落石岬

北海道の旅４日目、２２日の日記の続きです。

北方原生花園・納沙布岬・花咲の車石と回って、落石岬へ行きました。
午後には霧もはれるだろうと思っていましたが、結局はれず。
一日中霧という、なかなか珍しいパターンでした。
町から落石岬の入口近くまで、砂利道が舗装道になっていました。
工事中のようなので、入口まで舗装するのではないかと思います。


入口からしばらくは、チシマフウロがたくさん咲いていました。
無線局跡の建物のそばには、ほぼ枯れかけのサクラソウもありました。

この季節なので枯れかけは仕方ないか。
木道を歩きます。

ゴセンタチバナやツマトリソウが、林の湿地帯にたくさん咲いていました。

かなりの霧なので、景色幻想的です。
ワタスゲもまずまず咲いていました。


落石灯台へ。

そばの海岸も霧で景色はほとんど見れません。
まあ、この天気ですから仕方ない。

景色は望めないので、花探し。
そうじゃなくても花探し。

なんと、ネムロシオガマがいくつか咲いていました。
ネムロシオガマを見ることができるとは思わなかったので、ラッキーでした。


崖を少し降りてみると、まだみずみずしいスズランが咲いていました。
数もけっこうたくさんありました。
こんなにきれいなスズランが見れるとは、うれしいですね。
今頃見れるということは、それだけ気温が低いということなのでしょう。


ハクサンチドリもちらほら。
もちろん、他の花もいろいろ見れました。
岬の景色はさっぱりでしたが、花を見るという点では良かったです。

帰り道、エゾシカがたくさんいました。
まだ柔らかい角のオスシカが、何頭もいました。


この日もキタキツネにたくさん会いました。
昨今のキタキツネは疥癬病などもあり、増減を繰り返しているようです。
今年はあちこちで見かけます。
かなり増えているように感じました。


浜中町は、モンキー・パンチさんの出身地。

浜中駅にも、ルパン三世のキャラクターが。


夜は、この日も霧多布温泉ゆうゆに入ってきました。
今年から町営から指定管理者に委託となりました。
その条件に、食事施設を作ることがあったようです。
町の食堂が、どんどんなくなっている現状を省みてですかね。
ということで、食べてみました。
メニューは、カレーやラーメンなど一般的なものです。

豚丼（800円）をチョイス。
なかなか素晴らしい味でした。
今まで食べた豚丼で、失礼ながら最低の味でした。
期待は全くしていませんでしたが。
ここで食事をする事はあるかもしれませんが、豚丼を食べることはないでしょう。

温泉に入って、宿でのんびりしました。