鉄道ふれあいフェア〜邂逅編

この前の土曜日は、埼玉の大宮にあるＪＲ東日本と貨物の車両センターをメイン会場とした、鉄道ふれあいフェアに行ってきた
普段電車や機関車の整備・点検をしている工場を一般に無料公開してくれるという、鉄道ファンにはたまらないイベントなのだ

私も、楽しみにしながら最寄りの大宮駅までやって来た

駅からは、会場へと続くひとの流れが出来ていた

これなら迷うこともないし安心だ

工場の壁に沿って進むと、やがて入口が見えてきた

次々と、鉄道ファン達が吸い込まれるように入っていく
開場後30分も経っていない時点で訪れたわけだが、すでに会場内はたくさんの人で賑わっていた

入ってすぐに目を引くのは、関東・東北エリア各県の観光案内ブース
ゆるキャラたちも出迎えてくれる。


せっかくなので、後でじっくり見ることにしよう

その先にあったのが、かつて活躍していた電気機関車の運転台部分のみを残したカットモデル。

往年は、碓氷峠などで活躍したわけで、私も昔お世話になったかも知れない

いかにも鉄道工場らしく、新幹線の高架下ではこんな光景も…

電車・機関車の車輪がこれだけずらりと並んでいるのは、なかなか見る機会がない

さらに奥へ進むと、今回のフェアのために展示したハイブリッドカーが姿を表す

烏山線などで活躍する、蓄電池によって架線の無い区間でも走れる「電車」だ
リアルに運行されているので、いつか実際に乗ってみたいと思う

続いて、今年のフェアの目玉である、東武線直通特急車両である253系の姿を捉える

かつては成田エクスプレスとして走っていた車両である
試乗会が開催されているので、午後に乗ってみたいと思う

さらに奥へ行くと、次は機関車３両の展示である

電気機関車のEF65の500番台と1500番台、それにディーゼル機関車のDD51が揃い踏みである
ヘッドマークが時間帯によって変わるらしいので、改めて訪れたいと思う

お次は鉄道工場の中だ。
天井の高い、開放的な空間が広がる

その広い敷地を活かし、中では各種イベントが開催されていた
子ども達にはプラレール。

そして大人には鉄道グッズや部品などの即売会

どちらもファンを夢中にさせる企画であり、さすがは鉄道マンによる企画だな〜と思った次第

再び外へ出ると、目についたのはトラバーサだ
工場内には平行に走る線路がいくつもあるわけだが、その線路間で車両を平行移動させるための装置だ

今回はイベントとして、車両の代わりに人を乗せて動かしていた
　
すでに順番待ちの長い行列ができており、しかも以前乗ったことがあるので私は見送り

代わりに、別棟にあった整備中の車両を見て回ったのだった
　
　

これだけでもかなり鉄分が補給できたわけだが、大宮の車両センターはまだまだ広く、奥が深い。
見て回るためのエネルギーを補給しなければというわけで、これまた一般に特別公開された社員用食堂へ足を運んだ

食堂はかなり広い


ここでは、限定メニューである神田のエチオピアチキンカレーを注文する


長い行列待ちの末に手に入れたのがこちら


カレーと一緒に、寝台特急北斗星のピンバッジがプレゼントされた

こういうのがちょっと嬉しい

それではさっそく、頂きま〜す

口に運んでみると、かなりの辛みと刺激が襲ってくる
しかし、それがかえってさらなる食欲を誘うのだからたまらない
というわけで、あっという間に完食したことは言うまでもない

さあ、お腹を充たしたら、さっそくフェア見学再開だ
意気揚々と、再び開場へと足早に戻っていった私であった

-つづく-