最後は小清水原生花園

最終日の続きです。

ウトロトンネルを抜けるとカーラジオ、オン。
知床ではラジオもかけず、スピードもゆっくりで走っています。
なにと出会えるかわかりませんからね。
ウトロトンネルがひとつの区切りです。

そのまま、斜里へ向かいました。
斜里の神田書店で、｢モーリー｣のバックナンバーを２冊購入。
北海道の自然の本だから、大阪では売ってません。
大阪の本屋で注文したりネットで買うことはできるけれど、やっぱり現地でそれもできれば田舎の本屋さんで買いたいと思っています。
帰って読むのが楽しみです。

斜里から走って、浜小清水を過ぎると濤沸湖沿いを走ります。
濤沸湖沿いに入ってすぐの湿地帯で、なんと丹頂鶴のつがいを発見。
丹頂鶴自体は、釧路地方･根室地方･十勝地方で何度も見ています。
しかし、この濤沸湖ではずいぶん前からいることは知っていましたがまだ見たことはありませんでした。
ずっと小清水の丹頂鶴を見たいと思っていたので、発見した時は嬉しかったです。
しばらく観察しました。

そして、この旅２回目の小清水原生花園へ。
前回、立ち入り禁止で入れなかった濤沸湖側に新しくできた木道がありました。
新聞記事で１０日から入れることを知りました。
ということで、まずはその木道を歩いてみました。
木道を作る時に作業するためなのでしょう。
木道の回りは草が刈り取られて、花は少し離れたところに咲いていました。
なんじゃいなという感じですが、出来たばかりだから仕方ないか。
来年以降、どうなっているか楽しみです。

そして、もとからある原生花園を歩きます。
こないだは雨で難儀しましたが、今日はゆっくり見れました。
エゾカワラナデシコなどは、雨では構造上しょぼんとした感じですが、今日はきれいです。
エゾフウロやウンランなど秋の花を楽しみました。
９月の原生花園も、いろいろな花が咲いていてすごく面白いです。
昔は知りもしなかったので行きませんでしたが、もったいなかったなあ。
観光は、これで終了。
女満別空港に向かいました。

女満別空港でみやげを買って、17:30発のANAの飛行機に乗り込みました。
すぐ雲の上になり、夜のフライトなのでのんびり。
関西空港へは、１０分ほど遅れて到着。
今は南海の急行で、難波に向かっています。

この旅もあとわずか。
難波から地下鉄で南方、阪急で南茨木、自宅に帰るだけ。
あっという間の７日間でしたが、少しですがじっくり知床を歩けたし楽しい旅でした。

次回の旅は来月の１０月。
今年最後の北海道へ行く予定でいます。