効果はスーパーから物が無くなることだ

何を皆さん期待していたのか分からないが、緊急事態宣
言そのものは今とほとんど変わらない「自粛」がベース
となる。医療関係で「指示」が出来るようになる程度で
ある。一部の方々にはまるで海外の都市封鎖（ロックダ
ウン）をイメージされていたようだが、（残念ながら）
日本では都市封鎖は出来ない。憲法上出来ないと言った
方が正しい。そもそも小池都知事が会見で都市封鎖（ロ
ックダウン）になるかもと言ったのがことの始まりだが
自治体の首長が憲法で許されていない都市封鎖（ロック
ダウン）を言うこと自体がおかしい。たぶん、小池都知
事は自粛と言っても都民が出歩く様子を見て、わざとシ
ョッキングな言葉で言い換えたのだろうと思う。実際に
4月6日の記者会見では正式に小池都知事は都市封鎖を否
定している。都市封鎖になるかもと言っておきながら、
これだけ問題化してきて掌返しで今度は都市封鎖を否定
しているいるのだから小池都知事も案外、曲者かもしれ
ない。
実際に緊急事態宣言が出された場合、いまと変わらない
基本、「自粛」が続くわけなので実質何も変わらないは
ずだ。しかし、その言葉のインパクトで変わるものがあ
る。それは「パニック」である。既に一部のスーパーで
は買い占めが始まっており、スーパーの棚から物がなく
なっている。当然、正式に緊急事態宣言が出されたら拍
車がかかるだろう。トイレットペーパーどころではない。
私の近所のスーパーでも既にパスタ、即席麺はいつも棚
が空である。また、どうせ学習能力のないマスコミが空
の棚の映像を流しまくって煽りに煽る様子が目に浮かぶ。
そして、パニック状態になって一層、疲弊していくので
ある。いったい誰がそんな状態になって得をするのだろ
うか？マスコミもやっと自粛モードになってきたので、
そういう国民の為にならない「煽り記事」は止めてもら
いたいと思う。
■緊急事態宣言、７日発令＝来月６日まで、７都府県対象―私権制限可能に・新型コロナ
(時事通信社 - 04月06日 18:01)
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