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2019年07月19日05:52

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プロパガンダ教育

中国人にとって「南京大虐殺」は、日本批判の象徴的存在だそうです。なぜ象徴的かというと、それは歴史問題ではなく、政治の問題で事実がどうだったのかは、議論する事は一切しません。ただ、子々孫々の代まで教科書で「南京大虐殺」を教え込まなくてはならないと決められているのです。

一例を挙げると、「中国青年報」では、中国人の日本のイメージを調査した結果を「日本」と聞いて連想されるものは「南京大虐殺」が83.9%、「日本人は残虐」が56.1%でした。中国の一般の青少年は、もともと日本人について知る機会は非常に少ないのです。

一種の白紙状態のところに徹底したマインド・コントロールをほどこしているというのが、現代の反日教育の実態なのです。この調査からプロパガンダの悲しい成果がわかったことでしょう。これでは、中国人と日本人が仲良くできるわけがないのです。

「虐殺」は中国人にとって、事実であり、絶対に否定してはいけないもので、殺害された人数についてはさまざまに言われています。過去、「100万人以上」とされていましたたが、これでは、揚げ足を取られかねないので、その後、中国共産党の党史部と文宣部は「30万人以上」であることを決定しました。

今日ではそれに対する異説は許されなくなっているのです。数字が確定したので、あとは「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館」など、歴史博物館の展示内容と宣伝技術をいかに強化するのが、残された課題なのです。党によって「虐殺」の史実が「決定」された以上、中国ではこれをめぐるさらなる論議は存在しないのです。

あるのは日本側から「虐殺」否定論がだされるたびに、「絶対謝罪もしなければ反省もしない」と日本民族の醜悪さを喧伝し、「虐殺」プロパガンダの好材料にするくらいのことなのです。

いまの中国にとって「南京大虐殺」は、中華民族の愛国心鼓吹と団結のため、絶対欠かせない聖域となるドグマ(教義)であるから、検証したり考察したりするべきものではないのです。

だから歴史の捏造部分が暴露されても、それを国民に知らせる事など絶対にしないし、あらゆるメディアの動員が可能な全体主義国家では、必ずしも「真実は勝つ」とはいかないのです。中国では「虚言が勝つ」ので、中国国民が真実を知らされる事はないのです。

日本政府は真実を語れず、日本国民が過去に反省し歴史を知らない子供は萎縮します。これでは、日本人と中国人の子供達は仲良く出来ないのです。歴史の真実を語らねば真の平和はやってこないのではないでしょうか。

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