網走に住んでいる高校生は網走を「都会」だと思っている。

　今朝、ANAのマイレージクラブに電話をして、予約してある飛行機がもう無理だと伝えた。
　最初は５月１８日の関空ーデンパサール便を予約していた。この便は２回ほど時刻が変更されたりしたのだが、コロナが流行しだして、減便になり５月２０日のジャカルタ便に振り替えられてしまった。ジャカルタからデンパサールは国内線でアクセスってこと。
　ところが３日ほど前に、今度はそのジャカルタからの国内線も減便になったようで、新しいフライトスケジュールだと、翌日の５月２１日のデンパサール便に振り替えられている。つまりジャカルタで１泊せよ、ってことらしい。
　予定より３日も遅れてデンパサールに到着するってだけでも大概だと思うが、それでも振替便を案内して来るのはある意味すごい。とにかくフライトはあって、行こうと思えば行けるらしい。
　問題は多々あって、ビザの取得に「健康証明書」なるものが必要。そして、大使館に行ってビザを取らなければならない、という果てしなく無理な感じのことを注文されている。そもそも、今の状況で海外旅行をするために健康証明書を書いてくれる医者がいるのだろうか？常識的に考えて、行ったら「帰国できない」リスクを考慮すれば二つ返事で書いてくれるとは思えない。
　仮にビザを取得して行ったとしても、向こうで１４日間の隔離が待っている。
　到底、そんな旅行は「無理」。

　事情は説明しなかったが、電話で簡単にフライトキャンセルができた。
　使用したマイルは３５０００マイルで、これは全部戻ってきて改めて３年間の有効期限が設定されるらしい。手数料なども全額戻ってくるとのこと。
　落ち着いたら、また旅行を計画しようと思う。



　学生の時に、北海道を鉄道で旅行した時のこと。

　たまたま、乗り合わせた高校生同士の会話を小耳にはさんだ。
　
　修学旅行で東京に行くらしいのだ。
　「なんかさあ、都会に行ったら気を付けることってうだうだ説教されたけど、
　私らみたいに元々都会に住んでいたら、何いってんの？、って感じ」

　北海道で「都会」と呼べる都市は、札幌・箱館・旭川。ではないのか？
　さすがに網走は都会とは言えないと思うけど、生まれてから札幌以上の都市に行ったことがなければ、自分のすんでいる街を都会だと思うのだよね。
　（彼女らが札幌に行ったことがあるのかどうかも知らない。）

　私が小学生の頃、夏休み前なんかに校長先生が

　「子どもだけで繁華街に行かないように」
　
　という訓示が毎度あった。
　繁華街って、この場合梅田とか難波のことを指しているのだろうが、そんなところに行ったこともないので、

　繁華街　具体的には「高槻センター街」（当時は「新京町」と呼ばれていた。）
　だと、信じて疑わなかった。
　よって、日常的に高槻センター街に行っているにも関わらす、夏休みになると避けて通るとか、訳の分からない行動をしていた。
　小学生ぐらいだと、ダメって言われれば、理由なんか無関係にダメだと思う。



　福島の飯坂温泉に行ったとき、
　彼女が温泉から出てきて、
　「石鹸使っちゃいけないなんて知らなかった」
　という。

　いや、硬水だから「石鹸使えない」って意味で、おばちゃんに言われたんだと思うのだが、方言入っていて「ダメ！」みたいな印象だったんだろうね。


　この数日、北海道の方はずいぶん暖かくなっているらしい。
　「らしい」って聞いた話で、自分でその暖かさを感じたわけでもないのだけど、暖かくなって草萌ゆる季節になると、鹿も「食べ物あるかな」って思って公園に来るんだろうね。
　あんな大きな動物が公園に座ってたらびっくりするよ。

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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6072256

　こどもの日の5日、北海道根室市中心部の公園では子どもの姿はまばらで、エゾシカ5頭がのんびりと寝そべる光景が見られた。新型コロナウイルスの影響で親子連れなどが外出を控える中、子どもたちの遊び場を「占拠」した形だ。

　例年であれば、休日やゴールデンウイーク中はブランコや滑り台などの遊具で遊ぶ家族連れでにぎわい、エゾシカがくつろげる雰囲気ではない。しかし、この日の昼前、人影はまばら。普段、早朝以外は市街地に姿を見せることはないエゾシカが白昼堂々現れ、警戒している様子もなく、春の柔らかな日差しを浴びていた。

　車で公園を通りかかった女性は「まるで奈良公園のシカみたい」と目を細めていた。【本間浩昭】