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2016年08月31日23:32

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【第41期 囲碁 名人戦七番勝負第1局】

■高尾挑戦者が黒番中押し勝ち 囲碁名人戦七番勝負第1局
(朝日新聞デジタル - 08月31日 19:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4170274

囲碁の井山裕太7冠(27)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=に高尾紳路九段(39)が挑む第41期名人戦7番勝負第1局が30日から東京都文京区で打たれ、31日、黒番の高尾が217手で中押し勝ちした。
第2局は9月14、15日に愛知県田原市で行われる。

● 今期の見所など ○
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/411_4.html

先ずは、井山名人から。
ここ迄の七大タイトル獲得数の内訳は、棋聖4期、名人5期、本因坊5期、十段3期、天元4期、王座3期、碁聖5期の合計29期。
七冠を達成してから2棋戦を戦い、無難に防衛を果して七冠を維持して本棋戦を迎えた。
この2棋戦は共に名誉称号の獲得が懸かっていて七冠達成直後とは言ってもモチベーションを維持できるネタが存在した。
名誉称号の獲得は5期連続か通算10期の二つが在るが、後者の規定でクリアしている実例は趙治勲二十五世本因坊と加藤正夫名誉王座の二つしか無く5期連続での獲得が殆ど。
従って、井山名人もこの事は十分に把握している筈で出来るだけ前者の規定で速やかに獲得・拡大を果して行きたい。
七冠達成後3棋戦目の防衛戦である本棋戦は、未だ名誉称号の獲得がリーチ状態ではない。
従って、本因坊戦と碁聖戦とでは、若干状況は異なる。
しかしながら、序列上位の大きなタイトルなので、大三冠の堅持という重要な課題も懸かっているので、何とかクリアして行きたいところ。
今期は、4期連続通算6期目の名人位を目指す戦いである。

続いて、高尾九段。
ここ迄の7大タイトルの獲得は、名人1期、本因坊3期、十段2期、天元1期の合計7期。
今年に入ってからも好調を持続させ、本因坊戦のリーグを制して挑戦手合の出場を果たした。
しかしながら、獲得並びに無冠返上は果たせず敗退したが、再び名人戦で挑戦手合の出場権を獲得した。
四天王と呼ばれている内の一人でトップ維持している強豪だが、昨年は、このメンバーの一人である山下九段が何度も井山名人との挑戦手合を展開したが、今年は山下九段から高尾九段へバトンを渡されている様な状況で正に絶好調といえる感じである。
この後に予定されている王座戦でも未だ可能性を残している。
直近の本因坊戦のスコア経緯から現在対井山タイトル戦が4連敗中なので、先ずは連敗を止めて、流れを変えて行きたいところ。
今期は10期ぶり通算2期目の名人位を目指すと共に本因坊戦のリベンジを果したい。
無冠の返上を成し遂げて、七大タイトル獲得総数通算10期へ向けて足掛かりを掴みたいところだ。

こんな感じの重量級同士のカードとなった今期初戦は、高尾九段が取って、シリーズがスタートした。

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