貪欲なフェデラー

フェデラーが次週へ進んだ。

　数年前のウィンブルドンで、名前を思い出せないが、アメリカ人選手との決勝、フェデラーのテニスは、負けないテニス。言い換えると、「勝つためには負けないように」という僕にとっては、とても受動的なテニスに見えた。それでも勝てるのだからもちろんちゃんピンオンとして強いのだろうけど、見ていてとてもつまらなかった。それ以降、数年、フェデラーの試合を見ることはなかった。

　が、今年のウィンブルドン、フェデラーの「勝ちたい」という意欲がほとばしるように感じられて、とても見応えがある。

　朝日新聞で書かれているように、昨日、錦織選手からは、試合中、集中力を感じなかった。トップ１０に入れる実力でも、４大大会で優勝できないまま終わってしまう選手の方が多い。彼には一度は優勝してほしいが、昨日の試合ぶりからは、無理だと感じる。