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2019年08月09日22:21

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【第44期碁聖戦五番勝負第4局】

■許碁聖が2勝2敗に=囲碁・碁聖戦
(時事通信社 - 08月09日 20:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5742858

羽根直樹九段が許家元碁聖に挑戦する第44期碁聖戦五番勝負第4局【主催:新聞囲碁連盟】が、8月9日に愛知県名古屋市「日本棋院中部総本部」で行われた。
結果は、133手までで黒番の許が中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝2敗としタイに戻した。
終局は18時10分。
持ち時間4時間のうち残り時間は、黒番の許が1分、白番の羽根が10分だった。
第5局は8月23日に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われる。

● 許碁聖、2回目のカド番を凌ぐ ○
https://www.at-s.com/news/article/culture/national/667958.html

許碁聖がニギリへ持ち込めるか注目の本局、黒番の許碁聖が2連星で白番の羽根九段が小目と小目でスタートした。
黒は、左下へケイマに掛かり、白はコスミに受けて、黒は左上へケイマに掛かった。
白は、ここを手抜きして下辺へ打って左下の黒を攻めて行った。
それではと今度は黒が手抜きして左上へケイマに掛けてココの白を攻めていく。
白は補強しながら地を稼ぎ、黒は左下をコスむ。
白の二間開きは手堅い手である。
黒は左上の配石を活かすべく左辺へ打って左下の白を攻めていく。
白は実利を確保しながら、切り込んだ。
左辺に黒の確定地が増えていった。
対して下辺には白地が増えていく。
黒は今度は左辺の白を襲撃していく。
白は手抜きして右上へケイマで両掛かりした。
そして、右下でも同じ様にケイマで両掛かりする。
黒は両方共に動き出して捌きを目指す。
右辺で大きな攻め合いの様相となって勝負所へ差し掛かり、遂にコウになってしまった。
このコウを黒が勝ち、右辺の地を確定させた。
白は代償として、左辺の捕獲されていた石を引っ張り出す。
今度は左下でコウになった。
白が左下を取っても左上の代償が大きく、ここで戦意を喪失してしまった。

これで、許碁聖は2回目のカド番を凌いでフルセットへ持ち込んだ。
流れからすれば、許碁聖の優勢に変わったと思うが、羽根九段が最終局をどの様に打つのかを注目して行きたい。

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