれる救出の様子に息を呑む。
いかにもタイらしい風俗も。

トム・ウォーラー監督はアイルランド人の父とタイ人の母を持つ。
JAXAの観測衛星やJICAはポンプ車を派遣など日本も協力した。

ともかく最後が分かっている救出劇がスリリングだったのは、
ケープダイバー達の本人出演が大きく、それだからこそ、
この洞窟内の潜水が、まさにリアルに描けたのだろう。

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