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2017年12月04日18:36

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ニューヨークで犯罪が激減した理由。

 ちょっと古い本ですが、「ヤバい経済学」東洋経済新報社を読みました。
実態経済の裏側を本音で見た本です。
その中で極めて意外だったのは、ニューヨークで犯罪が激減した理由。

 1973年に中絶が合法化されました。それによって、望まない子供を産まない選択ができるようになった。1980年には中絶が160万件。生まれた子供2.25人に1人が中絶された割合。
 この法律ができる前は、中絶が非合法だから、貧しい女性が中絶を受けることはほとんど無かった。避妊もあまりできずたくさんの望まない子供が生まれた。望まれない子供は、育児も放棄されがちだし、貧困率も極めて高い。
 そして、1973年以降に生まれた子供が青春を迎えるのが1990年代。そして、1990年頃から若者の犯罪が劇的に減った。

 個人的には、ジュリアーニ市長の善政と好景気で犯罪が減ったと思っていました。でも、先日、サンフランシスコに行った時は、昔の危険地帯を平気で歩けるようになっていました。アメリカ全土で犯罪が減っているのは不思議に感じていました。このような因果関係を見つけるのは難しいものです。

 今日の行動。
朝は、年に1回の眼科検診。左目の弱視がいくらか進行気味。
銀行の記帳とリフォーム費用の支払いでした。
明日予定の不動産購入契約は、寸前で流れました。負債の緊急返済のために年内にお金が必要とのことでしたが、さらに大規模な不良事業が判明して、動きが取れなくなったそうです。借入金で事業をやっていて、一つ失敗すると破産になる。事業は自己責任。厳しいものがあります。
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