昨日の日記で寂聴さんは85歳のときから携帯にはまってしまったと述べましたが、そうした寂聴さんにたまらないくらいの人間的な魅力を感じてなりません。
寂聴さんの言葉や最近の動静をネットで調べました。
http://saisin-news.com/setoutijakutyou-kako-hurin/
住職を引退した瀬戸内寂聴さんは、各地での講演会などを通じて、悩める人々に救いの手を差し伸べています。特に犯罪者の方とも積極的に交流し、本人たちの相談に耳を傾けていたといいます。
中でも有名なのが麻薬の常習犯であった、萩原健一さんとは積極的に交流をはかり、萩原さんの更生に力を注いでいたといいます。
また複数の死刑囚とも文通などで交流をはかり、いかに死刑囚といえども人権があることを、身を持って世間に知らせてくれました。
今までのイメージからすると、壮絶な過去を経験してきた瀬戸内寂聴さんのありがたい名言集を紹介します。見ているだけで心が洗われますよ。
瀬戸内寂聴の名言集
★相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。
★どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では
『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです。
★あなたは苦しんだ分だけ、愛の深い人に育っているのですよ。
★お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげて下さい。
★あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。
★大抵の人間は自分本位です。特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。思い当たることはありませんか。
★人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗(きれい)になりますよ。やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。
★心を込めて看病してきた人を亡くし、もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔んでも、亡くなった方は喜びません。メソメソしているあなたを見てハラハラしていることでしょう。早く元気を取り戻して下さい。
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