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2020年09月06日22:13

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気になった寺崎浩平

 今日も競馬と競輪で養分だった・・・と思ったが、京王閣ナイターの決勝戦で思わぬ失格繰り上がりによる的中という僥倖に恵まれて、何とかプラスになりそうという珍しい週末となった。坂井洋に当てられて落車した伏見俊昭を見ると、諸行無常という言葉が頭に浮かんでくる。

 昼の競輪は京都向日町記念の決勝戦だったが、昨日の準決勝の着順を示さずに今日のメンバーを見せたら、「何を今さら向日町はかつての川崎競輪のような“メーンを最終Rの前”にしているんだ」と思うファンもいるかもしれない。私が知っているのは十数年前の川崎記念ではメーンを最終Rの前に設定していたこと。中央競馬と同様に「最終Rをメーンにして客が偏らないように」ということだが、そんなに客がいなくなったので、今では他の競輪場と同様に最終Rをメーンにしている。

 ということで、今日の向日町は8Rに優勝候補の村上義弘・平原康多・寺崎浩平が乗っていて、9Rの決勝戦の方が明らかに格落ち感が漂う珍しい組み合わせとなった。で、8R・決勝戦ともに、寺崎と山田英明が綺麗に捲りを放って1着(山田は優勝)となった。

 今回の日記で書きたかったのは、寺崎が負けた昨日の準決勝。てっきり、誰かの強烈なブロックに遭ったといったアクシデント系の敗戦かと思ったら、直線で寺崎がタレて、別線の3車がズッポシ差すという、この手の準決勝戦であまり見ないような光景だったのでびっくりした。人間が走る競輪だけに、たまにはこういうポカもあるはずで、この一戦だけをもって寺崎の将来を案じるのはあまりに酷な話だが、ちょっぴり心配になったのも事実である。

 昨日の寺崎を見て、私は今から22年前(1998年)の函館記念を制した笹川竜治を思い出した。このレースのビデオはある意味お宝級(録画して保存しているファンは少ないだろう)で、吉岡稔真の逃げを笹川が最後に捲り届いたという内容だった。厳密にいうと、吉岡は最後の直線での落車禍でスピードが緩んだ感じもするのだが、明らかに格下である笹川の捲りに屈したのは事実であった。その後の吉岡は99年の大垣全日本選抜と2003年の広島共同通信社杯を制したくらいで、振り返ると06年の立川ダービーでの復活Vまで「低迷の日々」という感じであった。

 この吉岡と今の寺崎を同じレベルで見るのはあまりに暴論であるが、南潤の現状を見通したこの日記の立場(養分人間のくせに偉そうに・・・)から、ちょっと書き残しておきたいと思った次第だ。

 もちろん、寺崎は今年の1月にデビューしたばかりの選手だ。まだ9か月しか経たない選手が記念の準決勝で負けたくらいでこんなに書かれてしまう理不尽さもないだろう。是非、寺崎にはこんな養分人間の妄言に負けることなく、今年のグランプリに出てほしい。もし、今年デビューの選手がその年の競輪グランプリに出場したら、将棋の藤井聡太レベルでない奇跡である。
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