厳冬期らしくない神威岬

神威岬にアザラシやオオワシの観察に出かけてきました。昨日は波もほとんどなく、風も1ｍ、雪もパラパラ程度で、絶好の観察日和。
駐車場まで無事にたどり着くと、一台の車が寄ってきて一言。
「観光の人？」
「はい」
「もう閉めるからはよ帰ってね」
は〜、意味不明というか、ぐったりしてしまいました。
時刻は11時。これから天候が崩れるわけでもなく、告知しているとおり10時から16時までは門を開けてんとあきません。

ただ管理する方が早く帰りたいからと、11時半に国道にある取り付け道路の門を閉めて入れなくするのは本末転倒もええとこです。帰るときには私が瞬間的に締め出しをくらいました。
その後岬から神恵内のリフレッシュプラザ998で湯浴みに。
露天で珊内在住のおじいさんとお話で盛り上がった後、2時頃に神威岬を通りかかると、門の前でUターンするれナンバーの車が。
「遠方からお越しですのに、ほんま申し訳ないことです」と口の中で謝っておきました。

積丹町のポスピタリティや柔軟性のなさには毎度ぐったりしてしまいますが、冬の神威岬はその典型かもしれません。
風もほとんどないのに、「強風で通行止め」の看板はこれいかに。
管理人が観光客を見つければ、
「遠路はるばる厳冬期にお越し下さりありがとうございます。トイレも店もしまっていますが、ゆっくり楽しんでいってください」とせめて言わんとね。
いっそ立入禁止にして、春まで冬眠するほうがよっぽど親切ですな。