ホイットニー・ヒューストン。ケビン・コスナーと共演した
「ボディガード」(1992)の伸びやかで強い歌声と表情が浮かぶ。
明るく華やかで、可愛くて、幸せそうな笑顔が印象的な歌手だった。
なのに彼女は2012年、48歳でホテルの浴槽で死亡している。
「ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜」
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=10258677&id=4642393
http://whitneymovie.jp
彼女を知る人々が語るドキュメンタリー。
母親シシーはバックコーラスのシンガーだった。
そして彼女は、ホイットニーを歌手になるべく育てる。
デビューから順風満帆のように見えるが、その中に虐待や嫉妬、
そして売れ始めると、ホイットニーの稼ぎに親戚までが頼る。
結婚して女児を得るが離婚。転がるように麻薬にのめり込む。
スターゆえの大変さ。それをコントロールするには、
自身が強靭な精神力を持つか、周りの支えがあるかなのだろう。
大変だったんだね、厳しい人生だったんだねと、
あの華やかな歌声の裏の悲しい人生に胸が痛む。
作品としては、ホイットニーの歌と舞台が、
もう少したくさん入っていると良かったのに。
ホイットニーが亡くなった時に16歳だった娘さんの
ボビー・クリスティーナ・ブラウンも、なんと22歳で、
薬物中毒で意識を失くして浴槽で溺れ、半年後に亡くなったという。
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