櫻井哲夫　還暦バースデー　ソロライブ

昨日の夜は、ベースの櫻井哲夫さんのライブに行ってきました。
いつもの、京都RAGです。

今回もソロライブ、出演者は櫻井さん一人だけ。
そして、ついに櫻井さんも還暦を迎えられました。
なんと昨日が誕生日。
バースデー、それも還暦の記念すべき日のバースデー。
なんで、東京方面ではなく京都RAGなのとびっくりしました。
そら、もちろん行くに決まっていますよね。
入場順1番をゲットしました。

３本のベースを持ち替えて、オリジナル・カバーといろいろな曲を演奏してくれました。
ベースの音色がすごくよくて心地よいのです。
ベース１本なのですけれどね。
やっぱり、櫻井さんならではというか櫻井さんにしか出せない音ですよね。

特に圧巻だったのは、カシオペアのベーシスト時代のアルバムから各１曲。
全１３曲のカシオペア８０年代メドレーです。
今までは、カシオペアの曲はあえて避けていたそうですが、還暦を迎えるにあたって
原点でもあるので封印を解いたとのことです。
「Black Joke」から「HALLE」までの当時の代表曲のオンパレード。
僕のような、昔からのカシオペアファンには涙ものでした。
「ASAYAKE」はカシオペアならラストに持ってくるところですが、2曲目。
ちゃんと、アルバムの順番に並んでいるニクイ演出でした。
櫻井さんがカシオペアをやめてかなりの月日が経ちますし、今の方の方が長くも
なりました。
でも、やっぱり僕にはカシオペアのベースは櫻井さんなんですよね。
ものすごくうれしいメドレーでした。

今日だけということで、還暦を迎えてのお話もありました。
中学でベースを始めて、今に至るまでずっと新鮮な気持ちでやってきたそうです。
まだまだやりたいことがたくさんあるそうで、これからデビューのつもりでも
やっていくとか。
でも、基本的には還暦は単なる通過点という感じみたいでした。
今後どんな風に進化されていくのか、どんな音楽を聴けるのかすごく楽しみです。

中学生の時にカシオペアと出会って、カッコイイすごい演奏に圧倒されました。
すぐに大ファンになりました。
昔のアルバムを、今聞いても素晴らしいのですよね。
よく考えると、当時の機材など今のようによかったわけではないから凄いですよね。
ものすごい才能の方々だったということですね。
そういう時代に生まれたのは、すごくよかったと思います。
カシオペアと出会って、僕は音楽がこれほど好きになったのかもしれません。

昨日のライブ、最初から最後まですごく楽しませていただきました。
本当にありがとうございました。
還暦のバースデー、本当におめでとうございました。
その記念すべき日のライブに参加できたのをうれしく思います。
これからも、素晴らしい演奏を聴かせていただけるのを楽しみにしています。
今後も、たくさんライブに参加したいと思います。