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2015年10月05日14:50

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ランタン村支援のお願い(ネパール地震)

以前にワシの日記にて紹介させていただいた、ネパール地震(2015年4月25日)によるランタン村の被害に対する支援のお願い。

ゾモ普及協会。
https://dzomo.org/

被災したランタン村の人たちにゾモをプレゼントして生活を成り立つように支援しよう。
と言う趣旨なので、この可愛い「ゾモ」Tシャツを買ってください。
私も買いましたが、結構品質の良いものでした。色合いのセンスも良いし。

販売価格2,000円のうち、1,000円がゾモファンドへの支援に充てられます。サイトでの注文時にご記入いただいたメールアドレスへ金額と振込先をお伝えしますので、それから代金をお振り込みください。入金確認後約1週間でお届けします。


…と言われても何だかさっぱり分からないよね。(-"-)
ゾモ普及協会(ゾモファンド)はゾモを被災したランタン村へ贈るための基金です。
ゾモ(mdzo mo)と言うのはチベット語で、ネパール高地で飼われている家畜です。

「ゾモ」は「ゾ」のメスです。
そんで「ゾ」は「ヤク」と「牛」との交雑種です。
交雑種にありがちなコトとして、オスには生殖能力が無い。

「ゾ」は「ヤク」より小さく、牛より大きい。「ヤク」より従順で、メスはよく乳を出し、肉が美味い。また「ヤク」は長毛ですが、それよりは若干毛が短い。ちなみに「ヤク」のメスは「ディー」
しかし、交雑種をわざわざ苦労して作るのは、「ヤク」が4000メートル級の土地に適応しているのに対し、「ゾ」がランタン村などのある3000メートル級高地に適応しているためです。このくらいの標高になると、牛は生きてゆくことが難しく、繁殖もできません。
鶏とか、豚とかも同様と聞きました。ヒツジは何とかやっている。

そういうワケで、「ゾモ」はネパール高地の人々にとって、とても優れた家畜なのです。
乳をしぼりバターやチーズを作り、肉や革などが利用でき、毛も織物として使われます。また力も強いので使役にも使えます。

「ヤク」は高地の牛で家畜としても飼われていますが、野生種もあります。野生のは「ドン」だったか…家畜に関する語彙が豊富なのはもともと遊牧民族のためですね…
標高3000メートルでは、日本では森林限界を超えていて植物がほとんど育たないほどです。
ネパールでも農耕は行われていますが、長い歴史の中で苦労を積み上げて来たとは言え、そんなに育つモノでは無いようです。

それゆえ、家畜が…特に「ゾモ」が、余計に重要になってくるのです。

そういうワケで、皆さんよろしくお願いいたします。
この団体は以下のシンポジウムに参加した科学者たちにも支持されています。
信用できる組織です。私も保証します。

写真は、私の買った「サンドのL」です。パッケージ、開いたトコロ、着たトコロ。

いきさつについては、7月19日の日記:ネパール地震、ランタン村の被災状況
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944257426&owner_id=1673188

また、科学的アプローチとしての「ネパール地震と雪氷災害〜現状把握と復興に向けて〜」
のシンポジウムの動画。
https://www.youtube.com/channel/UCHvnqQZlC9e_UImISWjeVYw

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