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2017年09月20日01:48

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着々と進行する弱体化

今日本の少子化の未来図という本を読んでいるのだけど、
50年100年先のことはまあおいておいて、
2030年までに何が起きるかということが今も着々と進行している
それがこういった形で出てきている。

少子化は表立って見えないが、高齢化は目に見えてわかる。

高齢化の影に隠れて見えないのが、少子化の悪影響だ。

要するに老人の自立や面倒を見る人がだんだん減っているのだ。
減っているからキツイ。キツイから人が辞める
辞めたところで若者が急激に減っているのでなり手がいない。
就職氷河期を経験したものだから、
若者は条件さえ提示すればいくらでもいる、と思っている
40-50代の考えがある。

少子化の影響が見えないからそう思う。

しかし少子化でなく少労働、という影響がじわじわと2010年から実は
始まっている。
だからブラック企業やパワハラが増える。

少子化だから猫かわいがりされて、少子化だから教育も手を尽くされる
(80年代の一学年45人7クラスや10クラスというのとは手のかけ方が違う)
精神的耐性がせいぜいSNSいじめくらいしかない若者が
現実の不景気の中で急に実績を求められて耐えられるわけがない。

なので若者は少しでも条件のいい会社に偏る
夢憧れの職業を夢見て踏ん張る

本当に人手が必要な縁の下の力持ち
舞台の裏方

そんな仕事できるか、と思う。

だから高齢者がやっている。

彼らも2011年以降急激に死んでいる。
これは表立って出てこない。

生き残りだけが生ける屍のように目立ちだした。
病院のベッドにあふれかえり、ごみ屋敷の奥に住まい、
あらゆる地方やマンションの一室にいる。
幸運にも介護されいる場合でも、介護する子供がもう介護されても
おかしくない年齢になりかけている。
その下で支える子は、いない。
いたとしてもニートだ。

誰が面倒見るの?>今ここである。

地方では動ける老人が動けない老人をなんとか助け合って生きている。
しかしそれもお金のある自治体だけで、お金のない自治体はいつ
社会保障費の不足で破たんしてもおかしくない。

私は常々言いう
故郷や田舎に帰って町おこしをしたい
田舎に住まって自給自足の暮らしをしたい
ゆくゆくは地元でのんびり老後を過ごしたい

もし本気で考えるなら、人口が今のその土地の30%になっても
インフラが生きている場所を最低限選択しなさいと。
もし働くのであれば30%まで人口が減ってもやっていける
ベッドタウンのような田舎に行きなさいと。

それでも都市圏から離れた地方は”ものすごいストロー効果”で
人口蒸発のようになるだろう。

おそらく政府は何もしない。

だから欧州のように外国からジプシーのような流れ者がやってきて
勝手に住み始める。
(多く大陸からの流れ者か、有事の際にいち早く逃げてくる難民だろう)

こうなってもおそらく政府は何もしない。できない。

そのころになると子供は少子化どころか皆無化しており、
若者が少労働者になっている。

だから警察官、消防士、自衛隊、この辺の現場の下級の人たちが
既にいない。(みんなカッコイイホワイトカラーばかりにさらに偏る)
だから取り締まりたくても取り締まれない。

今繁華街で起きているプチぼったくりやぼったくりバーの跋扈も同じで
どんどん取り締まれなくなっている。

逆にサイバー警察は大きく進歩するだろうから、サイバー犯罪は減る。

実務労働が足りなくてローラーができないと、
ジプシーの占拠が始まる。

老人が消え去る前に介護労働が破たんする。

そして孤独死が普通に見られるようになる。

国は何もできない。

我々にできるのは、未来を想像して、それに備えるだけ。

想像できないと、この波にのまれて苦労する。

もう昔のように田舎でリタイア、のようにははいかない。
別荘?さていつジプシーに乗っ取られるか。

とにかく老人とか赤ちゃん以上に
トンデモナイ勢いで、今若者の労働人口が減っている

子供を作って家族の責任を持ちたいと思う若者人口
まじめに縁の下の力持ちをしようと自分をわかっている若者人口

この上澄みはもっと急激に減っている。

繰り返していうが、政府は何もしない。できない。
少子高齢化を食い止める、とか具体性のない言葉を繰り返すだけで
何の方策もない。
あるわけがないからあるほうがおかしい。

官僚もせいぜい徴税率を維持することしかできない。
人がものすごい勢いで減っていくのだから
今の好景気が終わるとき、かなりの税収悪化が起こるはずだ。
いくら消費税を上げても追いつかないレベルで落ちるだろう。
健康保険、年金、源泉徴収税と住民税がそれぐらい減る。

イメージするに最悪の状況であるに越したことはないだろう。

この金融緩和バブルが東京オリンピック前に終わることはもうみんな
うすうすわかっているのだから。



■急増する「ごみ出し困難世帯」 5万世帯が支援受ける
(朝日新聞デジタル - 09月19日 05:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4771920
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