これも知恩寺メモ。
キクオさんは初日で殆ど終ってしまったようでしたが、三日目に訪れた時に残っていた杉山平一さんの詩集を頂戴しました。200円。
『青をめざして』杉山平一(二○○四年九月七日編集工房ノア)、ノアの本にはめずらしい布装、杉山さんの本は特別だったのかな。
謹呈箋が挟まっていましたし、
カバーに落書き?があったりして、多田道太郎さんの旧蔵書であることは間違いないでしょう。何ヶ所か頁が折られてはおりましたが詩に線が引かれていないのが救いであります。折り曲げてあった頁の詩を一つ。
「お辞儀」
電車の窓ごしに、一つの村落にむかって、深くお辞
儀している人がいた。
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