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函館競馬を観戦しに行った6月30日土曜日は、翌日が函館マラソン開催日ということもあり、手頃な函館の宿は全然取れなかった。
無理して1万円以上する宿を取るよりは、観光客が来ない青森のホテルは往復のフェリー代を掛けても安いから、とりあえず青森のホテルを予約して、函館で競馬観戦を終えたら場合によっては泊まるためにフェリーで青森を往復するつもりだった。
ただ、フェリーは片道1440円と安いのだが4時間掛かるため、翌日も午後のレースから観戦するなら早朝の便に乗らねばならず、スケジュール的には少々キツい。
かつて、函館からクルマで1時間ちょっとの上ノ国町湯ノ岱に「飲みに来たら宿泊無料」という居酒屋「長治」があった。
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湯ノ岱の山の幸で一杯やって泊まれるなんて素晴らしい店で、何度か通ううちになじみになった。
今は居酒屋は辞めてしまい、裏山でポニーの飼育・繁殖をしているが、それ以降も個人的に何度かお邪魔して泊まらせてもらうようになった。
去年、昭和56年式ジープJ36で訪問した際、敷地内の作業で使うのに興味を示し、廃車にするときには連絡すると約束していたが、その後車体の腐食が進みついに今年の車検を継続できなくなり廃車にすることにして、連絡したら「ぜひ譲って欲しい」とのことで、3月に仮ナンバーで湯ノ岱まで自走して譲渡した。
そのときも泊まらせてもらったが、函館競馬観戦のときにでもぜひ1度いらっしゃいと言ってくれていた。
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そこで、函館の宿が取れなかった今回、親父さんに連絡してみたら、これまで何度か同席している千歳のマイミクさんと一緒にいらっしゃいと歓迎してくれることになったので、青森のホテルをキャンセルして湯ノ岱に泊めてもらうことにした。
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函館競馬観戦を終えて湯ノ岱に泊まることにした6月30日土曜日、湯ノ岱に着いたら敷地を貸しているポニー仲間が翌日の競りに出すために軽トラに積み込み作業をしていた(写真2)。
積み込み作業が終わってお宅にお邪魔すると、すでにテーブルの上には食べ切れないくらいのご馳走が並べられており、ほどなく千歳のマイミク氏も到着し、ありがたくいただく。
順に写真を上げていくが、刺身はタラとサクラマスである。
冬の味覚だと思っていたが、こんな季節に刺身でタラが食べられるとはびっくりだが、新鮮で甘くて旨い。
詳しくは書けないが、サクラマスの刺身は絶品である。
そしてこれは親父さんが冬に恵山で撃ってきたエゾシカの刺身。
3月に数日前に撃ってきたものをいただいたが、これは猟期に捕獲・解体したのを冷凍保存していたものなのでそれよりは鮮度は落ちてはいるが、臭み消しに牛乳で洗うんだそうで、臭みもなくおいしい。
さらに生サクラマスの焼き物。
海で獲れたものと川に遡上してきたものとでは味わいが違うが、新鮮だから身離れもよく、塩も醤油もなしで十分旨い。
口直しにはワカメとキュウリの酢の物とキムチ。
さらにサクラマスの三平汁まで出てきた。
そして、お腹一杯になってからのつまみに山菜のギョウジャニンニク(アイヌネギ)の醤油漬。
とても2人では食べ切れず、申し訳ないが半分くらいは残してお開きに。
泊まるのは隣の居酒屋だったプレハブで、居酒屋時代の名残を発見。
いつも山の幸で一杯やって泊まらせてもらってお世話になっているが、毎度のことながら湯ノ岱は素晴らしいな。
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