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2016年06月19日11:06

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「マヤ文明とアンデス文明の最新調査〜過去から現代まで〜」

昨日は、午後1時半から、田町のキャンパス・イノベーションセンター東京において開催された、文部科学省研究費新学術領域研究「古代アメリカの比較文明論」プロジェクトによる公開講座「マヤ文明とアンデス文明の最新調査〜過去から現代まで〜」へ、行った。
前半の考古学からのアプローチでは、茨城大の青山和夫さんの総論に続き、
塚本憲一郎(青山学院大)「広場から解き明かす古代マヤ文明」
瀧上舞(山形大)「同位体分析を用いたナスカ地域の古食性推定」
那須浩郎(総合研究大学院大)「マヤ文明の盛衰と環境変動」
北場育子(立命館大)「熱帯の気候は湖に足跡を残す〜グアテマラのフィールドから〜」
の4つの発表が、また、文化人類学からのアプローチとして、国立民族学博物館の鈴木紀さんの総論に続き、
工藤由美(国立民族学博物館)「チリにおける先住民文化の資源化〜マプーチェの文化復興運動から〜」
武田和久(明治大)「ミッション文化と先住民文化が『集合的記憶になるとき〜サン・ハビエル(アルゼンチンサンタ・フェ州)で体験したこと〜』
の2つの発表が行われ、その後、主に、会場からの質問に答える形で、パネル・ディスカッションが行われた。
考古学、文化人類学ともに、細分化した個々の研究を、どうつなげていくのか、そのいわば土台づくりの作業。

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