心豊かな楽しい老後に備える　その15

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。
　
今が楽しい！　
そして、それは年老いても同様に楽しめるであろうよ、きっと…。
私にとっての Jazz と Analog Audio はそういう存在なのである。
しかし、年金生活者になってしまったらば、こういった趣味や娯楽への経済的な余裕なんぞは無い！ …のが現実であろうよ。
だから、今を頑張る！　
心豊かな楽しい老後に備える、という行為は未来の自分への先行投資でもある。
そして知識と経験を積み重ね続ける事で、それは私にとっての知的財産にもなっていくのだ。
私はそう思う。
だから、今を頑張るのである。
気持ち良く「お正月」を迎えた ‘20年の1月も精力的に Jazz の AD を購入する運びとなった。
そう、精力的に！ …である。
なんせ毎年1月はいつものお店で「中古の AD が半額！」だ。
1月もお店のご主人が次々と仕入れてくれた中から私が厳選した名盤の数々…。
そのお店で私が勝手に設けてしまった「私書箱」へ蓄えたあれこれも一掃する（つまりは全部買う）所存！　
なんせ問答無用の「半額！」だからね。
先ずは 01/09（木）に購入したものから記録に残しておこう。



先ずはこれだ。
Helen Merrill で ’54年の "Helen Merrill With Clifford Brown" は重複を承知で、しかもこれが3枚目の購入である。
New York のため息と称賛された Helen ちゃんに、Browny（Clifford Brown）の Trumpet が炸裂する名盤中の名盤！　
大大大好きな Helen ちゃんのこれも、最終的には最も盤質が良いものを手元に残したい。
　


Bud Shank で ’61年の "New Groove" も手に入れた。
Hard Bop も大好き！　
あの Bud Shank が突然に Hard Bop Play へと転換しちゃったこれも持っていないと…、なっ！　
Alt Sax. に加え Baritone Sax. でも攻めてくる。
Browny の再来とも称賛された Carmel Jones の Trumpet と、Gary Peacock の力強い Contrabass 、さらには Dennis Budimir の Guitar も楽しめちゃう、欲張りな1枚なのである。
　


Cedar Walton で ’69年の "Soul Cycle" も手に入れた。
あの “Jazz Messngers” にも参加していた Pianist で、お題のとおり Soul Jazz な雰囲気のそれ。
BGM のように安心して楽しめる1枚である。
Guitar は Rudy Stevenson だ。
　


Gene Ammons で ’57年の "Funky" も手に入れた。
これも名盤！　
Gene Ammons の Soulful で Bop な Tenor Sax. が心地良い。
Alt Sax. は Jackie McLean 、Trumpet は Art Farmer 、Piano は Mal Waldron 、Guitar は Kenny Burrell という豪華絢爛な Member も素晴らしい。
これも BGM のように安心して楽しめる1枚である。
　


同じく Gene Ammons で ’57年の "Jammin' In Hi Fi With Gene Ammons" も手に入れた。
これも Alt Sax. は Jackie McLean 、Piano は Mal Waldron 、Guitar は Kenny Burrell 、Contrabass は Paul Chambers という豪華絢爛ぶり…。
安心して楽しめる Be Bop である。
　


これは面白そうなので迷わず手に入れた。
いわゆる V.A.（Various Artists）な1枚で、 ’56〜59年に録音のものを集めた "The Blues In Stereo" だ。
Gil Evans 、Chico Hamilton 、Art Pepper に Montgomery 兄弟という V.A. ぶり…。
しかも大好きな Blues と来たもんだ。
イイね、イイねぇ〜。
　


J. J. Johnson で ’57年の "Blue Trombone" も手に入れた。
Horn は J. J. Johnson の Trombone のみ。
Max Roach の Drums 、Paul Chambers の Contrabass 、そして「名盤請負人」な Tommy Flanagan の Piano が、彼の Trombone と絶妙に絡むというこれも名盤の1枚。
Max Roach の Drums が熱いぜ！　
　


これも欲しかった1枚！　
Kenny Burrell で ’57年の "All Day Long" も遂に手に入れたぞ。
彼が Leader 作の最初期の1枚で、都会的な Cool Blues が心地良い。
Frank Foster の Tenor Sax. に Donald Byrd の Trumpet という 2 Horn に加え、Doug Watkins の Contrabass 、そしてこれも「名盤請負人」の Tommy Flanagan による Piano と来た。
Kenny Burrell の Cool な Guitar を存分に楽しめる1枚である。
　


珍しい1枚も手に入れたぞ。
Max Roach で ’49年の "A Session With Max Roach" という 10inc.（25cm）盤のこれは Paris と Lausanne で録音されたもの。
Jazz Fess. に参加するため渡仏していた Charlle Parker Quintet の面々が、契約上で録音に参加できなかった Parker に代えて James Moody が Tenor Sax. で録音した1枚とのこと。
Max Roach 好きなので Collection に加えてみた。
　


言わずと知れた名盤。
Miles Davis で ’61年の "Someday My Prince Will Come" も漸く AD で入手したぞ。
Miles Gr. から John Coltrane と Cannonball Adderley が脱退し、Tenor Sax. は Hank Mobley に代わった最初の録音、なんだけれども John Coltrane も参加している。
John Coltrane とは最後の共演でもある1枚だ。
　


Paul Bley で ’64年の "Barrage" も手に入れた。
キレっキレな Free Jazz の1枚。
これをいきなり大音量で聴くと結構に疲れる。
で、疲れている時にこれを聴くと更に疲れ果て、ぐっすりと眠られる不思議な1枚でもある。
Free Jazz の入門にはお奨めの1枚かも…？　
　


Red Garland で ’57年の "All Mornin' Long" も手に入れた。
前述の Kenny Burrell で ’57年の "All Day Long" とは姉妹作である。
Piano はもちろん Red Garland で、Tenor Sax. は John Coltrane だ。
安心して聴ける Blues Jazz な1枚。
　


Roy Haynes で ’62年の "Out Of The Afternoon" も漸く AD で手に入れた。
これも名盤！　
Roland Kirk の Tenor Sax. が「ぐ…」と来るぞ。
Drums はもちろん Roy Haynes で、Piano は「名盤請負人」の Tommy Flanagan という1枚。
　


和 Jazz もな…。
富樫雅彦と加藤隆で ’80年の "Valencia" は興味本位で手に入れた。
日本の Free Jazz である。
こういうのもそろそろ勉強してみようかなぁ〜と…？　
　


前田憲男で ’79年の "Rhapsody In Blue" も手に入れた。
言わずと知れた日本の Jazz Pianist 、凄腕の Arranger でもある。
これも安心してゆっくりと楽しめる1枚。
　


横内章次で ’75年の "Satin Doll" も興味本位で手に入れた。
BGM には持って来い、な感じ…？　
こういう Guitar ものも1枚くらい持っていてもイイだろう。
　
重複した Helen ちゃんを除いた以上の15枚が新たに加わり、’18年の03月から始まった「Jazz の AD をじゃんじゃん買おうぜ！」は述べ380枚に達した。
続いて 01/20（月）に購入したあれこれを…。
　
なのだけれど、どアンポンタン mixi の「本文を10000見時以内で入力してください。」という脆弱な System による身勝手な都合により、ここまで…。
　
次回に続く。