mixiユーザー(id:8290003)

2020年07月06日06:44

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10万円台から20万前後XLRケーブル比較試聴

XLRは出来たてほやほやで、まだオーディオ雑誌にも掲載されていない、すでに並々ならぬ実力を放ち始めているTIGLON XLR2000を中心に
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アコースティックリバイブのXLR-1.5tripleC-FMが2本 標準導体(1.2X0・8楕円PC-TripleC)と1.8X1.4仕様の2組。
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そうして下記各社のXLRとの比較試聴。
サエク   XR−3000(バランスケーブル)
サエク   XR−5000(バランスケーブル)
Soulnote  RBC−1  (バランスケーブル)
ゾノトーン   Royal Spirit AC-1(バランスケーブル)
ワイヤーワールド  Eclipse8   (バランスケーブル)
ワイヤーワールド  Silver Eclipse8 (バランスケーブル)
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以下は自分が求める、楽音や声ストレート、深く高い音場で見えるように聞こえる音という観点からのチョイスです。

機器はいつものESOTERIC Grandioso P1/D1のほかSOULNOTE S3も使って、こことパッシブプリアンプ、コントロールマイスター Phasemation CM-2000との間で。

ソースはいつものアコースティックアーツのVol2の女性ボーカル集の1曲目を中心です。

アコースティックリバイブの一択でした。

次点はTiGLONとサエクの5000。

サエクの導体はアコリバと同じものだけに傾向は似ています。
ただTiGLON同様、鳴りのストレートさ、力感はやや後退することが気になりました。

アコリバが拘りのミュージシャンからレコーディング・エンジニア、PAなど軽音からクラシックのレコーディングやライブのマイクや楽器用ケーブルにチョイスされる機会をよく見かける理由の片鱗も実感出来た感じです。

話しにならなかったのが何とSOULNOTEです。
Balance Cable
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\118,000/\150,000/\210,000(税抜)
RBC-3,RBC-7は7月下旬発売

軽量発泡テフロン皮膜被覆の銅単線ケーブルに特別な加工を施し、リファレンスと呼ぶにふさわしい理想的な音質を獲得。
SOULNOTEアンプの生々しい音を最大限に発揮するノンシールドバランスケーブル。

このノンシールドが癌になっているのかもしれません。
SOULNOTE S3の内部配線材でもあるというので期待してこれに繋げたら、シャリシャリと薄っぺらい音に涙
試聴機とは似ても似つかぬ音に、当初、エージングがこれからのこの機器の鳴り出しに頭を抱えてしまいました。

試しにとTiGLONの2000番を繋いだ途端、試聴機を聴いて決めたあのソウルフルで躍動的なSOULNOTE S3のイメージが再び蘇りました。

USBケーブルの比較試聴でも好バランスはAIMのような二重三重のEMI対策の高シールドケーブルだったからです。

SOULNOTEの無帰還、上蓋は固定せず自由、ノンオーバーサンプリングが最高、ノンシールドなど、とにかくメカトロニクス全体に制限をかけない開発思想は一貫しています。

これがプラスに出ることもあれば、現代電波が飛び交う環境では、さすがにノンシールドでは無理があるようでした。

ワイヤーワールドにも期待しましたが前後感が薄く、脚色を感じました。

アコリバやTiGLONがEUで倍価格で売られているように、外国製ケーブルならもしかしたら、2倍価格の30万台あたりを用意しないと比較にならないのかもしれませんね。

アコリバからはさらに導体が細いものも送っていただけるようです。
太い、標準、細いの3タイプを試してみる予定です。

アコリバ石黒社長より。
XLRケーブル。
今回お送りしましたのは太い導体(1.8X1.4楕円)の仕様ですが、標準導体(1.2X0.8楕円)は用意出来次第お送り致します。こちらの違いはエネルギー密度が高く厚みがあり低重心となるのが太い導体、繊細で空間が広がり開放感、透明感が増すのが標準導体となります。

弊社ケーブルとの違いはS/N比、透明度、繊細さ、質感。ピーク感、歪み感のなさで聴き比べてみて下さい。

この違いがうちで感じられるのか楽しみです。

XLRなどのケーブル試聴は上流でやることがわかりやすいようですね。
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