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2018年01月11日17:52

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【映画】まさかの驚愕の展開『団地』

皆様、お今晩は。今、阪本順治監督の『団地』を鑑賞致しました。


大阪近郊にある、古ぼけた団地。昭和の面影を残すその一角で、山下ヒナ子(藤山直美姐さん)は、夫で元漢方薬局店主の清治(岸辺一徳さま)とひっそりと暮らしていた。半年ほど前に店を閉め、引っ越してきたばかり。腰は低いがどこか世を捨てた雰囲気に、住民たちは好奇心を隠せない。調子のいい自治会長の行徳(石橋蓮司さま)と、妻で“ゴミ監視役”の君子(大楠道代姐さん)。クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行さま)に、暇を持て余した奥さま連中。ときおり訪れる妙な立ち居振る舞いの青年・真城(斎藤工さま)だけが、山下夫妻の抱えた過去を知っていた。そんなある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が団地から消えても、淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの妄想は膨らむばかり。「もう殺されてると思う…」。一人がつい口にしてしまった言葉をきっかけに、団地を覆った不安は一気にあらぬ方向へと走りだして……。


いやはや、旦那さまがひょんなことから床下に潜ってしまう展開からヘンですが、更に輪を掛けてヘンなことになってしまう驚愕の展開。いや、まあ……良く制作の許可が出たなぁと観ている方が心配になってしまう程なんですが、それを可能にしているのが生活感溢れる団地の住人の方々の生態でして、東西南北に割り振られた団地妻たちは清治さんがバラバラ死体になって日々ゴミ捨て場に処理されていると言う今では洒落にならない噂になっておりますし、マスメディアをも巻き込んで自体は更にややっこしい事態になっている時に急転直下の「あれ」ですからねぇ。
良くもまあ藤山直美姐さんがこの役を引き受けたなぁと違った意味で感心したりしましたが、最後の最後は綺麗に人情噺で纏めたなぁと思ったのでありました。
またしてもネットフリックスさまの配信でこの作品に邂逅することが出来て感謝しきりでございます。

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