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2020年02月07日10:17

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「アメリカン・ドリーマー」あのデニス・ホッパーが語る!

穏やかに連れ合いだの孫だのと言っているオバアチャマが何で観たの?
と思われるでしょ。デニス・ホッパーの映画だなんて。

「イージー・ライダー」が、忘れられないから。
1970年、バイク好きの若者に誘われて観に行った映画。
いわゆるニューシネマの代表作なんだと知ったのは後のこと。

麻薬取引で得たお金でハーレーダビットソンを買い、時計を捨てて旅に出る若者2人。
ピーター・フォンダと、デニス・ホッパーが製作・監督、出演。
やがて、それにジャック・ニコルソンが加わって、アメリカの大地を走り抜ける。

しかし、長髪でバイクを駆る若者は、それだけで気に入らないだけで、迫害される。
衝撃的な最期まで走り抜ける爽快感、自由さ、あのワクワクした高揚感。

他にも「明日に向かって撃て!」、「俺たちに明日は無い」、「卒業」といった、
権威から逃れたり抵抗する若者たちの姿を描いたアメリカン・ニュー・シネマ。
アメリカでも日本でもこれらを観た若者は心を揺さぶられたと思う。

そのデニス・ホッパー(1936-2010)は、ハリウッドを追われたり、
ギャングをエキストラにしたりと、危うい生き方を貫いて来たようだが、
レジョン・ド・ヌール勲章を受けたり、ハリウッド殿堂入りもした。

「アメリカン・ドリーマー」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4903832

1971年の作。ドキュメンタリー作家から撮影を申し込まれて拒否し、
代わりに自分の好きに撮らせろと、『ラストムービー』を作っている
デニス・ホッパーを、デニス・ホッパー自身が演じる映画となった。

荒野で哲学を語り、女性たちと遊びまわり、戸外で銃をぶっ放し、
彼はいまだに好き放題に生きていた。
(私には決して生きられないし、家族にも友人にもお勧めしない生き方だけど)
この世界で、こうやって、自由に生きて行ける人がいるのはいいよね!

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